TBS 1973年12月7日
あらすじ
秀子(倍賞美津子)が妊娠したという噂で花田家は朝から大騒ぎ。大吉(宇津井健)を追い出そうと必死の徳子(冨士眞奈美)ときり(葦原邦子)は意気消沈、対して誠一郎(松村達雄)は鬼の首でも取ったような喜びようだ。
2025.1.20 BS-TBS録画
日曜日、きりは押し入れから布団を出していた。お正月の泊まり客のための準備をしていて、徳子に畳屋に連絡を入れるように指示。久利子は休みだからと手伝わずに「ジングル・ベル」を歌いながら出て行った。
畳屋に電話していた徳子が勢いよく受話器を置いて電話台を壊し、きりは大吉に直してもらおうと捜した。
昼から風呂に入っていた大吉は風呂から出て、きりに裸を見られた。あんなハレンチなものを見せられてと怒るきりと徳子。この家では女性優先だと言うが、大吉は沸かし直しましょうか?と平然としている。
吉本からケガ人がいるから手伝ってほしいと電話があり、大吉は喜んで出かけることにした。秀子は体調が悪いと寝ていて、まさか妊娠したのでは!?と言う徳子。
花田大吉:宇津井健
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花田秀子:倍賞美津子
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花田徳子:富士眞奈美
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花田誠一郎:松村達雄
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岩崎明夫:水谷豊
内田久利子:川口晶
花田悦子:山口百恵
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悠木次郎:夏夕介
村田三平:高松しげお
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花田きり:葦原邦子
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悠木ひな子:春川ますみ
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富田淳:橋本功
岩崎千代:初井言栄
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鈴木初恵:紙じゅん
寺田町子:深沢裕子
渡辺桃子:青山美樹
ナレーター:浦野光
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村田茂子:悠木千帆
占師:牟田悌三
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吉本太郎:フランキー堺
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脚本:加瀬高之
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企画:野添和子
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家具提供:家具の大正堂
衣裳協力:ミカレディ
医療器具:アコマ医料工業㈱
協力:鎌倉市
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音楽:青山八郎
主題歌「パパは恋人」
作詞:千家和也
作曲:都倉俊一
編曲:高田弘
歌:山口百恵
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監督:国原俊明
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製作:大映テレビ株式会社
TBS
吉本家
おお、樹木希林さんだ。花瓶が割れてケガした男とその妻。亭主面すんじゃないよとケンカが止まらない夫婦。
花田家リビング
秀子に子供が出来てたら、大吉を追い出せなくなると徳子が言い、きりは本当に妊娠したのか?と疑わしく思う。パチンコ帰りの誠一郎は「ジングル・ベル」を歌ってご機嫌。
大吉たちの部屋
きりが様子を見に行くと、秀子はベッドに寝て、育児書を読んでいた。本は友達がもらったもので、月のものも遅れているが、心配いらないと笑い飛ばす。
花田家茶の間
誠一郎はそれは妊娠だろうと電話台を直しながらニコニコ。電話台を直したと「ジングル・ベル」の替え歌を歌いながら部屋を出て行った。
吉本病院
大工の夫・三平に手が使えなくなったらどうすんだ、子供が生まれるんだよと言う妻の茂子。突然、子供が出来ていると言われて驚く三平。誠一郎が電話をかけていたが、誰も出ない。
花田外科病院
徳子たちが千代に秀子の妊娠のことを聞いていて、ひな子、初恵が立ち聞きしていた。
吉本病院
大吉の助手を務める玉代。茂子も三郎の世話を焼き始める。誠一郎の電話は玉代に頼まれた茂子が出て、そっけなく切ってしまった。
電話台、直ったのかと思ったら直ってなかったんかい! ご飯粒でくっつくか!?
