徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】顔で笑って▼第8回「ムコいびりあの手この手」

TBS 1973年11月23日

 

あらすじ

ある夜、空室のはずの病室から女のすすり泣く声が聞こえた。そのうえ白い影が動くのを見た大吉(宇津井健)は、驚きのあまり一緒にいた看護婦のひな子(春川ますみ)に思わず抱きついてしまった。その様子を運悪く婦長の千代(初井言栄)に見られてしまい…

パパは恋人

パパは恋人

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2025.1.16 BS-TBS録画

peachredrum.hateblo.jp

手術室

子供の手術をする大吉と明夫。手術を終え、着替える前にタバコを吸う大吉に介添えの感謝をし、たぬきで飲みましょうかと誘う明夫だったが、大吉は断った。

 

大吉たちの部屋

半裸の女性が踊っているテレビ(どういう番組?)をお酒を飲みながら見ている大吉。秀子は新婚1か月だと怒っていたが、テレビを消した大吉にあなたの正直な表情が好きなのとテレビをつけた。なんじゃそら。

 

夫婦の寝室にひな子が8号室の患者さんが苦しんでると呼びに来た。

 

診察を終えた大吉は異常なしだとひな子に注意した。暗い病院の廊下でひな子が迫り、抱きつく。空き部屋から女性のすすり泣く声が聞こえ、かつて女性が自殺したという13号室に入ると、白衣がフワ~っと飛び、ひな子が大吉に抱きつき、千代に見られた。

 

花田大吉:宇津井健

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花田秀子:倍賞美津子

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花田徳子:富士眞奈美

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花田誠一郎:松村達雄

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岩崎明夫:水谷豊

内田久利子:川口晶

花田悦子:山口百恵

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花田きり:葦原邦子

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悠木ひな子:春川ますみ

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悠木次郎:夏夕介

富田淳:橋本功

岩崎千代:初井言栄

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鈴木初恵:紙じゅん

寺田町子:深沢裕子

渡辺桃子:青山美樹

ナレーター:浦野光

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阿部寿美子

桜井とし子

笠井三規子

大月優子

中沢有希子

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吉本太郎:フランキー堺

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脚本:柴英三郎

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企画:野添和子

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家具提供:家具の大正堂

衣裳協力:ミカレディ

医療器具:アコマ医料工業㈱

協力:鎌倉市

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音楽:青山八郎

主題歌「パパは恋人」

 作詞:千家和也

 作曲:都倉俊一

 編曲:高田弘

  歌:山口百恵

    宇津井健

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監督:難波敏夫

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製作:大映テレビ株式会社

   TBS

 

花田家リビング

さっそくきりと徳子にチクる千代。きりと徳子は医者のくせにお化けを恐がるなんておかしいと笑う。久利子はお化けを恐がるのは当然とキレ、私の田舎ではみんなお化けを信じていると言うと、ここは草深い田舎じゃない、お化けを恐がるような人に院長代理は務まらないと言う。ソファで新聞を読んでいた誠一郎は誰にだって苦手なものがあるとフォロー。

 

大吉たちの部屋

照れくさくてダイニングに行けない大吉。秀子はひな子と抱き合っていたことに怒っていた。

 

病室

昨日手術した女の子の様子を見に来た明夫は同部屋の患者たちが大吉が幽霊を恐がって階段を転げ落ちたなどと言って笑っていたのを注意し、廊下にいた千代に何を企んでいたのか聞いた。明夫は大吉を得難い外科医だと言うが、千代は奥様や事務長のお眼鏡にかなわない、ここは代々女性が牛耳っている病院だと話す。

 

久利子が来て、女が威張ってりゃいいってもんじゃない、男が幽霊を見て怖がっていたら、女も一緒になって怖がってればいい、そういうお嫁さんになりたいと話し、千代を怒らせた。

 

院長室に久利子が来て、大吉にゆで卵などを運んできた。吉本が来て、誠一郎を診察して幽霊騒ぎで血圧が上がっていると大吉に話した。吉本はエクトプラズムかな?と話す。

怖…

 

誠一郎の部屋に行くと、誠一郎から幽霊退治を提案された。幽霊騒ぎは女たちの策略だと言い、大吉ひとりで退治するように言う。

 

夜中、大吉は秀子を起こさないよう注意して部屋を抜け出した。大きいベッドに大吉ひとりで寝て、秀子は隣のシングルベッドに寝ている。どこが女性上位の家なのさ。

 

