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【ネタバレ】ポニーテールはふり向かない▼第5話 母なき娘

TBS 1985年11月9日

 

あらすじ

人気歌手の栄光の座を失った克己(野々村誠)が、未記(伊藤かずえ)にその理由を告白した。彼は女子大生のファン志村美智子(犬塚徳子)と恋におちた。だが、彼女は関西一の暴力団組長の娘だった。父である組長は、克己が娘の美智子を騙したと思い込み、組織をあげて克己のコンサートや私生活を妨害し…

2025.7.11 BS-TBS録画

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朝、毎日新聞の販売所。未記は新聞配達を始めていた。弘もやってるのね。未記はドラムを叩くための体力も必要で、足腰を鍛えるための絶好のアルバイトだと思った。

 

配達途中に寄ったガソリンスタンドのラジカセから流れる歌を気に入った未記は店員にボーカルは誰か聞くが、店員はカセットテープを貸すことも拒否。歌が終わり、司会者が脇田克己くんと言っているのを未記が聞くと、店員が慌ててラジカセを止めた。

 

未記が去り、強面の男が車から店員を見ていた。

 

フロンティア

未記は晃をバンドに誘うが断られた。

 

今度はデッキ掃除をする未記。また英次、あっこ、りえがバイクで港まで乗り付け、未記の掃除するヨットに上がってきた。仕事の邪魔! バンド作るなんて夢はさっさと捨てちまいなとりえが言う。英次は額に傷があるのを恨みに思っている。

 

ドラムスティックを抜くことなく、英次たちに素手で対抗する未記。しかし、ナイフを持つ手をスティックで叩き、バイクを1台盗んで乗った。

 

ガソリンスタンド前で転倒した未記だったが、店員が指笛を吹いて助けてくれた。しかし、店員は強面の男に囲まれてしまった。未記は店員が脇田克己と知る。脇田が車に乗せられそうになっているところをドラムスティックで対抗、店の前で見張っていた男がクラクションを鳴らしたので、男たちは帰って行った。

 

この物語は、3歳で母と別れ、18歳で父を失いながら、あらゆる迫害と闘い、振り向くことなくドラマーとしての自己を確立した一少女と、挫折しながらもやがて己の道を開いた若者たちの記録である。

 

YOKOSUKA

 

NEVER SAY GOOD-BYE

 

EVER ONWARD

 

原作:喜多嶋隆

ポニーテールはふり向かない(角川書店刊)

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麻生未記:伊藤かずえ

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名倉(なくら)邦男:鶴見辰吾

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田丸晃(あきら):松村雄基

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佐田(さた):松崎しげる

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脇田克己:野々村誠

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羽川令子:かとうゆかり

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ゆかり:比企理恵

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ジム・パーカー:ケント・ギルバート

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シルビア:キャティ

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飯倉ゆきこ:榎田路子

田丸絵美子:高橋かおり

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相川裕子:石井めぐみ

狩野弘:宮田州

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きりこ:森恵

ともえ:坂上亜樹

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りえ:大川陽子

あっこ:玉木弓子

英次:鈴木秀一

アサノケンスケ:並木信三

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山内健太郎

志村美智子:犬塚徳子

池田武志

シルビア(声):潘恵子

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佐藤友弘

中村正人

猫俣博志

村田暁信

小林謙司

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ナレーター:芥川隆行

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協力:若駒

   クロキプロダクション

   東京宝映

   タカハシ・レーシング

   日本楽器製造株式会社

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小野拓也:下川辰平

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飯倉明子:梶芽衣子

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麻生雄次:フランキー堺

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プロデューサー:春日千春

        荒川洋

        野村清(TBS)

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脚本:大原清秀

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音楽:菊池俊輔

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衣裳協力:emmaデザイナー小泉陽子

     やまと

     SASSON

     ジャン・メール

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主題歌:「NEVER SAY GOOD-BYE」

    作曲:J.Curiale、B.Grarrett

    歌:小比類巻かほる(エピック・ソニー)

