TBS 1973年8月30日
あらすじ
愛(水前寺清子)は未絵の両親(下條正己・野村昭子)に未絵の山形行きの心境を聞いてもらったが、なかなか上手く話せなかった。そんなところへ未絵を送って帰って来た元気(石坂浩二)が、未絵の両親を言い含める様に説得した。愛は、そんな元気にすっかり感心してしまった。一方、結婚を急ぐ明子(井上順)と玉子(波乃久里子)は大安の日の結婚式場を見つけて予約した。それは一週間後という急なものだった。
2025.8.14 BS12録画
動揺して麦茶を注ぐ手が震える歌。
愛が「友達よ」を歌い始めると、歌は健二に何で電話したのか問い詰める。
作:平岩弓枝
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音楽:平井哲三郎
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主題歌(クラウンレコード)
ありがとう
作詞:大矢弘子
作曲:叶弦大
編曲:小杉仁三
唄:水前寺清子
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協力:東京魚商業協同組合
築地東京青果物商業協同組合
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志村愛(あい):水前寺清子
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志村歌(うた):山岡久乃
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山口三都:小鹿ミキ
熊取唯一(ただいち):岡本信人
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寺川元気(もとき):石坂浩二
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寺川明子(あきじ):井上順
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寺川百子(ももこ):葦原邦子
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熊取乙美(おとみ):園佳也子
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滝本新太郎:長谷川哲夫
熊取七之輔:松下達夫
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中央(なかお)玉之輔:佐野浅夫
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中央方子(まさこ):奈良岡朋子
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中央玉子:波乃久里子
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中央素子(もとこ):沢田雅美
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新堀立夫:下條正巳
新堀和泉:野村昭子
柴田保:森本健介
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木下三三九(さんさく):児玉清
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木下行司(ぎょうじ):新克利
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木下桔梗(ききょう):佐良直美
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プロデューサー:石井ふく子
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演出:川俣公明
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制作:テレパック
TBS
志村家
無言の歌と愛。突然、愛が約束があるとして出かけようとし、素子が迎えに来た。それにしても”ラブちゃん”ってあだ名、何かやだ。元気が未絵を送りに行き、明子と玉子も上野に見送りに行った。
愛、素子、唯一が新堀家に向かう。しかし、三三九にいなかった愛がいつの間にか”友情のために”と言ってるのが???
新堀家
帰りの遅い未絵を心配する立夫と和泉。
三三九
母がお世話になったとお礼を言いに来た滝本新太郎。桔梗は道を教えただけというが、滝本は母が「女らしい、天使のよう」だと言っていたというので、照れた。
道案内した滝本加乃さんの息子さんね。
新堀家
愛、素子、唯一が未絵が山形へ向かった事情を話し、きょうだいは結婚するまで一緒に暮らすものだという。自分の立場ってものがあるという和泉。元気が戻ってきて、未絵を送りに行ったことを話し、責任を持つから許してほしいという。
元気と愛が帰ってくると、乙美に唯一のことを聞かれた。愛は元気がしっかりしている、男だねと見直す。家に入ろうとした愛だったが、歌に締め出されてしまったので、元気が歌を呼び出して、戸を開けさせた。元気もまた母に締め出しを食って、帰ってきた明子と共に2階にいた百子からバケツの水をかけられた。
志村家
怒って先に寝てしまった歌に事情を放そうとしたが、歌は聞く耳を持たない。
朝から土砂降りの雨。愛が仕入れに出かけるために外に出ると、元気に声を掛けられて、一緒に仕入れに出かけた。
八百一
明子は朝から電話。
中央家
掃除機をかける方子。新聞を読んでいた玉之輔がよける。明子が玉子に呼ばれて家に来て、すぐ2階へ。
玉之輔はお茶いれてくれよと頼むが、方子、玉子、素子に断られ、結局、方子がお茶をいれてくれた。娘なんて当てにならないという方子。
三三九
桔梗は滝本からプレゼントされたシャツを着ていた。
今日は台風上陸。休みにしようという桔梗だったが、三三九は他の店が休むときに開けるものだと張り切る。
熊取酒店
乙美と唯一がゆうべの行動について言い争いになる。中ちゃんが休みなので、唯一が御用聞きに回る。店に出ていた七之輔が唯一の肩を持つので、乙美は泣く。歌が買い物に来ると、歌に愚痴る。
仕入れから帰ってきた愛と元気に素子が未絵から電話があったことを知らせた。
中央肉店
素子が玉子に愛と元気の雰囲気がいいと話していると、玉子が結婚式が決まったから方子の機嫌が悪いと話す。
1973年9月6日(木)大安…来週が結婚式!
