1956年 日本
あらすじ
石原慎太郎が前年に芥川賞を受賞しセンセーショナルな話題となった原作を映画化。昭和30年代初め、ニッポンを席巻した「太陽族ブーム」を巻き起こし、不世出の映画スター、石原裕次郎が誕生するきっかけとなった作品。ハイ・スクールの虚無的な学生、津川竜哉(長門裕之)は、銀座でナンパした少女の英子(南田洋子)と肉体関係を結ぶ。英子は次第に竜哉に惹かれていくが、竜哉は英子に付き纏われるのに嫌気がさし、英子に関心を示した兄・道久(三島耕)に彼女を5千円で売りつける。裕次郎は主人公の友人であるボクシング部員というチョイ役でデビューし、そのスター性が一躍注目された。
2025.3.15 日本映画専門チャンネル録画
日活株式会社製作
製作:水の江滝子
*
原作:石原愼太郎
新潮社版
*
音樂:佐藤勝
*
協賛:レナウン商事株式会社
*
津川竜哉:長門裕之…字幕水色
武田英子:南田洋子…字幕黄色
*
津川道久:三島耕
江田:佐野淺夫
幸子:東谷暎子
*
津川洋一:清水將夫
津川稲代:坪内美詠子
*
伊豆:石原裕次郎…字幕緑
西村:野口一雄
松野:須藤孝
田宮:澤井謙二
佐原:市村博
サッカー選手:石原愼太郎(特別出演)
*
エルザー:関弘子
英子の母:紅澤葉子
明石淳子
由紀:小野三津枝
*
潮けい子
ミッチー:河上敬子
英子の家の女中:福田トヨ
女給:三鈴恵以子
*
海水浴場の女:松原京子
南部美乃
マリー:久場禮子
小島游子
*
顔役:花村信輝
千代田弘
黑田剛
顔役:八代康二
*
白井鋭
久遠利三
柳瀬志郎
拳闘選手:吉田光男
上原一二
審判:阿部幸四郎(技斗)
*
監督・脚本:古川卓巳
短めの映画だからサラッと見ちゃおう。有名な作品だからタイトルは知ってるけど、1時間半くらいなものなんだね。
拳闘(ボクシング)部
長門裕之さんが津川って役名。バスケット部の津川が拳闘部の練習を見に来て、俺にもやらせろとコーチに言う。バスケットをやってると自信満々の津川だが、江田からはバスケなんて女もやってるとバカにされる。
江田は「ありがとう」の島先生~!
津川は部員の伊豆が相手をした。ヘトヘトの津川は面白かったと強がりを言う。んで、津川の父は「ありがとう」の院長先生~! 若いな。
津川は結局、拳闘部に入部した。父は来年定年で大学生の長男・道久と息子が2人いる。大きな家に住むお坊ちゃん。
津川は仲間と街へ出て、女性をナンパ。わざわざ顔を見に行って、ダメダメと言ったり、口笛で呼びかけ、振り返った女性をイモと言ったり、ひでー!
ワンピースのおしゃれな女性3人組に声をかけた津川。英子、幸子、由紀。T学園の拳闘部の津川と名乗り、仲間は5人いると話した。
英子たちとダンスホールへ行った津川たち。英子と津川が踊る。英子は、津川たちを気遣い、お金を渡した。
男の思う”いい女”ってやつですかぁ!?
拳闘部の試合。「津川さんへ 試合頑張ってください」というメッセージ付きの花束が試合前に届いた。バンタム級、準決勝戦。津川が出てくると英子たちが声援を送り、花を贈ったのが英子と分かった。相手が棒立ちすぎやしない?
しかし、次のラウンドではダウンを食らう津川。セコンドの江田は津川たちと一緒にナンパしたりしてたけど、さすがに高校生ではないよなぁ!?
次のラウンドでロープにもたれかかった相手を殴りまくる津川。相手セコンドがタオルを投げて津川のTKO勝ち。
病院から出てきた津川にサッカー部員が話しかけた。石原慎太郎さん。
英子が車で迎えに来て、バーへ。津川は誰が死んでも泣けないような気がすると話す。ていうか、津川って大学生と思ってたけど、T学園と言ってたし、高校生なんだよねぇぇぇ!? 英子は車も運転してるし、年上?
英子は彼氏と待ち合わせていたが、自動車事故で死んで来なかったけど、泣けなかったと語り、お互いに人を愛せないのだと笑う。
津川は兄とヨットの塗り直しをしていた。ヨット持ち!
