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【ネタバレ】突然の明日▼第5話 父は必要ではない

TBS 1980年2月15日

 

あらすじ

久々に会社へ出勤した圭太郎は、上司の政臣(有川博)からは頭取付の秘書室勤務を命じられる。

TOMORROW'S AFFAIR

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2025.9.18 BS-TBS録画。同日放送の金八先生は第17回「十五歳の母出産その一」。

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父が阿南幾太郎であったという事実の前に、圭太郎の勝ち得た男の誇りは崩れ去ろうとしている。

 

阿南「お前にはその分別もつかんのか!」

圭太郎「あなたは卑怯者だ」

 

兄の残した借金を圭太郎が肩代わりしたことを知った陽子は、ある決意を胸に圭太郎を訪れた。

 

脚本:山田信夫

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音楽:安藤正容

 演奏:ザ・スクエア

阿木慎太郎作「されど愛の日々に」より

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制作:大山勝美

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相馬圭太郎:三浦友和

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牛場和子:池上季実子

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山崎陽子:古手川祐子

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阿南政臣:有川博

大倉庄助:矢崎滋

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田丸修:矢野宣

遠藤由紀江:八木昌子

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国立銀行三田村総裁:中村伸郎

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近所の奥さん:賀原夏子

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遠藤一郎(兄):小池栄

頭取秘書 佐原:長沢大

総裁秘書:佐々木敏

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青木広子:皆川妙子

頭取運転手伊藤:三川雄三

由紀江の娘:亀山美樹

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協力:テアトル・ドウ・ポッシュ

衣裳協力:銀座ふそう

     ローレル紳士服

     東京ますいわ屋

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相馬光子:加藤治子

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阿南幾太郎:二谷英明

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プロデューサー:鈴木淳

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演出:井下靖央

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製作著作:TBS

 

隣の奥さん、今回も出る。やった!

 

陽子「300万円で私を買ってください。兄もきっと喜ぶと思います」

圭太郎「どういうことですか?」

陽子「今からホテルに連れてってください」

 

あなたに恩は受けたくない、頼まれもしないのになぜ借金を払ったんですか? 300万円払ったら人を殺してもいいって言うんですか?と陽子は圭太郎を責めた。恨みと金は無関係、気になるなら少しずつ返してくれればいいと圭太郎が言うが、一日でも恩を受けたくないと陽子は泣いた。

 

とにかく家の中で話そうと陽子をマンションに連れてきた圭太郎。そこに光子が帰ってきた。陽子は帰り際、アパートで待ってますと言い残して圭太郎のマンションを出た。

 

アパート

陽子は竜治の遺影にどんなことがあってもお兄ちゃんを殺した奴を一生苦しめてやるわと誓う。

 

夜中、ブランデーを水で薄めて飲んでいた圭太郎にあしたから出勤でしょ?と話しかける光子。誰から聞いたんだ?と圭太郎に問い詰められても答えなかった。光子と阿南は話が筒抜け。光子は圭太郎が母を妾と言っていたことにショックを受けていた。圭太郎は父親が阿南銀行の頭取だから、すごく偉いんだから、感謝しろってことかと責めると光子にビンタされた。

 

光子は泣き出し、いつ話せばよかったの?と聞く。そのことばかり考えて怯え続けてきた。責めてるわけじゃないと圭太郎は言うけどねえ。

 

政臣に会議室に呼ばれた圭太郎は秘書室勤務になったこと、佐原に替わり頭取付きになったことを知らされた。このことは牛場副頭取の意向で決まった。

 

引継ぎの前に9時半からの役員会議の準備をするよう命じられた圭太郎。

 

頭取室に呼ばれた政臣は南青山支店の支店長と次長の初七日に行くよう頭取に言われた。

 

会議室で役員会議の準備をしていた圭太郎の所に頭取付きの秘書、佐原が来た。さすが東大出のエリートは違うよ、とチクリ。やることなすこと嫌みを言う。

 

頭取室

阿南に挨拶する圭太郎。

 

今日のスケジュール

~10:30 役員会議

11:00より30分間 国立銀行総裁室で総裁に会う

12:00~13:00 商工会議所で昼食を兼ねた定例役員会議

14:00~ 銀行協会と日経連の緊急理事会

 

圭太郎は昼休みに支店長と次長の法要に参加したいと阿南にいうと、室長(政臣)が行くから一緒に行くように言った。

 

光子の店に和子が来た。光子は店があって忙しいので和子や京子が式場選びをする。和子はボーイフレンドから母一人子一人で育った息子は100%マザーコンプレックスだと言われたと話した。

 

光子あてにサラリーマン金融ドリーム社から電話。電話の主は大倉で300万の借金のことを知らせた。返済が遅れますと…って、あれって返したんじゃないの!? 店長の田丸が一緒にいて、「これで母親がどう出るかだ」とほくそ笑む。

 

300万を借金したのは陽子の兄・竜治。肩代わりして300万が帳消しになったんじゃなく、圭太郎に300万の借金ができたってこと? 手持ちの金で払ったのだと思ってた。

