1977年6月24日~1977年9月30日
2024年11月25日(月)~祝☆BS-TBS再放送!
2年前、日本映画専門チャンネルで初めて見たときは感想だけを書いてたけど、最近はキャストクレジットも一緒に書いとくと、あとで楽しめるので、今回の再放送はキャストクレジットを確認するためにまた見ることにしました。
しかし、初見が日本映画専門チャンネルでよかったのは、やっぱり字幕がついてたこと! でも、当時は色分けをちゃんと書いてなかったのが後悔だな。則子が黄色で謙作が水色、北川が緑? いや~? どうだったかな?? まあ、しかし、BS-TBSも古いドラマを再放送してくれ、Tverでも配信してくれるのは本当にありがたいことなんだけど、今後はぜひとも字幕を…!
脚本家・山田太一さんの一周忌を偲び、
「岸辺のアルバム」をお送りします。
この番組は1977年に放送されたものです。
番組中、一部に不適切な表現がありますが、
作品のオリジナリティを考慮し、そのまま放送いたします。
※部屋を明るくし、光の点滅に注意してご覧ください。
濁流の映像からタイトルが出る。
脚本:山田太一
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原作:山田太一
「岸辺のアルバム」
-東京新聞出版局刊-
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音楽:小川よしあき
テーマ曲
-ウィル・ユー・ダンス-
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制作:大山勝美(1~15話)
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田島則子:八千草薫(1~15話)
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田島律子:中田喜子(1~15話)
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田島繁:国広富之(1~15話)
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篠崎雅江:風吹ジュン(1~4、6、8、9、11~15話)
沖田信彦:新井康弘(1~4、6~8、12~14話)
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ガラス屋:小鹿番(1話)
多紋英子:本山可久子(1、9話)
翻訳研究会チューター:タスティング・アムノン(1話)
河原の男:青森伸(1話)
伊藤豪(1話)
翻研の青年:みやけみつる(1話)
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フィリッポのマスター:日野道夫(2、3話)
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丘敏子:山口いづみ(3、4、6話)
山本夫人:水沢摩耶(3話)
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緒方常務:草薙幸二郎(4話)
宮部:山本廉(4、9、12~15話)
ウェイトレス:三神京子(4話)
商社員:清水昇(4話)
木下陽夫(4話)
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川田祐作:園田裕久(5話)
二宮:保積春大(5話)
堀越節夫:市原清彦(5話)
スナックのマスター:阿部徳昭(5話)
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チャールズ・スタイナー:ジョン・ホーランド(6~9話)
雅江の同僚(11話~”哀愁の同僚”):高原美由紀(6、8、11、12話)
隣りの主婦:西朱美(6話)
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ホテルの支配人:睦五郎(7話)
タクシーの運転手:三川雄三(7話)
ホテルの若い男:国井正広(7話)
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デェイヴ・アベルスン:リチャード・ヤボンスキー(8、9話)
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北川の妻:水原英子(9、12話)
マネージャー:松島真一(9、15話)※15話は新聞記者役
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土井医師:草野大悟(10話)
徳永夫人:新村礼子(10話)
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哀愁の父:山本麟一(11話)
バーテン:佐野哲也(11話)
レジの女:大野富久代(11話)
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ラーメン屋の主人:中井啓輔(13、14話)
ラーメン屋の店員:三沢憲治(13、14話)
駅員:真田五郎(13話)
部長:伊藤正博(13話)
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市の係員:奥野匡(15話)
若い警官:桐原史雄(15話)
近所の主人:和田周(15話)
市民:今村原兵(15話)
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電話の声の男(3話から”北川徹”表記):竹脇無我(特別出演)(1~12、15話)
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学生たち:茂木ひろみ(1話)
阿部知子(1話)
高橋園美(1話)
佐野多津子(1話)
風間文野(1話)
川端恵子(1話)
飯沼ふみえ(1話)
本多和子(1話)
小林淳一(1話)
箙幸一(1話)
盛岡正剛(1話)
高橋信男(1話)
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若い夫:木村栄二(2話)
若い妻:谷口久美子(2話)
テレビの万才:コントXマン(2話)
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バーテン:倉富勝士(3話)
丘家の女中:三沢もとこ(3話)
スナックの女主人(8話~スナックのママ):関悦子(3、8、10~12話)
運転手:佐々木隆(3話)
