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【ネタバレ】ポニーテールはふり向かない▼第9話 悲恋の旅路

TBS 1985年12月7日

 

あらすじ

晃(松村雄基)への思いを胸に未記(伊藤かずえ)は久しぶりに父の墓へ。だが、墓の前で手を合わせていた男は邦男(鶴見辰吾)だった。邦男は初めて父と母を失った幼い頃の自分を、未記の父が引き取って育ててくれたことを告白する。邦男が見せた五円玉のペンダントに、未記はかすかな記憶を思い浮かべた…

2025.7.17 BS-TBS録画

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バンドのメンバーも集まり始め、希望に満ちて自転車で新聞配達をする未記。歩いて配達する弘とすれ違い、三洋食堂で働く裕子の店にも配達し…裕子は食堂で働いていたのか。海岸沿いを走りながら自転車を止めて、堤防に上がり海を眺めた。これで海の向こうにいる田丸晃さえいてくれたら…。

 

フロンティア

ベースの練習をしていた稔に令子を紹介する未記だが、2人ともしらけている。佐田の勧めで今日からステージなのに打ち解けてない2人を心配する。「人間は同時にはしゃべれないが歌は歌える」というドイツのことわざを用い、大丈夫だと安心させる小野。歌は人の心を結びつける。そして、演奏には弘を加えてほしいと頼んだ。未記が承諾すると弘は気合を入れ、四股を踏んだ。

 

夜、佐田がステージで麻生未記と仲間たちを紹介した。まだバンド名なし。温かい拍手で令子が歌い始める。パーカーやシルビア、裕子も見に来てる。ゆかり、きりこ、ともえもちょっと遅れて入ってきて、ビールを注文。佐田は未成年者には売らないというのでコーヒーにした。

 

小野は明子を招待したが、店の前で母親面で未記には会えないとグズグズ。店の外で未記のドラムの音を聴いただけで今日は帰った。

 

お晴(違)の歌う歌って、いつも同じようなジャンル?だな。wikiによれば、かとうゆかりさんは60年代ポップスが好きだったらしいです。だからロカビリーっぽいのかな?と思ったら、ロカビリーはもっと昔だった。

 

シルビアは未記が晃がいなくて寂しそうだと言うし、パーカーはピアノがないのが物足りないと言い、勝手に演奏に加わった。ドラムもピアノもいるバンドって珍しく…ないか。ドラムとキーボードのバンドもあるもんね。

 

邦男はチラ見して帰った。

 

曲が終わって、盛り上がる客たち。今日はいい客だったね。

 

この物語は、3歳で母と別れ、18歳で父を失いながら、あらゆる迫害と闘い、振り向くことなくドラマーとしての自己を確立した一少女と、挫折しながらもやがて己の道を開いた若者たちの記録である。

 

YOKOSUKA

 

NEVER SAY GOOD-BYE

 

EVER ONWARD

 

原作:喜多嶋隆

ポニーテールはふり向かない(角川書店刊)

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麻生未記:伊藤かずえ

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名倉(なくら)邦男:鶴見辰吾

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田丸晃(あきら):松村雄基

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矢崎妙子:片平なぎさ

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佐田(さた):松崎しげる

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牧村稔:坂上忍

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ゆかり:比企理恵

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ジム・パーカー:ケント・ギルバート

シルビア:キャティ

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矢崎:大門正明

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名倉菊子:生田悦子

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飯倉ゆきこ:榎田路子

田丸絵美子:高橋かおり

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相川裕子:石井めぐみ

羽川令子:かとうゆかり

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狩野弘:宮田州

きりこ:森恵

ともえ:坂上亜樹

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ビリー横光:池田慶一

小泉朋子

岩田耕一路

シルビア(声):潘恵子

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邦男の父:大石吾朗

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ナレーター:芥川隆行

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協力:若駒

   クロキプロダクション

   東京宝映

   タカハシ・レーシング

   日本楽器製造株式会社

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小野拓也:下川辰平

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千葉かおる:岡田奈々

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霧島航(わたる):国広富之

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飯倉明子:梶芽衣子

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麻生雄次:フランキー堺

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プロデューサー:春日千春

        荒川洋

        野村清(TBS)

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脚本:大原清秀

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音楽:菊池俊輔

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衣裳協力:emmaデザイナー小泉陽子

     やまと

     サッソングリーン

     ジャン・メール

     Rob Roy

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主題歌:「NEVER SAY GOOD-BYE」

    作曲:J.Curiale、B.Grarrett

    歌:小比類巻かほる(エピック・ソニー)

