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【ネタバレ】ポニーテールはふり向かない▼第11話 命がけの初ライブ

TBS 1985年12月21日

 

あらすじ

暴力団組長の娘・美智子(犬塚徳子)と恋におちたことで、組織に追われている克己(野々村誠)が、突然フロンティアに現れ、未記(伊藤かずえ)にメンバーに入れて欲しいと頼み込む。しかし、美智子は年が明けると父親の対立組織の三代目と結婚すると言い、クリスマスの夜、双方の組織が手を結ぶためパーティーが開かれる。

2025.7.21 BS-TBS録画

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令子、稔、かおる、航、晃がバンドに加わった。夜中、店の片隅で目を覚ました未記が静かにドラムを叩き始めると暗かったステージにスポットライトがつき、令子が歌い始め、かおるも歌い…夢? 今回の歌は、かとうゆかりさんの持ち歌かな? どうも令子とかおるのツインボーカルに慣れない。未記は心を開こうとしない邦男が気にかかる。

 

今でも5円玉をネックレスにしている邦男は「私、邦ちゃんのお嫁さんになりたかったのに…」という幼い未記の言葉を思い出していた。「今でも俺の嫁さんになる気はあるか?」と聞くと、「私には晃がいるよ」と断られた。

 

邦男のどこがいいのか分からないと散々言ってきたけど、未記が覚えてる設定の幼なじみならすごい好きな設定だったのにな~! そうなると晃より邦男有利になるくらい好きな設定。

 

岸壁に車を止めていた邦男は克己がヤクザに追われているところを目撃。「顔だけは殴らないでくれ!」と懇願し逃げようとしているところに邦男が車で突っ込み、克己に「乗れ」と話しかけた。ヤクザ、何人か轢いてる!

 

克己は邦男にフロンティアって店まで送ってほしいと頼んだ。「俺が現れるのを首を長くして待っているギャルがいるんでね、ポニーテールのさ」。邦男は「シートベルトした方がいいぞ、最近、お巡りがうるさいんでな」と車を飛ばす。

 

フロンティア前に到着した邦男は運賃代わりに誰か教えてほしいというと、脇田克己と名乗り、「このハチミツのような甘いマスクとボイスで東京のライブじゃ、ちょっとした人気だったぜ」と車を降りていった。

 

ちょうど帰ってきた晃に邦男は未記のことで挑発する。One of them…俺は必ずミッキーのことを獲得してみせるぜ、男と女としてなと言って、車を出した。

 

絵美子がドラムの練習をしていた未記に脇田克己が来ていることを知らせた。

 

この物語は、3歳で母と別れ、18歳で父を失いながら、あらゆる迫害と闘い、振り向くことなくドラマーとしての自己を確立した一少女と、挫折しながらもやがて己の道を開いた若者たちの記録である。

 

YOKOSUKA

 

NEVER SAY GOOD-BYE

 

EVER ONWARD

 

原作:喜多嶋隆

ポニーテールはふり向かない(角川書店刊)

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麻生未記:伊藤かずえ

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名倉(なくら)邦男:鶴見辰吾

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田丸晃(あきら):松村雄基

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矢崎妙子:片平なぎさ

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佐田(さた):松崎しげる

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牧村稔:坂上忍

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ゆかり:比企理恵

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羽川令子:かとうゆかり

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脇田克己:野々村誠

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飯倉ゆきこ:榎田路子

田丸絵美子:高橋かおり

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相川裕子:石井めぐみ

狩野弘:宮田州

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きりこ:森恵

ともえ:坂上亜樹

志村美智子:犬塚徳子

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川中あさり

立原まさみ

小松本正信

円崎一也

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杉山孝

町田政則

浦土嘉久

立川良一

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美智子の父:早川雄三

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協力:若駒

   クロキプロダクション

   東京宝映

   タカハシ・レーシング

   日本楽器製造株式会社

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志水洋二:山本紀彦

ナレーター:芥川隆行

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小野拓也:下川辰平

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千葉かおる:岡田奈々

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霧島航(わたる):国広富之

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飯倉明子:梶芽衣子

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プロデューサー:春日千春

        荒川洋

        野村清(TBS)