NEVER SAY GOOD-BYE

NEVER SAY GOOD-BYE

  • provided courtesy of iTunes

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監督:江崎実生

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製作:大映テレビ株式会社

   TBS

 

未記の「世界一のスーパーバンド」という誘い文句に入ってもいいという克己だったが、明日にでもぶっ殺される身だという。コウリュウカイという暴力団に狙われている。「俺はハチミツみたいに甘いマスクとボイスでライブの人気はちょっとしたもんだった」…自分で言うかぁ。

 

だけど、甘いマスクは分かるけど、歌はあんまりなんだよな…歌のうまい俳優なんていっぱいいると思うけどなあ。それこそ歌手に芝居やらせてもいいのに。

 

自分専用の高いマスクが舞台上でファンにもみくちゃにされ川に捨てた。そこに美智子が現れ、失礼かもしれませんがこれ使ってくださいとマイクを渡した。初対面の人にいきなり高いマイクを差し出されて、普通に素直に喜んでる。美智子は暴力団組長の志村ギンゾウの一人娘で友達もおらず、克己は美智子といつしか恋に落ちた。

 

克己はバイクに荷物をまとめてガソリンスタンドから去ろうとしていた。未記には音楽やるなら他のことに首を突っ込まない方がいいと言ってバイクを走らせた。昭和シェルのスタンドだ。

 

飯倉家

明子は、ゆきこに家庭教師との縁談を勧めた。3話ではアサノ、今回はケンスケさんと呼ばれてる。ゆきこは邦男さんと結婚できなければ死にますと自分ののどにテーブルの上にあった果物ナイフをあて、部屋を出ていった。

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すぐ邦男の部屋を訪ねたゆきこ。邦男は明日から試験なのに明子から何度も縁談だと電話がかかってきたとイライラ。勝手に部屋に入ってきたゆきこに「蚊の死骸ほどの愛情も持ってない、どこの馬の骨とでもさっさとくっつけよ」と冷たく突き放し、ゆきこを無理やり追い出した。ゆきこは「私にだって誇りはありますからね。もう二度と会いませんから」だって。本当かなあ?

 

またかかってきた電話に邦男は出ず、クッションを置いた。

 

フロンティア

晃がポスターを張る。

 

   本日の出演

 

羽川令子インフロンティア

 Yokosuka・Frontier

 

羽川令子は佐田がかおるの後釜に引っ張ってきた歌手。羽川令子は笙子の親友・お晴。

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未記は令子の歌声を気に入るが、同時に顔色の悪さも気になる。

 

シルビアが晃に話しかけても無視。

 

令子は歌の途中で倒れ込み、パーカー中尉が助けようとすると、「話してよ、ブタ! アメリカ人は嫌いなの。特にネイビーはね!」と拒絶。それだけ言うと気を失い、救急車で運ばれた。

 

フロンティア

病院へ行ったゆかりがおなかは目立たないけど妊娠してる、もう4~5か月らしいと話した。佐田が「おやじはネイビーだなあ」というと、パーカー中尉がうつむく。晃が「無責任な野郎だ」と吐き捨てると、パーカーが晃を呼び出した。

 

パーカーはシルビアから身を引いたのに、晃がシルビアを愛していないこと、ミッキーのバンドに参加しないわけを聞こうとした。晃はあんたにどうこうできる問題ではないと言い、去ろうとしたが、パーカーが晃を殴った。煮え切らない男は日本人でもアメリカ人でも嫌いだという。

 

晃、パーカー、シルビアがそれぞれ去り、男がいて、女がいるとつぶやく未記。

 

岸壁に立つゆきこを見つけた邦男。なぜか英次たちバイク集団が通りかかり、かなり遠目なのに英次はミッキーの知り合いじゃないかとニヤリ。

 

遺書を置き、飛び降りようとしたゆきこを英次が止め、腕時計を取り上げ、早く飛び降りろと一気コールをしてはやし立てた。ひでぇ奴らだ。死ぬくらいなら一緒に来なと英次は、ゆきこを連れ去った。なんなんだ、お前ら。

 

近くで見ていた邦男はタバコに火をつける。

 

