TBS 1974年1月11日
あらすじ
悦子(山口百恵)のおばあちゃん(浦辺粂子)が鹿児島からやってきて「悦子を連れて帰る」と言い出した。大吉(宇津井健)の元の奥さんの母親と聞いて面白くない秀子(倍賞美津子)は、亡くなった母の思い出を書いた悦子の作文をこっそり読んでしまい、悦子の母になる自信をなくしてしまう。
2025.1.27 BS-TBS録画
宿題をしていた悦子を呼びに来た秀子。悦子が書いていたのは「私の母」というタイトルの作文。
大吉は医局で明夫と将棋をしていた。悦子がヨシコさんの田舎の長野へ遊びに行くと言うが、聞いてなかった大吉はすねる。
大吉「気をつけるんだよ」
悦子「だいじょうび」
悦子はイカすボーイフレンドを捜すのが目的と笑う。久利子も成人式で函館に帰る。明夫と握手でお別れ。
そこへ大吉を訪ねる老婆が来た。
花田大吉:宇津井健
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花田秀子:倍賞美津子
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花田徳子:富士眞奈美
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花田誠一郎:松村達雄
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岩崎明夫:水谷豊
内田久利子:川口晶
花田悦子:山口百恵
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花田きり:葦原邦子
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悠木ひな子:春川ますみ
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西郷たつ:浦辺粂子
岩崎千代:初井言栄
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鈴木初恵:紙じゅん
寺田町子:深沢裕子
渡辺桃子:青山美樹
ナレーター:浦野光
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吉本太郎:フランキー堺
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脚本:山浦弘靖
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企画:野添和子
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家具提供:家具の大正堂
衣裳協力:ミカレディ
医療器具:アコマ医料工業㈱
協力:鎌倉市
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音楽:青山八郎
主題歌「パパは恋人」
作詞:千家和也
作曲:都倉俊一
編曲:高田弘
歌:山口百恵
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監督:難波敏夫
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製作:大映テレビ株式会社
TBS
退屈な土曜日の午後。きりは徳子をミドリスーパーのバーゲンに誘うが、徳子は人混みが嫌い。しかし、誠一郎は自身のバーゲンセールをすべきで、出不精せず外へ出たら男に見初められると徳子に言う。うるせーじじいだな。
誠一郎は、きりに命じられて階段の掃除を始めたが、ホウキ片手に歌い始める。
♪怖くない
あなたとだったら 何でも出来る
1973年11月21日発売の新曲を歌ってたんだね。
悦子の祖母・たつが訪ねてきて、病院長の誠一郎がホウキを持っているのを怪訝な目で見た。
たつは、大吉から悦子が泊まりがけでスケートに行ったと聞き、がっかり。大吉が悦子を追い出したと思っていて、「小糠三合あるならば入り婿すな」と話す。
小糠三合あるならば入り婿すな…たとえ小糠三合でも、持っているのなら婿入りはするな。入り婿の気苦労はたいへんなものだから、よくよくのことがないかぎり婿になど行くべきではない。
話したいことは悦子に話すと言って、近くの旅館に泊まると出て行こうとした。しかし、徳子が泊まるように勧める。たつは大吉の先妻のお母さんなのね。徳子は高圧的に大吉に掃除しときなさいと命じると、たつは男はそんなことしなくていいと言う。徳子は面白くなってきたと、きりと笑う。