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脚本:佐伯俊

   田渕久美子

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音楽:菊池俊輔

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衣裳協力:emmaデザイナー小泉陽子

     やまと

     サッソングリーン

     ジャン・メール

     Rob Roy

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主題歌:「NEVER SAY GOOD-BYE」

    作曲:J.Curiale、B.Grarrett

    歌:小比類巻かほる(エピック・ソニー)

NEVER SAY GOOD-BYE

NEVER SAY GOOD-BYE

  • provided courtesy of iTunes

*

監督:江崎実生

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製作:大映テレビ株式会社

   TBS

 

野々村真さんは、この時期、野々村誠って芸名だったのね。前回、間違えて書いていたかと確認したら、今回も”誠”になっていた。

 

フロンティア

それぞれ練習したり、ゆかりがタップダンスしたり、令子とかおるが話し合ったり、そんな中、雑誌を顔に乗せて寝ている男に気付く稔。未記が克己に気付いて話しかけると、だいぶそろったじゃないかと上から目線。未記と親しそうな克己に晃も稔も航も不審顔。晃は分かるけど、航は別に関係ないだろ。

 

久々の登場で克己が親切に未記と別れてからのいきさつを説明する。

 

美智子の家の前の街区表示板は”中区山下町二丁目15”

 

美智子に会いに行った克己だが、当然、組の者に見つかり、捕まった。志村家の庭で美智子の父に「死にたいか?」と刀を突きつけられる克己。これ以上付きまとうようだと…と刀を頭に振り下ろされ、直前で止められた。

 

ようやく美智子と会えた克己だったが、学校を卒業する来年春に結婚することになったと告げられ、いつか克己が殺されてしまうと恐れた美智子はお互いのために自分で決めたと話す。「私を抱いてください!」と抱きつく美智子に克己はこのまま別れようというと、最後にあなたのステージが見たいとお願いした。

 

話を聞いた晃たちはしんみり。大映ドラマの登場人物は恋愛絡みの話に弱いよね~。

 

横浜で今までいがみ合っていたコウリュウ会とリュウジン組が手打ちを行う。美智子の相手はリュウジン組の三代目。克己はそこで歌いたいという。未記やバンドメンバーに俺を男にしてくれ!と頼んだ。

 

弘は、そんなうまくいくのか?と疑い、最近、ヤクザの経営するディスコからやっと逃れた稔は反対する。いざとなったら殺されてもいいと思ってると覚悟を決めている克己。小野はクリスマスまでに時間があるから話し合うように言う。

 

飯倉家

ゆきこはお姉さんのステージを見に行くというが、明子は反対する。お姉さんのドラムが聴きたいというゆきこは1回目のステージが終わったらすぐ帰ると言って、出かけた。ゆきこの関心が姉だけでなく音楽に向かいつつあるのに気づき、明子は宿命を感じずにいられなかった。明子はピアノの鍵盤をたたきながら歌う。

センチメンタル・ジャーニー

センチメンタル・ジャーニー

  • Various Artists
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

明子さんの歌声、すてき~!

 

フロンティア

未記たちのバンドは「NEVER SAY GOOD-BYE」を演奏する。ゆきこや妙子、裕子、ゆかりたちも見に来ている。カウンターにいる男は何者か!?

 

次の曲は、かおるがソロで「It's for you」を歌う。

It's For You

It's For You

  • provided courtesy of iTunes

岡田奈々さんのために作られた曲に小比類巻かほるさんが詞をつけ、のちにセルフカバーしたと。岡田奈々さんもかとうゆかりさんも野々村真さんもiTunesに曲ないんだよな~。岡田奈々さんはアイドル時代の曲はあるけどね。

 

ライブが終わり、ゆきこは姉さんのマネージャーになりたいと話す。さらに呼び捨てにしてほしい、家を出たい、叱り飛ばしてほしいというので、未記は「くだらないこと言ってんじゃないよ、ゆきこ」と叱る。あの人だって心配してると明子を気遣う。

 