真っ暗な病院のロビーに入った大吉は柱時計の時報にビビる。足音が聞こえ、目の前に現れたのは秀子。幽霊はでっち上げ、ひな子とデートしようとしていると怒っている秀子だが、秀子の耳にも女性の笑い声が聞こえ、大吉と一緒に2階へ。13号室は無人だったが、ベッドの下から脚が見えた。隠れていたのは初恵と次郎。

 

院長室

病室のベッドで腰掛けて話していたという初恵と次郎。処罰として初恵は明日も当直。しかし、明日は次郎の店が休みで横浜にデートに行こうとしていた初恵はがっかりして同僚の前で泣き出す。

 

屋上

明夫は説諭ぐらいでいい、デートをぶっ潰すなんて意地悪だと大吉に訴えかけるが、大吉は議論でカタがつかないと言うと、明夫は正攻法で勝負するとストライキを看護師たちに提案した。

 

しかし、このドラマ、私服でナースキャップだけかぶってるシーンが時々あるのはなんで? すごく違和感のある服装だな。

 

初恵はデートは次の休みでいいと言うが、明夫は権威主義に立ち向かおうと言い出し、初恵たちはストライキを行うことにした。

 

明日はスト決行となり、徳子は面白がる。

 

千代は病院に貼るポスターを持ってきた。

 

不当処分撤回要求!!

無期限当直拒否!!

 

千代と富田が当直を代わると言うが、徳子は富田に花田花子女史の伝記執筆を進めるように言い、当直は千代と徳子がやる。

 

おでん たぬき

明夫と看護婦たちが集まる。看護婦たちは初恵と次郎にデートに行くように言うが、明夫は闘争が終わるまでデートはお預けだと言う。明夫って学生運動とかやってた年代?

 

ひな子が帰ってきて、次郎に「たぬき」は自分の店だから店は貸せないと言う。次郎が初恋なんだと言ってるけど、初恋なんて嘘くさーい。モテそうなのに。久利子が明夫を呼び出し、説得するが、明夫は聞く耳を持たない。

 

花田家リビング

秀子は白衣を着て大吉を手伝おうとしていた。誠一郎も秀子を妻が夫を手伝うのは当然とフォロー。白衣…付添婦の割烹着みたいなやつ。

 

病院の廊下

秀子は大吉が患者たちの食事を運ぶのを手伝っていると、ひな子が割り込んできた。そこへ悦子が現れ、明日の夜の部のバレエのチケットを2枚持ってきた。明日は土曜日だから午後は休診だから行けるでしょ?と悦子が聞くが、大吉は言葉を濁す。秀子は行けると悦子に返事をして、大吉には折れればいいとアドバイス

 

客間

きりと徳子、誠一郎、秀子のいる部屋に大吉が呼ばれた。前代未聞の問題で徳子やきりは引責辞職や平に格下げだと言うが、大吉は処分は撤回しないと意志を貫く。

 

ダイニング

悦子が久利子に何があったのか聞くが、大吉が入ってきてストライキのことを話し、人のデートを阻止して出かけられないと言うと、悦子は泣きながら飛び出した。

 

悦子を追いかけて外に出ると、悦子は泣いたからスッキリした、バレエはマリちゃんと行くと大吉が渡したハンカチを持って帰った。子供のほうが気を遣って折れる展開が多くて、ちょっとかわいそうになる。

 

病室

先日、手術した女の子・ケイコの様子がおかしい。癒着が起こっており、再手術を行うことになった。富田や明夫とも連絡が取れない。長い時間がかかりそうな手術のため、誠一郎には難しく、大吉は吉本に応援を頼んだ。

 

おでん たぬき

吉本が明夫に電話し、ケイコが癒着を起こしたと話した。手術開始は8時30分。

 

病院

大吉が準備を進めたが、医局に吉本の姿はなかった。

 

おでん たぬき

手術開始まであと5分。明夫は大吉のボトルを見て決断する。

 

病院

明夫が看護師たちと戻ってきて執刀を始めた。隠れていた吉本は帰宅。

 

手術は終わり、初恵は罰直を受けると言い、大吉と明夫を仲直りさせた。いや、明夫がなぜかヒートアップしたのがおかしくなった原因じゃない!?

 

大吉たちの部屋

真面目な顔で半裸女性のダンスを見ていた大吉。亭主の好きなナイトショーと秀子は笑いながら乾杯。(つづく)

 

謎のナイトショー、幽霊騒ぎ、ストライキ…盛りだくさんだけど、イマイチ、何なのこの展開と思うことの連続だった。メチャクチャ純情な次郎だけど数年後には渋谷のおケイに襲いかかっちゃうんだもんな!