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【ネタバレ】不良少女とよばれて▼第10話 ラブ・ウォーズ

TBS 1984年6月19日

 

あらすじ

哲也(国広富之)は笙子(伊藤麻衣子)に真琴(=葉子/伊藤かずえ)との秘密を語り始めた。仲の良い兄妹だった哲也と葉子。だが、葉子は自分が養女と知り…。

2025.6.16 BS-TBS録画

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音楽室

哲也が入ってきて驚く多賀子。哲也は舞楽について語り、多賀子の両隣に立つご婦人たちには恭子の婚約者とバレる。舞楽は、たおやかな心を身につけると話す哲也。

 

その後、篳篥など吹き始め、笙子には笙を吹くようにいうが、笙子はまだ未熟者で…と断り、今度は「じゃ、葉子」とモナリザに話しかけた。モナリザは吹いたことがない、興味がないと突っぱねたので、笙子が吹き始めた。

 

多賀子が急に退室し、寄付のことはできるだけのことはさせていただきますといって帰った。訳が分からない江田たち。

 

授業後、笙子は哲也さんと話をしてくださいとモナリザに言うが、モナリザは笙子をビンタし「余計なことするんじゃないよ」とすごんだ。哲也は笙子にもここにいるように頼み、僕と葉子のことをすべて話しますと言った。

 

この物語は「不良少女とよばれて」の原作者で、現在民間舞楽界で活躍されている原笙子さんが、かつて青春時代に非行に走り、そして立ち直った貴重な体験をドラマ化したものである。

 

久樹哲也:国広富之

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曽我笙子:伊藤麻衣子(現:いとうまい子

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曽我聖一郎:山本學

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久樹路泰(みちやす):高橋昌也

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葉山多賀子:三ツ矢歌子

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代々木晶子:山田邦子

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久樹信子:岩本多代

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曽我美也子:小林哲子

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男谷(おたに)俊介:宮崎達也

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江田幸子: 中村晃子

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長沢真琴/久樹葉子:伊藤かずえ

山吹麻里:比企理恵

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瀬戸景子:高橋恵子

西村朝男:松村雄基

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丹波圭太郎:阿部祐二

大磯杜夫:福崎和広

代々木良夫:新育生

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大岡さと子:船橋あられ

中川景子:立原ちえみ

寒川緑:山岸恵以子

松田弥生:百瀬まなみ

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半沢トキ子:仁乃慶子

丸西佐知

山辺まき

戸塚五月:森美春

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芦沢孝子

渡辺啓

久保寺健之

玉木弓子

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内田ひろみ

根本明枝

山本吾一

渋谷玲緒奈

熊谷(くまがや)エリカ:五十嵐ゆかり

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協力:あしや舞楽

   雅楽道友会

   武蔵野楽器

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葉山恭子:岡田奈々

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葉山威弘(たけひろ):中条静夫

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プロデューサー:春日千春

        荒川洋

        樋口祐三(TBS)

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原作:原笙子(筑摩書房刊)

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脚本:江連卓

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音楽:菊池俊輔

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衣裳協力:鈴乃屋

     タック株式会社

     馬里邑

衣裳:東京衣裳

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協力:東京宝映

   劇団ひまわり

   クロキ・プロダクション

   スーパードライバーズ

擬斗:車邦秀(若駒)

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ナレーター:芥川隆行

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主題歌:「NEVER」

    歌:MIE(CBSソニー)

NEVER

NEVER

  • provided courtesy of iTunes

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監督:江崎実生

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製作:大映テレビ株式会社

   TBS

 

音楽室に残った哲也、笙子、モナリザの会話を立ち聞きしている麻里、トキ子、あと2人。

 

5年前、哲也23歳、葉子15歳。モナリザは私とお兄さんのことは誰にも知られたくない!と嫌がって取り乱し、教室を出たが、麻里たちに気付き、「泥棒猫みたいなマネは許さないよ」と瞬時にいつものモナリザモードに戻った。

 

笙子は2人で話し合うように言うが、哲也は葉子の話を聞いてほしいと話し始める。仲の良い兄妹、家族だった久樹家。

 

昭和55年春、鎌倉にある私立の名門女子高に合格した葉子。兄妹として愛し合っていた。葉子は合格発表から数日後、事務局に戸籍謄本と住民票を届けに行き、実の娘じゃない、養女であることを知ってしまった。

 

事務局の女たちよ、そんなプライベートな話を普通のボリュームでしゃべるな!

 

養女 

  葉子

昭和四拾年拾弐月七日

 

父親は路泰だけど、母親の欄は空白。

 

哲也が8歳の時、両親が突然連れてきた赤ちゃん。信子は「お父様のお友達の赤ちゃん」と哲也に説明。その人が病気で亡くなってしまったので、育てることになった。今日からあなたの妹、分かったわね、哲也?と言われてすんなり納得する。

 

養女と知った葉子は態度が急変し、一緒のベッドに眠ると哲也の部屋に入ってきた。私を抱いて、お兄さんのお嫁さんになると言い出し、哲也は兄妹は結婚できないと優しく指摘する。両親が入ってきても、お兄さんのお嫁さんになると言い、信子はビンタし、「汚らわしい」と罵る。いや、信子が正しい。

 

三つ編みのカツラ、声のトーンも上げて15歳を演じている伊藤かずえさん。当時18歳ながら大人っぽいんだよね。

 

哲也は泣いている葉子に兄妹として愛していると伝えたものの、湘南の不良グループに入ってしまった。その頃の哲也は舞楽の試験を控えていて、葉子を煩わしく感じてしまい、関わるのをやめた。まあ、哲也より両親がやるべきこととは思う。

 

葉子の部屋には不良が入り浸り、信子が追い出した。いや、お父さーん、ちゃんとしてよ!

