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【ネタバレ】🈟ハルとナツ〜届かなかった手紙(1)「姉妹」

NHK 2005年10月2日

 

あらすじ

2005年。70年ぶりに帰国したブラジル移民の高倉ハル(森光子)は、生き別れていた妹・ナツ(野際陽子)(78歳)を捜しあてる。しかし、「自分は家族に捨てられた」と冷たく言い放つナツ。失意のハルは孫の大和(今井翼)に昔のことを語る。1934年、北海道からブラジルへの移民を決意したハル(斉藤奈々)一家。しかし、ナツ(志田未来)が目の病気・トラホームと診断され一人残らざるをえず、姉妹は涙の別れとなる。

2025.2.12 NHKBS録画

 

放送80周年ドラマ

 

希望の大地へ

かつて、海を渡った

多くの日本人移民たち

がいた

 

語り:山根基世

<明治末期から昭和10年代にかけ、南米、ブラジルへと19万人もの日本人が移民として海を渡りました。その多くはコーヒー園で稼ぎ、故郷に錦を飾れると信じていました>

 

日本からのブラジル移民

戦前…19万人

戦後…  5万人

 

<しかし、夢破れ、戦争で日本との連絡も断たれ、望郷の思いのまま、異国の地に取り残されてしまいます>

 

ハル(米倉涼子)「日本から捨てられたんです」

 

<家族と共にブラジルに渡った姉・ハルは過酷な労働の日々に追われ、各地を流転。祖国に帰る日を夢みながらブラジルの大地で70年生きていきます>

 

ナツ(仲間由紀恵)「日本で待っていたいの」

 

<一方、1人、日本に残された妹・ナツは家族を待ちわびながら、戦中戦後の激動の中をたくましくはい上がっていきます。これはある姉妹の海を越え、時代を超え、国を越えた愛情の物語です>

 

原作・脚本:橋田壽賀子

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音楽:渡辺俊幸

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テーマ音楽演奏:NHK交響楽団

テーマ音楽指揮:岩城宏之

テーマ音楽ソプラノ:増田いずみ

演奏:コンセール・レニエ

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出演現代編

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髙倉ハル:森光子…字幕黄色

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髙倉大和:今井翼

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山辺照彦:西田健

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大田秘書:矢島健一

髙倉邦男:尾崎英二郎

家政婦・幸子(声):曽川留三子

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浅野秘書:池田昌子

会社受付:福地香代

     竹山メリー

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中原イネ:野村昭子

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中原ミサ:泉ピン子

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山辺ナツ:野際陽子…字幕水色

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時代考証:天野隆子

     田辺安一

     ブラジル日本移民史料館(サンパウロ市)

     サンパウロ州立博物館

美術考証:ユリカ・ヤマザキ

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ポルトガル語翻訳監修:二宮正人

北海道ことば指導:曽川留三子

広島・大阪ことば指導:大原穣子

ポルトガル語指導:長島幸子

         上田郁香マリア

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撮影協力:北海道新得町

        小樽市

     兵庫県神戸市

(ブラジル)

ハルとナツ」撮影支援委員会

東山農場

カーザブランカ

コーディネーター:塚本恭子

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出演昭和編

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髙倉ハル:米倉涼子…字幕黄色

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髙倉忠次:村田雄浩

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髙倉シズ:姿晴香

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髙倉ハル(少女):斉藤奈々…字幕黄色

髙倉ナツ(少女):志田未来…字幕水色

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髙倉与作:田山涼成

髙倉カネ:根岸季衣

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髙倉洋三:吉見一豊

髙倉キヨ:水町レイコ

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栗田彦次:徳井優

中山昭三:斎藤歩

医師:金内喜久夫

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髙倉茂:小林宏

髙倉実:椿直

山下拓也:桑原匠吾

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タモト清嵐

石川眞吾

池澤ひとみ

𡈽橋恵

ユキコ・コレヤス

熊本小次郎

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ペドロ・ナシメント

ウリアス・ガルシア

オリデス・ビセンチ

ジーニョ・ノムラ

カッシア・ルミ・アベ

パトリシア・ノムラ

蔵本隆史

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サッポロシンフォニックバンド

エンゼルプロ

劇団ひまわり

テアトルアカデミー

セントラル子供タレント

麗タレントプロモーション

劇団エッグ

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山下平造:斉藤洋介

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髙倉ノブ:渡辺美佐子

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髙倉(山辺)ナツ:仲間由紀恵…字幕水色

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制作統括:阿部康彦

     金澤宏次

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演出:佐藤峰世

 