NEVER SAY GOOD-BYE

NEVER SAY GOOD-BYE

  • provided courtesy of iTunes

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監督:山口和彦

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製作:大映テレビ株式会社

   TBS

 

フロンティア閉店後

     佐田

未記        パーカー       

令子        シルビア

稔         弘

ゆかり       裕子

   きりこ ともえ

 

カウンターに小野がいて、パーティーが始まる。バンドの初演奏ということで特別大サービスで未成年にも酒を出す佐田。

 

しかし、ゆかりはミッキーのドラムに今一つ力が入っていなかったと不満気。晃のことばっかり考えてるなら木更津まで飛んでいけ、ケンカ別れしたわけでもないし、すっきりしなよという。未記は父の事故のこともあり、晃が戻ってくるのを待っている。

 

「でも今でも好きなんだろ? あの人を」というゆかりの言葉に稔は妙子を想う。稔はベースを持ったまま店を飛び出し、海を眺める。ベースにコスモスの絵が描いてある。妙子、どこに行ったんだよと海を眺める。心配して出てきた未記に妙子が帰ってくることを信じて音楽に打ち込む、あんたの晃も早く帰ってくるといいなと店に戻った。今度は未記が海を眺めて「晃…」とつぶやき、ドラムスティックで欄干をたたく。

 

木更津でいつもの曲を弾く晃。未記のドラムが聴こえた気がしてドアを開けると、絵美子がスティックでたたいていた。

 

キャバレーダッチロール前に行った絵美子だが、晃に見つかった。ちょうど妙子が店から出てきたが、晃は稔が傷つくから言うなと口止めした。

 

あ、矢崎! 稔よりリサーチ力高いな! 晃が店の用心棒のふりをして妙子と矢崎の間に入った。

 

霧島航は千葉かおるが働く名古屋のキャバレーに連日通い詰めていた。

 

航が通りかかった名古屋ビューホテル前に車が止まり、大勢の若い女性に囲まれていた。降りてきた男はロック界のNO.1スター・ビリー横光。サングラスを外した航と目が合ったビリーはホテルに入って行った。

 

キャバレーのカウンターでひとり酒を飲む航のところにかおるが来て、酒を注ぐ手を止めた。「どうしてそんなに飲むんですか?」と聞くかおるに「この世で一番会いたくないやつに出くわした」とビリー横光のポスターに触れる。

 

ビリー横光スペシャルコンサート

 

あ! ポスター破いた!

 

ビリー横光&霧島航

  JOINT CONCERT

 

ビリーのバンドに航もいたのね。リハーサルでキーボードにダメ出しするビリーに航がスコア通りちゃんとやってたじゃないと間に入った。ビリーはアドリブ派。スターのこの俺に口出しすんのか!と航のサックスを壊す。殴り合いのけんかになった2人だが、レコード会社はビリーの人気を取り、航は音楽界から追放された。かおるは未記のバンドに入るように言う。音楽は好きだが、音楽界は嫌い。音楽界に必要なのはスターにしっぽを振る世渡りの技術だと吐き捨てる航。

 

「不良少女~」でもそうだけど、ちょいちょい音楽界の闇に触れるね。

 

航はでかいグラスで強い酒を飲む。かおるは「それ、硝酸みたいに強いお酒なんでしょ? やめてください。死んでしまいます」と止めるが、航は「俺は死にたい、滅びたい、俺が死んだら骨にしみ込んだアルコールの匂いで墓のそばを通りかかったヤツが酔っ払っちまうぜ」と自嘲すると、かおるがグラスを取り上げ一気飲み! そして倒れた。ベッドで寝ているかおるを見守る航。

 

目覚めたかおるは航に「私と結婚してください」とプロポーズ! 航は、かおるもかおるの歌も好きだが、将来の妨げになると遠ざけようとした。しかし、かおるの心に打たれて生き直してみたいと泣いた。おお! 今度は(?)うまくいってくれ。

 

未記が雄次の墓参りに行くと、晃…と思ったら、邦男がいた。近くに邦男の父の墓もあり、ついでだという。16年前、家も近所だったというが、未記は覚えがない。

 

邦男の父は流しのギター弾き。ジャズ系統の歌が苦手で、雄次と小野にコツを教わっていた。子供の邦男と未記もセッションを聴いている。

あれで2歳はないだろ!って大きさの未記。”小泉朋子”を検索かけたら、名前の次に”子役”と出たので未記の幼少期かな? 