八百一
元気は愛と仕入れに行ったものの、青果の仕入れでなく、愛の手伝いに行き、明子が青果の仕入れに行ったものと思っていた。
志村家
びしょ濡れで帰ってきた愛。歌は松永にもらった手紙を読もうとしていたが、慌ててしまった。愛は、玉子と明子の結婚が早まりそうだといい、結婚は人生の墓場、くだらないと吐き捨てた。
中央家
来週が結婚式と聞き、方子も玉之輔も慌てる。玉子は反対なら2人だけで結婚式を挙げると言い出す。
八百一
明子が百子に結婚式の相談。百子は法事の時の着物を着る。
三三九
土砂降りで客は来ない。これからが勝負、店に客は来ないけど、出前は来るだろうと三三九がいう。直後に定番の間違い電話。
中央肉店
肉の配達の注文が入る。保が休みのため、玉之輔が配達に出る。別の配達先から帰ってきた方子に再び結婚話を振る玉子。方子にこの際、式服を作ったらいいというと、方子は乗り気になり、すぐに出かけた。
元気の会社
お、初めて出てきた元気の職場。明子が結婚式に親類を呼びたいという相談をする。電車が止まるかもしれないと話していると、三都が来た。女は早く帰れと言われたけど、一緒に帰りたいと地下の喫茶室で待っていると元気に言った。セットのせいもあるけど、デザイン室、しょぼ~。
魚平
明子が魚平の電話を借りていて、元気と話していたのを聞いていた歌が夫の紋付を貸すと言い出した。愛に仏壇の引き出しに入っている歌の結婚写真を持ってくるようにいう。愛が写真を探すと松永の手紙を見つけた。躊躇なく中身を読み始める。ぉぃぉぃ。
愛は何も言わずに店を出ていった。
熊取家
七之輔と唯一が仲良く話していて、乙美は、せっかく作った大学芋を2人が食べてくれず、機嫌を損ねる。
愛が相談に乗ってもらいたいと元気の職場に三三九から電話した。
魚平
乙美が歌に七之輔と唯一に仲間外れにされたと愚痴る。
中央肉店
配達から帰ってきた玉之輔をねぎらう玉子。お父さん大好きと抱きつき、玉之輔の機嫌を取る。お母さんが反対しても、お父さんだけは味方よねと泣き落とし。
魚平
歌は七之輔と唯一は血液型も一緒で気が合うのだろうと話した。七之輔と唯一がO型で乙美がAB型…しかし、乙美はA型だったと訂正。戦争中はAB型と思っていたが、先日調べたらA型だった。
ん~、これはきっと視聴者からツッコミが入ったんだろうな。歌もO型とAB型の親からO型の子供が産まれないからおかしいと思っていたと話す。
血液型なんてどうでもいい、この手に唯一を取り戻す、あんな父親、交通事故で死んでたらよかったなどど言いだすので、歌はギョッとする。
玉之輔が来て、来週、玉子が結婚式を挙げると報告した。
三三九
滝本が来店し、桔梗がもらったシャツを見せた。とてもかわいいと褒めるので、桔梗が焼き鳥盛り合わせをプレゼント。滝本が桔梗にビールを勧めて、一緒に飲み始めた。
元気が来店。愛がビールを飲んで待っていたが、酔っ払っていた。
寺川家
明子が元気を待っていた。歌から紋付を借りて、百子に修繕を頼んだが、断られた。三都が元気が帰ってるか聞きに来て、元気は先に帰ってしまったといい、明子と駅まで迎えに行くことにした。
志村家
玉之輔は歌にも愛にも結婚式に出席してもらいたいと話す。歌とばかり話すので、乙美は機嫌を損ねるが、玉之輔はとっさに仲人を頼むと機嫌が直った。
三三九
酔っぱらった愛を連れ帰ろうとする元気は行司から帯を借りて、愛を背負って、帯で括り付けて帰った。(つづく)
魚平セットで歌う愛。
結婚式、急だね~。これから何組カップルが生まれるのか!?