大吉たちの部屋
千代は秀子を問診し、妊娠初期の症状ではないかという。明日にでも産科の先生に診ていただきたいと思いますと部屋を出た。妊娠・お産の本を改めて読み始める秀子。
花田家リビング
きりと徳子は秀子に女の子を産んでもらおうと考えを切り替える。誠一郎は大吉の子供は男の子だとなぜか確信している。
吉本病院
治療を終え、仲直りして帰っていった夫婦。
ナースステーション
同僚看護師は、大吉のことはきっぱり諦めるようにひな子を励ます。当直のひな子以外、なぜ休みなのにみんな揃ってるんだろう、私服で。ナースコールが鳴り、ひな子がロビーに出ると、悦子が来ていて、ひな子は赤ちゃんができたと知らせた。悦子は病院を出て、赤ちゃんが生まれるんだわとスキップしだす。
公園
久利子が自転車に乗り、明夫が見ていた。そこに悦子が来て、妹ができたとはしゃぐ。悦子は妹が欲しいので、女の子だと思い込む。
吉本家
吉本と酒を飲む大吉。家に帰らなくていいのか聞く玉代に吉本は男は1週間働き詰めで家庭サービスなんてやってられるかと反論。玉代は女だって働き詰めだと言う。当然。さっきだって、治療を手伝っていたのは玉代だけだったし。
おでん たぬき
三郎と渋谷のおケイが一緒にいる~! 兄弟っていいもんだよと次郎が悦子に言う。
吉本家
誠一郎からの電話は秀子の妊娠を告げる内容で直接伝えたいからと口止めした。直接伝えたいから一度帰るように伝えたものの吉本が引き止め、「大勝負」を歌う。
帰ろうとしない大吉に玉代が業を煮やして赤ちゃんができたと伝え、帰らせた。
もう薄暗くなった道で「やったー!」と飛び上がって走っていく大吉。
吉本家
どうして赤ちゃんができないのかと子猫を抱く玉代。いつから飼ってた!? 吉本は子供は金がかかると言うが、玉代は母親ってどういうものかしら?と聞く。
さっきの患者夫婦は10年目でようやく子供が出来たし、40過ぎてできる場合もある。夫婦の心がけ次第だと言う吉本。医師でも心がけとか言ってんの?
ハッスルしなくちゃ!と大吉に近寄った玉代だが、猫が鳴き、ポイッと廊下に投げる演出。子猫なんだからさ~、やめてよ。茶トラのかわいい子猫。
道端の占師に診てもらうことにした大吉。♪こんにちは 赤ちゃん~と歌い出すので、「子供が出来たね?」と指摘。大吉の言うことを聞いて当たり前のことしか言わない占師に酔っ払っている大吉は占師がズバズバ当てているように感じてご機嫌。男なら太郎、女なら花子。花田花子はいるでしょ!
おでん たぬき
明夫が「見上げてごらん夜の星を」を歌う。おお~! 水谷豊さんが歌!
岩崎先生、歌手になれるわよと看護師たちがはやし立てる。
花田家
機嫌の悪い秀子。それもまた妊娠のせいと思う誠一郎。
おでん たぬきの前
店を出たひな子は店の前に来た大吉を飲みに誘う。
大吉が店に入ると次郎がギターを弾き、みんなで「かあさんの歌」を歌っていた。悦子が店にいたので大吉が「子供が夜遊びしちゃいかん」と注意したので、悦子が店を飛び出した。まあ、あそこ食堂じゃなく飲み屋だしなあ。
悦子を追いかけた大吉。悦子はお小遣いが足りなくなったと1000円要求し、1000円を持っておもちゃ屋に駆け込み、赤ちゃん用のおもちゃを買って大吉に渡した。まだ12月に入ったばっかりなのに街はクリスマス一色なのね。
花田家リビング
帰りの遅い大吉を怒っているきりと徳子。
大吉がおもちゃを買って帰ったことは徳子たちにもバレバレ。秀子は沈んだ表情で大吉に妊娠は間違いだったと告げた。
花田家リビング
立ち聞きしていた徳子はすぐにきりに伝え、喜ぶ。誠一郎はすぐ子供が出来ると言い、きりもいざ、間違いだと言われるとションボリ。部屋を出た徳子が勢いよくドアを閉めたので電話台がまた壊れた。
悦子になんて言おうなんて言いながらも仲よしの大吉と秀子。(つづく)
花田家は女性上位で男が虐げられてる家というけど、結局は好きに風呂にも入れて、飲みに行くのも自由、ストリップも見に行けて、友達の家にもしょっちゅう行けて…どこが?と思う。日曜大工ぐらい手伝ってくれてもいいくらいじゃない? 特定の家事を強要されるっていうのもないしね。女性が強く意見を言う、くらい? でも言うこと聞かないしね。あれぐらいでも当時は、女性上位なの~?
赤ちゃんのことは周りであれこれ言うのがイヤだね~。