 

阿南は国立銀行へ。後部座席に阿南、助手席に圭太郎。

 

総裁室

三田村総裁と会う阿南。ここは圭太郎はいないんだね。

 

三田村総裁は中村伸郎さん。小津映画の常連。

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1950~60年代の映画でしか見てなかったから、こんなおじいさんになってる!という驚きがあった。

 

房子のことは、うまくやってくれんかねという話から選挙の話へ。書類を持って総裁室に入った圭太郎を阿南が三田村に紹介した。三田村は房子をカッカさせないでおくれよと笑う。

 

次長の初七日の法要に行った政臣と圭太郎。次長の子供はまだ幼い女の子。若かったんだね、次長。政臣が次長の妻の由紀江にお悔やみを言っても由紀江は、ぼんやりし、兄にせっつかれて、ようやく頭を下げた。由紀江の兄は政臣を呼び出し、由紀江は事件以来、神経が参っており、初七日が過ぎたら入院させようと思っていたと話した。

 

由紀江役の八木昌子さんは「阿修羅のごとく」の父の愛人?友子で兄の小池栄さんは「おやじ太鼓」の堀部長! 「俺物語!!」が遺作。

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次に由紀江にお悔やみを言いに行った圭太郎が名乗ると、「あなただったのね、あいつを殺してくれたのは」と急に取り乱し、連れ出されていった。

 

アパート

陽子は近所の奥さんに事情を話した。女は自分の体を粗末に扱っていいことなんてひとつもないと諭し、二度とそんなことしませんとお兄ちゃんに誓えと言う。陽子が拒絶すると、あんたのお兄ちゃん3人も人殺してんだよ、その人たちにも家族がいるんだよ、支店長、次長、おまわりさんの家族だってどんなにつらいか…と話すと、陽子は「おばさん、もうやめて!」と泣き出した。

 

「その人たち、何悪い事した? 悪い事したのは兄ちゃんの方じゃないか」

 

だよねえ。キツイ事言ってごめんねというが、その銀行の人だって辛い思いしてんだよと圭太郎の立場も慮った。近所の奥さん! いい人だ。役名付けてあげてよ。

 

頭取室に戻った阿南と圭太郎。

 

17時よりイースタンバンクのミスター・ハリス来店

 

出ていこうとした圭太郎に掛けるように言う阿南は実の息子として認知したいという。圭太郎は27年間、女手一つで育ててくれた母についてどう思うか聞いた。生まれてすぐではなく今になって認知するのはなぜなのか。

 

時機が来れば認知すると光子と話していたという阿南に牛場和子との婚約が決まったせいだと指摘した圭太郎だったが、その場で初めて牛場家の人たちも圭太郎の父が阿南であることを知っていると知らされた。

 

知らなかったのは私だけ、とショックを受ける圭太郎。私は父親を必要としませんと認知に同意しないと返事した。認知する代わりに母を正式に妻として迎えてやってくださいと阿南に詰め寄る。

 

相馬家のマンション

和子が結婚式場のパンフレットを圭太郎に見せて説明していた。圭太郎と和子が出会ったのは本店の新春パーティー。2年前の1月16日。圭太郎は俺のことを知っていたか聞くが、和子は知らなかったという。次に和子から映画に誘った時には父に聞いて知っていた。母子家庭のせがれなら誘わなかった、好きにならなかったと答えた。

 

阿南が必ず認知させると和子の両親に言っているが、圭太郎は相馬圭太郎のままならどうする? 認知の同意を断ったと伝えた。話し合いたいと言っても、和子は聞きたくないと拒否。

 

光子が帰ってきて、圭太郎が300万の借金をしたことを問い詰めた。

 

圭太郎は光子にも認知の話を断ったことを話した。母さんを正妻として迎えないかぎり、認知に同意しない。認知を歓迎しているのは阿南と光子だけ。認知のことは関係なく結婚するかどうかの答えを出したいという圭太郎。

 

そこに由紀江がいなくなったと由紀江の兄から圭太郎に電話があった。

 

陽子が花束を買ってアパートから帰ってくると、近所の奥さんは入れ違いに出かけて行き、部屋の前に人がいると教えてくれた。部屋の前まで行くと、喪服のままの由紀江が待ち伏せていた。「人殺し、主人を返して!」と首を絞められた。

 

圭太郎が助けに入り、パトカーが来て、由紀江を連れていった。近所の人が集まり、ヒソヒソ。圭太郎と和子を部屋に招き入れた陽子。圭太郎は竜治にお焼香した。「あのことは聞かなかったことにします」という圭太郎だが、陽子は和子に相馬さんにお金を借りたが、借金を返す当てがないと話した。この体を300万円で買ってほしいんですと泣く。(つづく)

 

近所の奥さんが正論を言ってくれてスッキリ。賀原夏子さんは、その後の「國語元年」では、もっとガラガラ声になってた。

 

陽子は圭太郎に逆恨みすることないよね。和子との結婚はどうなることやら。