英子は葉山の帰りに津川の前に現れた。津川は英子を兄に紹介し、英子と2人、ボートに乗った。
英子を家に呼び、もうベッドに寝てる!? 私やっぱりダメねと津川とキス。
拳闘部に英子が見に来た。
カウンターバーで飲んでる英子と津川。酔っ払った英子は心が裸になれない、男とつきあいすぎたから与えられない、愛せない、別れようと切り出す。同じく酔っ払った津川は潮時だよなと同意する。
別の日のバー?
津川はバンドマスターをいきなり殴った。英子が私と一緒にいたからでしょう?とカウンターに座った津川に話しかけた。津川の隣には親し気に女性が座り、店では津川を殴りつける男がいて、店の中はシッチャカメッチャカ。津川も英子も笑う。ん~、何がなんだかわけ分からん。字幕も”栄子”になってるし。
ヨットに乗る津川と英子だったが、海に入った。ヨットに戻った2人は熱いキス。私、もう1人じゃないんだわと津川に抱きつく英子。
帰ってきた道久がパーティーに誘ったが、ベッドでタバコを吸っていた津川は断った。「海は健康にいい」と引っ越して来たと話す津川たちの両親だったが、今やどっちかが家にいればどっちかが出かけるという遊び人に育った息子2人。
英子から電話がかかってきて、津川を誰もいないから別荘に来ない?と誘う。ボートを海辺へ運んでいた江田たちのもとへ私たちも乗せてと女性たちが近づいてきた。女子大の英文科で自分たちをエルザやマリーなど英名で名乗った。
浜辺へ来た英子は津川に会えず、砂浜で麻雀していた道久が見ていた。
夜、ハワイアンバンドが演奏し、若者たちは踊っていた。英子は1人。道久たちがやってるパーティーってこのこと? バンドは呼んだが泊めると高いから終電車で帰そうと話していた。しかし、顔役から声をかけられ、金を払った。
津川が別の女とボートに乗ったことを根に持っている英子。一緒に踊っていたが、女が来ると、津川はその女と踊り出した。帰っていく英子を追いかける道久。
翌日、津川と英子は、それぞれ別のグループのヨットに乗った。
ヨットの上で「証城寺の狸ばやし」を歌う若者たち。
道久は、津川にもうお前には気はねえんだろと英子と一晩過ごした。その夜、津川が英子を誘うと英子は黙ってついていった。
英子は津川と2人きりになって道久さん大っ嫌いと話す。
朝、道久は5000円やるから山へ消えろと津川に言うと、道久に従って、英子を無視した。
道久と津川が英子と契約?とか言ってんのが意味分からな過ぎて…話が入ってこない。
英子が5000円送金して来て、もう2万円分たまった。はぁ!?
雨の日、小屋でボートの整備をしていた津川のもとに英子が来た。英子は急にウッと吐き気をもよおし、赤ちゃんが出来たと告げた。俺んじゃねえんじゃねえかと津川は否定するが、英子に「産んでいい?」と聞かれて戸惑う。
子供をダシに使うなんて古い手だと津川が言うが、英子はどこかに預けるという。はぁ…
家に帰った津川は道久に話すと、道久は驚いた。
拳闘部の仲間から結婚するんだって?と聞かれた津川。ん? やっぱり高校生じゃないのかあ!? 幸子が津川を呼び出し、津川の真意を聞き出そうとした。もう妊娠4か月。道久には結婚するつもりがあると言っていたのに、英子には好きにしろよと突き放したようなことを言うため、英子はそんなんじゃ産めないと津川のもとを去った。
幸子と一緒に病院へ向かった英子。
夜、津川の家に幸子から、ゆうべ、英子が亡くなったと電話があった。麻雀している江田たちの前で酒を飲みだし、英子が死んだよと告げた。
武田家葬儀会場
学生服で会場に行った津川は「バカ野郎!」の英子の遺影にものを投げつけ、「あんたたちには何も分かっちゃいねえんだ」と叫ぶ。「バカ野郎…死にやがって」と心の中でつぶやき、会場を後にした。(終)
とんだ胸糞映画だった。感動や悲劇のシチュエーションとして幼い子供、動物を殺すのも嫌いだが、中絶もイヤ!!
タイトルが有名だから見たけど、無軌道な若者みたいなの好きじゃなかった…お坊ちゃんでも若大将シリーズは見ていて楽しいのに…