廊下掃除をしてきた秀子は亡くなった奥さんのお母さんなんて会わなくてもいいと言って、誠一郎に叱られた。
ナースステーション
大吉の先妻のお母さんが来ていると噂していると、ひな子が秀子の立場に同情する。
秀子が風呂掃除をしている。大きなお風呂だね。
リビング
たつは鹿児島で代々漬物屋をしていると話す。徳子は鹿児島と言えば男尊女卑で知られた封建的なところで大変だったでしょう?と言うが、たつは男が女にかしずくのは当たり前と言い、誠一郎は喜ぶ。
秀子がたつにお風呂をいれたというと、男が最初に風呂に入るもんだと言い、先に誠一郎が入ることになり、また誠一郎は♪怖くないと歌っている。
徳子は、たつに娘の話を聞きたがる。大吉の先妻ユキコはおしとやかな女性でまだ医学生だった大吉と結婚したいと連れてきた。聞き耳を立てるひな子と秀子。徳子はユキコと大吉の仲の良さを強調するように話を聞く。しかし、ユキコは2年足らずで心臓病で亡くなった。大吉は当時、一生再婚しないで悦子を育てたいと言っていたと聞き、立ち聞きしていたひな子は、もう諦めますと泣いていた。秀子も複雑な心境。
大吉たちの部屋
秀子は机の引き出しに入っていた悦子の「私の母」という作文を読もうとしたが、引き出しを閉めた。秀子はユキコに嫉妬していた。大吉はユキコは12年前に死んだ女だと笑うが、秀子はユキコさんと同じようにやってみせると大吉に言う。
たつは悦子を引き取るつもりで上京してきた。漬物屋をやっている甥夫婦には子供がいないので、孫の悦子に継いでほしい。秀子は悦子の母親になると言うが、たつは秀子は若く、悦子の母親には見えない、これから別の人と結婚することもできると秀子に悦子を育てたお礼を言うが、女が威張っている家に子持ちで婿入りでは悦子の肩身が狭い、他人は他人と言う。
秀子はきりや徳子に説得されて、かえって意地になり、翌朝から、早く起きて和服で大吉を起こした。
ダイニング
秀子は徳子が読んでいた新聞を取り上げ、大吉に渡したり、献身的に大吉に尽くす。
大吉も君は君のままでいい、じゃじゃ馬が大和撫子に変身するなんてと気味悪がる。
出勤してきた大吉に明夫やひな子が前妻の話をする。
茶の間にいたたつにお茶を運んできた秀子になぜユキコのマネをするのか聞く。無理して田舎者のユキコのマネをすることはない。秀子は悦子は私の子、絶対渡しませんからと宣言した。
医局
秀子は、あの意地悪ばあさんに出て行ってもらってちょうだい!と大吉に言う。前の奥さんを愛してるから強いことが言えないのだと言い、抑えつけようとした大吉をビンタした。きりは死に別れの夫婦と一緒になるものではない、秀子がかわいそうと語りかける。
大吉は吉本家に行き、一晩だけでも泊めてほしいと頼んだ。
秀子は自室に行き、悦子の作文を読み始めた。
吉本家
たつのもとにひな子が訪ねて来て、秀子をさっぱりした気性で人気があると言い、自身も大吉が好きだが、入り込むスキがない、鹿児島に帰ってくださいとお願いした。秀子も来て、たつに謝り、花田家に泊まるように言う。
大吉は秀子があんなにも先妻を気にしていることにちょっとあきれ気味!? 吉本に愚痴って、夫婦は他人同士の集まりでまだ所帯を持って3か月じゃないかと諭された。
吉本家
♪花は霧島 煙草は国分~
たつが「鹿児島おはら節」を歌い、玉代も秀子も拍手を送った。たつは酒が強く、男尊女卑は表向きで男を操る手段だと本音を漏らした。秀子も負けじと飲み、歌はダメだと言って、暗記した悦子の作文をしゃべり始めた。2歳で母を亡くした思い出がつづられていた。母が大好きです、と言いながら涙を流す。
秀子は悦子の母親になろうと一生懸命だったけど、ダメだった、負けましたと、たつに思いを伝え、悦ちゃんのことをお任せしますと泣いた。たつも涙を流し、悦子を引き取ることは半分迷っていた、私の都合を押し付けるわけにはいかないと思っていたが、大吉や秀子を見て、急に死んだユキコをかわいそうに思ってしまった、ユキコのことは遠い夢、終わったことだと秀子と抱き合った。
新宿駅(南口)
大吉がたつに改めて悦子を手放さないと念押しした。悦子が電車から降りてきて再会し、たつはお墓参りに誘った。
花田家
悦子からお墓参りに行くと電話を受けた秀子も出て行った。
墓地
山田家の墓に行った大吉、悦子、たつ。これからたつは飛行機で帰ると言う。大吉にお幸せにな、と言葉を残して帰っていった。入れ違いに秀子も来て、3人で仲良く帰った。(つづく)
そういや、浦辺粂子さんも「おやじ太鼓」に出ていた。
イッちゃん(橋本功さん=富田先生)のご近所さん。今日は富田先生出てなかったな。
秀子は嫉妬深いところはあるものの意地悪ではないし、さっぱりしててイイ!