 

邦男の父は妻から熱があるんじゃない?と心配されながらも出かけて行った。その夜は40度近い熱のある父は客から何十曲もリクエストされた。

旅の終りに

旅の終りに

  • 冠 二郎
  • 演歌
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

父は「旅の終りに」を歌いながら倒れかかる。しかし、歌い終えても客は代金を支払おうとせず、5円玉を投げ、殴る蹴るの暴行。店の人が警察呼んでくれ!

 

その日から起き上がれなくなった父は急性肺炎になり、「すまんなあ、ギター買ってやれなくてなあ」と邦男に謝りながら死んだ。邦男の母は5円玉を握りしめた。

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8年前は若者!って感じだったのに、ヒゲのせいか貫禄出たな。

 

そして、邦男の母は代金を支払わなかった男たちを襲撃。

 

女、愚連隊二人を刺殺

 

夫の怨みはらす妻、

   スナックで殺人

 

という新聞見出し。

 

邦男の母は自首し、身寄りのない邦男を雄次が引き取った。邦男は肌身離さず5円玉をネックレスにして身に着けていて、これに覚えはないかと未記に聞く。

 

だが、麻生家が貧乏だったこともあり、邦男は麻生家を飛び出すことにした。未記は「私、邦ちゃんのお嫁さんになりたかったのに」とションボリ。邦男は「大きくなったら迎えに来るよ」と言って飛び出した。

 

未記が2歳で覚えてないって設定より、4~5歳で覚えてる設定にした方がよかったんじゃない!? それだったら晃と邦男で揺れる気持ちも分かるな。

 

邦男にとって金は敵。未記は邦男の母について尋ねるが、そんな事はどうだっていいじゃねえかとかわされ、俺の嫁さんになる気はあるか?と聞かれた。私には晃がいるよと立ち去る未記。墓の影で聞いていたゆきこ。今日は制服だね。

 

絵美子は妙子を待っていた。変な奴が現れたら私が守ってあげるよと名乗り出たが、部屋に戻ると、部屋が荒らされ、稔の写真や洋服がズタズタにされていた。

 

絵美子は一人にしたら危ないと未記に連絡するように晃に言う。俺を恨んでるはずだと頑なな晃だったが、稔に妙子さんを迎えに来させてくれと用件だけを伝える電話をかけた。

 

明日の日曜日、午前10時に晃の働く店で待ち合わせ。未記が置いた受話器をゆかりが取り、明日はミッキーも行くからさと伝え、受話器を置いた。朝男~、麻里~! ホント、ゆかりはいい奴だ。

 

小野の音楽は人の心を結びつけるという言葉を思い出す未記だったが、ゆかりには晃を許せないとその場では言う。ゆかりが行ってから、「ゆかり、ありがとう」とつぶやく。

 

フェリーで木更津に向かう未記と稔。まだ9時過ぎだが、あと1時間で晃に会える!とウキウキしてスティックで欄干をたたきだす未記。

 

晃はピアノを弾いて待つ。未記に会えたらなんて話そうか考える。

 

妙子も稔に会えることにウキウキし、花を買いに行くと、矢崎ー! やっぱり宮本さんっぽいなー!

 

なぜか花を栽培しているビニールハウスに連れ込まれ、鉢をガチャガチャ落としまくる。やめてくれ~、花が…矢崎は花を踏みつけ、ナイフを見せる。今なら抗議殺到だろうな。昭和のドラマの演出で花を踏みつけたり、食べなかった夕食をシンクやゴミ箱に捨てるシーンが大嫌いなんだよね。

 

車で妙子を迎えに出た晃は妙子のカバンが道路に投げ出されているのを見つけ、ビニールハウスへ。妙子の服は乱れ、矢崎も近くに潜んでいた。晃は矢崎からナイフを取り上げ、何発も殴った。鉢がガチャガチャ割れる図が撮りたかったのかねえ…妙子は稔にもう会えないと自らにナイフを向けた。

 

妙子に起こったことも知らない未記も稔もはしゃいでいた。(つづく)

 

今回、ようやく初回から疑問だった邦男が未記を知っていた理由が分かったけど、幼なじみの邦男を覚えていて、久々に再会した邦男が変わってしまってショック!の方がよかったのになー! それにしても矢崎がひどいヤツ過ぎる。