フロンティアの裏手でビールケースの上にハローページを置き、ドラムの練習をする未記。柱やドラム缶もたたく。絵美子が来て、明子に気付いた。

 

未記は明子の正体を知らないので、ゆきこさんを探すと約束した。邦男が現れ、ゆきこは英次ってヤツの不良グループに入り浸っていると知らせた。

 

ゆきこ、あんぱんやってる~。ほんと、大映ドラマってこの描写好きだね。英次の仲間たちはまた一気コール。

 

邦男は、未記にゆきこと赤の他人と思っているが実は…と言いかけニヤニヤ。明子がハッとしてる間に、実の妹とバラした。そして、明子をあんたのお母さんだと教えた。

 

邦男は以前、飯倉家の内情を調べ上げ、明子が麻生雄次の妻だったことが分かった。えー! 未記は3歳の頃出ていった母の顔を知らない。私、信じられない!と未記は走り去った。

 

小野が駆けつけ、邦男を殴った。いい時を見計らって未記を母親と会わせるつもりでいたと邦男に詰め寄るが、邦男はまあまあいいじゃないですかとニヤニヤ。

 

未記は呼びようがないと追いかけてきた明子に「お母さん」と呼びかけた。15年前、捨てた理由を聞く。そのわけは今は言えないと明子は答えない。未記とゆきこってそれほど年の差ないね!?

 

貧乏の底だった苦労を語る未記。父のお葬式に来なかった明子を責めた。あの子だけは妹だと認めてやってちょうだいと助けを求めたが、未記は私には母さんも妹もいない。欲しいのは父さんだけと聞き、立ち聞きしていた晃はギュッと目をつぶる。やっぱり絵美子が雄次の車の前に飛び出したのね。

 

明子は、ゆきこのことは何とかする、だけど、この15年、私はお前を忘れたことは1日もなかったと言って立ち去った。

 

フロンティアに戻った未記。晃はまた壁にガンガン打ち付けている。「俺は、あんたにすまねえ」と何か話そうとしたが、去って行った。突然現れた邦男は何かおかしいなと勘づく。調べるのが好きだね。

 

不良グループのアジト

英次は、あんたの恨みはらしてやるぜとゆきこに話しかける。

 

フロンティア

小野に稽古をつけてもらう弘。裕子もそばで寄り添う。機嫌の悪い未記は「あんたたちいつまでもつのかね」と八つ当たり。バンド作るのなんてやめたという。人間なんて死んじまえばいい、もうみんなヤダ。

 

晃はひがむなんてミッキーらしくないとたしなめた。未記は男とか女とか事情の絡まないミュージシャンはいないかなあ、ひたすら音楽にだけ打ち込んでくれるようなというと、小野がつくばの万博で見つけたと雑誌を見せた。ロボットの音楽家

 

1985年といえば、つくば博だね。

 

小野は君が欲しいのはこういうメンバーかい?と聞く。人間は心があるから傷つく。傷ついたその果てに心に闇を持った若者こそ光をもたらすんじゃないのかと諭す。

 

哲也やかおる、克己、晃、令子、稔を思い出す未記。

 

晃が急にバンドに入れてくれないかという。無性に音楽がしたくなった、バンドをやめるなんて二度と言うなよと手を差し出し、未記は感謝しながら握手した。

 

未記のドラム、晃のピアノ。

 

佐田からゆきこから電話があったと知らされ、電話に出た。英次たちに脅されて第二埠頭に呼び出すように言われたと聞き、未記は関係ないよと電話を切った。しかし、小野の言葉を思い出し、埠頭へ駆けつけた。

 

未記は、ゆきこを捕まえていたりえとあっこに石をぶつけて、ゆきこを解放し、ゆきこは未記の背後につくと、スティックを奪って捨てた。裏切り! 未記は、ゆきこに本当の妹だとバラした。え! いいの!? 英次たちにかこまれる未記。(つづく)

 

あら? 今日は、きりことともえは出てなかったよな??

 

大映ドラマって割と秘密がバンバンバレるとこがいいね。