”髙倉”って苗字が橋田先生だな~って感じ。”倉”のつく苗字が好きだよね。田倉、岡倉…

 

平成17年(2005)3月 東京

 

東京都世田谷区

   深沢1丁目44-3

 

というメモを持ち歩く高齢女性と若い男。たどりついた家はかなりの豪邸で「大きな家だなあ!」と若い男がポルトガル語で驚く。

 

大和「本当にここがばあちゃんの妹の家なのか?」←ここは日本語。

 

80歳の髙倉ハルが孫の大和(やまと)に言われて、間違ったのかもと不安になるが、インターホンを押して聞くと、奥様は社にいると言われ、社というのは北王製菓と答えたもののピシャリと切られた。

 

ナツはハルより2歳下の78歳。そんなナツが何してるんだろうと不思議に思うハル。

 

北王製菓は大きな会社で戦後、ボラッシャー(クッキー)を作り、大きな会社のファブリカ(会社)になったとポルトガル語混じりでハルに説明する大和。

 

北王製菓の受付で大和は山辺ナツについて聞くが、山辺ナツは不在。ハルはナツの姉で70年ぶりでブラジルから会いに来たと受付に事情を説明した。ハルは9歳で離れ離れになったなどペラペラしゃべる。

 

秘書の大田がハルのところに来たが、ナツはハルの名前も知らないし、会いたくないと伝えた。大和は諦めようとビルを出ようとしたが、ハルはどうしても妹に会わなきゃと泣き出す。

 

山辺ナツは大田の話を聞き、部屋を出た。裏口で待っていたハルと大和はナツを見つけ、駆け寄り、ハルはナツに抱きついて泣いたが、ナツは70年前に親にも姉にも捨てられたと冷たく話す。3年経ったら日本へ帰ると約束したのに、手紙の一つもよこさない。ハルは手紙も出したし、お金も入れて出したこともあると話すが信じない。ナツも手紙を出していたが、ハルは受け取ったことがなかった。

 

ナツは昔の事なんか話したくもない、親も兄弟もいないと運転手付きの車で去っていった。

 

しょっぱなから泣きそうだよ、さすが橋田先生!

 

大和は貧乏人がたかったと思われたと怒っていた。

 

70年前、北海道で15人家族で暮らしていたハルの家にブラジル移民の話が出た。ハルは6人家族、そして叔父夫婦と8人で行くことになっていた。ハルの父は次男で、弟の三男・洋三と出て行く。常夏のブラジルで3年働けばお大尽というチラシと信じている父・忠次。

 

ハルは長男夫婦の子供たちにいじめられており、伯母・カネと相性が悪い。忠次はあくまで出稼ぎ感覚でいる。渡航費200円、支度金50円がお上が用意してくれるのでブラジルへ行くまではタダ。

 

うさぎを源じいのところへ預けようとハルとナツで出かけると、長男夫婦の息子たちに絡まれ、うさぎを逃がしたハルたち。イヤイヤ、雪の中に!

 

昭和9年(1934)4月

 

神戸移民教養所

移民は出国前に検査を受けたが、ナツだけトラホームにかかっていた。ブラジルではトラホームにかかってる者は入国させないことになっていて、ナツは日本に置いていくより他ない。母のシズもハルも反対するが、ナツだけ北海道に帰すことにした。

 

ブラジルに出発するとき、ハルはやっぱり日本に残ると言うが、ナツは日本で待ってると言う。忠次はブラジルのコーヒー園の所書きと家族写真を渡した。

 

神戸港

船に乗り込んだハルたちの家族。

 

♪行け行け同胞 海こえて

「渡伯同胞送別の歌」という歌らしい。港で子供たちが歌い、見送る。船を降りようとしたハルとナツが階段で再会して抱き合ったが、忠次が引きはがして別れた。ウッ…涙。

 

現代

ハルは大和にブラジルの暮らしは甘いものではなく、帰りたくても帰れなかったと話す。ハルが出した手紙がナツには届いていなかった。北海道にも行ったし、もうブラジルへ帰ろうと言う。

 

北王製菓 社長室

照彦はハルが会いに来たことをナツにグチグチいう。役員を降りてもらったと言うから出来損ないの息子って感じかな?