未記は、チャルメラの音を聴き、ゆきこと屋台のラーメン屋に入る。

 

ゆかりときりこ、ともえは通行してきた不良娘2人に通行手形としてカツアゲする。ぉぃぉぃ。世の中不景気だねえと財布の金を抜き、タップダンス教室へ。3人で入会金6万と言われ、きりことともえは引き気味。ゆかりは未記のバンドのダンサー兼ボディガードになりたくて、カツアゲすっかと受付のいる前で言ってしまう。

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メガネの受付が円崎一也さんかな。

 

フロンティア

佐田に名刺を渡す男。フェアリー音楽事務所の志水洋二と名乗り、スターに育て上げる自信があるという。志水はバンドの名前が決まらないなら修復がきくでしょうと千葉かおるだけをスカウトした。

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志水役の山本紀彦さんは「本日も晴天なり」の本多アナウンサー。活舌がよい。

 

かおるはすぐ断る。ボーカルは野球でいうとピッチャーでバックバンドのことを忘れがちだったのを航や未記がチームワークを教えてくれた。志水は諦めないと言って帰った。

 

未記は、せっかくスカウトされたかおるを気にするが、克己のことをどうするか、かおるに聞かれた。克己の願いをかなえてあげたいというと、かおるや航、晃は賛成する。

 

若葉荘

未記は稔の説得に行く。稔はそれより練習が必要だという。昨日初めて会った男のためになんかという思いがある稔に妙子も説得にあたる。未記はテクニックだけのバンドにするつもりはない、心にジンと来るバンドにしたい。稔は、あんたはホントにいいリーダーだ、妙子がいなかったら惚れちゃいそうだと褒めた。

 

坂上忍さんは芸歴は長いかもしれないけど、メンバーでは一番実年齢が若く、この頃は若いというより幼い感じもする。ていうか、今でも仲がいい野々村真さんと同い年くらいかと思っていたら、坂上忍さんの方が年下だった。

 

父の墓参りをしながら、バンドについて相談する未記。邦男は、お前と一緒になる、お前の心を向けてみせるというと、未記はバンドに入れるという。邦男、未記のストーカーだな!

 

港にとまるフェリーを見に来た未記たち。海から行くしかないかなあと未記が言う。横浜の云々とよく聞こえてなかったけど、手打ち式はフェリーで行われるのか。

 

クリスマスの日

豪華フェリーで婚約パーティー

 

 角野家 志村家 御婚約

 

で、コウリュウ会ってどう書くんだよぉ。21世紀を貫くベンチャービジネス…へええ…美智子の父、すげえなあ。

 

小さい舟(漁船?)でフェリーに向かう未記たち。コウリュウ会が花火を打ち上げる。

 

フェリーに船を横付けし、ゆかりがロープを引っ掛け、先に上がる。縄梯子を引っ掛け、未記たちもフェリーに上がった。

 

ステージではバンドが演奏している。航さん、鼻が真っ赤で寒そう。未記がスティックで見張り数人を倒した。「どうやら男の出番はなさそうだ」って、航ぅ。

 

克己がステージに立ち、ヤクザたちがステージから引きずり下ろそうとするが、未記が「待って!」と青年と少女のポエムを話し始める。美智子も「二度と克己さんには会いません」と父にお願いし、父もようやくうなずいた。

 

克己がソロで歌う。「横須賀不良時代」という野々村真さんの歌らしい。こういう歌を出してたってのも意外。かおると令子もコーラスで参加。美智子の婚約者も聴いてるってのが何となく面白い。

 

歌い終わった克己が美智子に向けてメッセージを送る。「幸せになってください、幸せに」。美智子の父が拍手を送り、子分たちも拍手した。

 

未記たちはサッとステージを下りて、また小さな舟に乗った。克己も美智子も涙を流し、未記たちは打ち上げられた花火を見ていた。(つづく)

 

ん~、ドラマチック。でも、寒そう。初回の未記はホットパンツ姿だったけど、季節は移り変わったんだねえ。バブル直前のクリスマスもなかなか豪華。

 

しかし、これからボーカル3人体制になるの?