 

空き部屋で”あんぱん”する葉子。

 

男性の運転するバイクの後ろに乗った葉子は警察に追いかけられ、バイクは転倒、男性が亡くなってしまった。病室で自らの髪を切る葉子。「私は人殺し」だと泣く。

 

話を聞いていた笙子は涙を流す。哲也が葉子と会ったのはその日が最後。

 

葉山家

多賀子は哲也が愛育女子学園で音楽講師をして、舞楽を教えていると威弘や恭子に伝え、しかも、哲也の妹もいて、私たちをだましてたのよ、と憤る。

 

久樹家

信子は路泰に「あなた…」と言いかけたものの言えなかった。その直後、多賀子から電話があり、哲也が音楽講師をしていること、葉子を見かけたことを知らされ、結婚はなかったことにしていただきますとガチャ切りされた。

 

受話器を置いた後に路泰に葉子のことを伝え、泣き崩れる信子。

 

哲也と笙子は園庭でモナリザを見つけた。

 

哲也は入院中の葉子を見舞ったが、置き手紙だけが残されていた。

 

哲也兄さん、お父様、お母様

私のために友達が一人死にました。私は一生を賭けて

罪を償うつもりです。葉子は二度と非行には走り

ません。どうぞ私を信じて、私を捜さないで下さい。

哲也兄さん、素敵な人と結婚して幸せになって

下さい。

 

さようなら

 

捜さないでと言っても15歳の葉子をほっとくわけにもいかず、路泰と哲也で捜した。そんな、砂浜走ってもいないって。路泰は前に葉子が”あんぱん”やってた団地に行ったり。

 

葉子は鎌倉にある聖慈院という尼僧道場で丸坊主で修業していた。もちろんカツラだけど、すごい。似合ってる。庵主様から葉子の決心を聞いた路泰と哲也。路泰は葉子のことは死んだものと思ってあきらめよう、哲也は尼僧道場の修行は2年、2年間黙って待ちましょうと話し合ったが、葉子は再び姿を消した。

 

モナリザは哲也の話を聞いてニヤリと笑う。葉子は死んだ、両親は仇、仇の息子も仇、訳が知りたければ両親に葉子の現在の名前が”長沢真琴”であることを伝えろという。

 

久樹家

哲也は帰るなり、信子から音楽講師をしていることを責められるが、哲也は後ろめたいことはしていないと堂々としている。長沢真琴と聞いた両親は黙り込み、信子は、しらばっくれる。路泰は説明を避け、時間をくれと要求した。

 

スナックジョーズ

晶子は儲けてある人のために店を作りたいと良夫に話していた。哲也が来店し、モナリザが晶子の話を聞いて喜んでいたことを伝えた。恭子は男谷と来店。全てを聞いた恭子は家を出るという。

 

そこに入って来た朝男たち。谷底以来の再会。

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朝男「相変わらずモテモテぶりで何よりだ」

哲也「君も元気そうで何よりだね」

 

朝男たちはおなかが空いていて晶子が出した肉に食いつく。朝男は男谷に哲也から婚約者を奪っちゃいなよとけしかけるが、男谷は場所を変えようと店を出て、あんなヤツの言ったことは本気にしないでくれよと哲也と恭子だけにして去って行った。

 

晶子は朝男に好きな人の幸せを考えてやれと説教するものの「笙子に会いてぇ」とパンにかぶりつき全く響いてない様子。

 

麻里は休憩室でイライラ。熱い男に抱かれたいとトキ子たちも脱走に誘った。しかし、笙子とだけはケリをつけたい。そこにたまたま漫画を読みに入って来た景子、さと子、緑。

 

体育館で笙の練習をしていた笙子にさと子が駆け込み、景子がやられてると報告。笙子は麻里を止めるが、麻里はタイマンに誘う。

 

景子はまだ知らせてないだけって父親が誰か分かってるっぽい。

 

江田と大磯が夜の見回り中。さと子と緑が笙子に2年で出られなくなるよとタイマンを止める。モナリザは3年いるらしい。トキ子が影の総番長が来てると笙子を止めに来た。

 

麻里はうめき声を上げて倒れた。笙子の前には愛育学園白百合組と名乗る黄色い頭巾をかぶった女の集団が現れた。秩序を乱す奴は許せない、麻里はここを出てがっていたから病院行きだという。

 

笙子が麻里に肩を貸して歩いていると、江田と大磯に見つかった。麻里は救急車で運ばれる際、朝男はあんたに渡さないと言っていた。大磯から麻里をリンチにかけたのは笙子だと疑われ、白百合組の一人はモナリザ?と思った笙子は認めた。

 

懲罰房に入れられた笙子。

 

うなされて飛び起きた聖一郎。笙子が泣いていると出かけようとするが、美也子に止められ、ようやく正気に戻った。笙子が竹刀や木刀で殴られる夢…リアリティのある夢だね。

 

路泰も起き上がり、信子に葉子に会って何もかも話すと報告。

 

聖一郎と美也子は月に一度の面会に行ったが、江田から笙子が懲罰房に入れられたと聞かされ、会えずに帰った。

 

トキ子が笙子のために笙子が行ったときには麻里がリンチを受けていたと証言し、5号室の熊谷エリカが前から麻里にムカついていたと自分がやったことを白状した。

 

体育館に1人残された笙子の前にモナリザが現れた。恩を売ろうとするな、哲也と仲直りさせようとするなとすごむ。モナリザのやりたいことは長沢真琴の復讐。愛する人の妹なら何としても仲良くなりたいが、恋のライバルでいつか対決しなければならないと感じる笙子。(つづく)

 

養女って哲也と葉子は血のつながりが全くないのかな?