 

ナツは北海道でお世話になった中原家を訪ねた。ミサが出てきて、応対。おっ、泉ピン子さん。ナツはミサの母・イネから手紙をもらっていた。ナツが女社長としてテレビに出ていたのをイネが見て、ナツに手紙を出したと言う。イネはイネの母から預かった手紙を持っていた。イネの母がナツ宛ての手紙に入っていたお金に手をつけてしまい、以降、手紙を渡せなくなった。だから、ナツに親切にしてたのかな~?

 

ナツは手紙を読み始めた。

 

ハルの手紙

47日かけて船に乗った。大部屋の三等客室に入れられ、千葉の山下家、広島の中山家と一緒の部屋。中山は兄の農園を手伝う。山下は一旗揚げてブラジルで暮らすつもりでいて、出稼ぎ目的の忠次は驚く。

 

船の中では運動会が行われていた。少しでもポルトガル語を覚えなくてはとアドバイスする中山。山下の次男・拓也は野球をやろうとハルの兄たちを誘う。茂と実。「それぞれの秋」は茂と稔。よくある組み合わせなのかな?

peachredrum.hateblo.jp

ブラジル・サントス港

 

昭和9年(1934)5月末

 

中山家とはそこで別れた。移民収容所へ行き、ハルの一家はサンタナ農園に決まったが、出国前にもらった所書きの場所とは違っていた。すぐ手紙を書いたハル。日本のお金は使えないからとシズに言われ、お金も入れた。最初の手紙にお金が入ってたんだね。

 

楽園駅

山下家ら3家族と降り、ブラジル人に引き渡され、牛車で移動し、農園へ。

 

支配人は少しだけ日本語がしゃべれたが、ほんとに少しだけで2年前からブラジルに来ているという大阪出身の栗田が世話係としてきた。

 

家には天上も床もなく、戸惑う。

 

栗田が握り飯を用意していた。忠次はコーヒーの木8000本任されることになった。野菜を作ってもいい。ベッドはその辺の木で作り、トウモロコシの皮が布団代わり。用品店には塩、豆、油が売っている。給料は1年に1回で、ほしいものはツケで買う。日本への手紙は2か月かかる。

 

手紙を読み進める現代のナツ。

 

朝5時、鐘で起こされ、朝食は豆の塩煮。朝の6時から夕方6時まで働く。稼ぎが悪いと叱られ、反抗的な洋三に銃を向ける監督。

 

夕方はフラフラで歩いて帰る。

 

昼はバナナ、夕飯は豆の塩煮とマンジョッカ芋。ハルの一家に割り当てられた畑は奥にあり、収穫量も半分ほど。文句を言う洋三と言い合いになる忠次。

 

4か月後

昭和9年(1934)9月

 

カフェーの実の収穫が終わり、楽になるかと思ったが、畑の草取りが待っていた。取っても取っても生えてくる草。

 

ハルの野菜畑に拓也が来ていた。野球をやろうと思っていたけど、働き詰めで野球をやれる余裕がない。

 

ハルの兄・実はもうイヤだと一旦作業をやめたが、シズに止められた。

 

現代

手紙が届かなかったことを気にする大和はパパィ(父親)に電話すると部屋から出た。

 

ナツも手紙を読み進め、家族写真を見つめた。

 

「渡伯同胞送別の歌」を口ずさむハル。

 

大和は日本に残ってアルバイトしながら大学へ通い、ハルはブラジルへ帰る。大和は父の邦男と電話し、ナツが出したハル宛ての手紙が見つかった。(つづく)

 

長めの予告。

 

いや~、普通のドラマより長いのにあっという間! やっぱり面白い! 本編前後の予告にハル役の米倉涼子さんやナツ役の仲間由紀恵さんが出ていたけど、今回の主役は子供たちって感じ。志田未来ちゃんさすがだな~。

peachredrum.hateblo.jp

「山河あり」はハワイ移民たち。これから戦争も来るんだな~。