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重役:川部修詩(4話)
商社員:伊庭隆(4話)
山田登是(4、13話)※13話は部員役
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時枝の弟:松田茂樹(5話)
スナックの女客:六角なお(5話)
近所の旦那:山中康司(5話)
北川に似た男:丸山進(5話)
喫茶店の客:森浦初枝(5話)
尾崎英二(5話)
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客の母親:山科志子(6話)
スナックの女の子:早乙女まり(6話)
フロントの男:岸野一彦(6話)
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路地のおばさん:深江はるみ(7話)
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外人B:ジョン・ロバートソン(8話)
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スーパーのレジ:足立登美子(9話)
北川の娘:池田恭子(9、12話)
アパートの女の声:門馬勝美(9話)
外人の男女:ティム・ゴーハム(9話)
キャサリン・オリリー(9話)
ギ・ラドギ(9話)
モニカ・スマゴン(9話) 他
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主婦たち:小林砂子(10話)
木村恵美子(10話)
佐々木玲子(10話)
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出前の男:小松のりゆき(11話)
ウェイトレス:市田章子(11話)
本多和子(11話)
東南アジアの女性たち:高木マヤ(11話)
泉夕子(11話)
女店員:高橋園美(11話)
東南アジアの女性たち:佐藤恵美子(11話)
近藤登美子(11話)
高橋京子(11話)
桜井順子(11話)
石川広子(11話)
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ある会社社長:山本武(12話)
アパートの主婦:加川三起(12話)
男の子:青柳武志(12話)
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ラーメン屋の客:山下和行(13話)
星一(13話)
石黒正男(13話)
野口真(13話)
部員:清水昇(13話)
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中年の警官:平松慎悟(15話)
上司の警官:久保晶(15話)
消防隊員:中島秀生(15話)
市民:山根久幸(15話)
田村元治(15話)
内田尋子(15話)
市の係員:近藤典弘(15話)
キャメラマン:山田兼司(15話)
伊藤健(15話)
機動隊員:海原俊介(15話)
吉田太門(15話)
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芸プロ(1~3、5~8、10、12~15話)
劇団いろは(1、8、10、14、15話)
セントラル・ファッション(13話)
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秋山絢子:沢田雅美(1、3、4、6、9~13、15話)
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川田時枝:原知佐子(2~5話)
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中田敏雄:村野武範(1、2、4、5、7、9、11~13、15話)
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堀先生:津川雅彦(1、3、6~10、12、14、15話)
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田島謙作:杉浦直樹(1~15話)
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衣裳協力:ラピーヌ
アリエス紳士服
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プロデューサー:堀川敦厚(1~15話)
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演出:鴨下信一(1、2、5、6、8、9、11、15話)
佐藤虔一(3話)
片島謙二(4、7、10、13、14話)
堀川敦厚(12話)
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制作著作:TBS
今回はTverの配信があり、ありがたかった! BS-TBSの昼の再放送は配信してくれるの? 赤いシリーズも配信してくれたらいいのに。2年前のCSの日本映画専門チャンネルは毎週水曜21:00~の放送でした。毎日の再放送ではなかったため、心待ちにしてたな。木下恵介アワーを見ていた者からすると、竹脇無我さんの役は、ちょっとショックだったけどね。
北川の妻が「二人の世界」で恒雄ちゃんが憧れてた片桐さんてのが面白い。水原英子さんは「夢千代日記」では黒縁眼鏡の地味な感じでスナック白兎のママもやってて、しばらく分からなかった。女優さん、すごい。
それと、2年前に「岸辺のアルバム」を見て以来、赤いシリーズ、花王愛の劇場「岸壁の母」「別れて生きる時も」と1970年代半ば~後半のドラマもたくさん見る機会があって、キャストを調べると、共通して出てる人も多かったので、ちゃんと調べてみたかった。同時期に再放送していた「赤い絆」は1977年12月スタートなので、国広富之さんは、繁ちゃんの直後だったのね。同じTBSということもあってか、ちょっと時代はズレるけど、木下恵介アワーの出演者も結構いる。
アワーでは若い娘役が多かった沢田雅美さんがベテランの女性社員になってたり、杉浦直樹さんは「たんとんとん」では絶対暴力を振るわない大工さんだったのにな~、「岸辺のアルバム」では結構妻子を殴る。体も大きいから酔っ払って寝っ転がるのも殴るのもちょっと恐怖感が増す。でもやっぱり大工さんよりスーツのほうが似合う。
今になって見ると、絢子が6人きょうだいの末っ子という設定も「おやじ太鼓」のかおるみたいで面白い。かおるは7人きょうだいの末っ子ですが。フィリッポのマスターは「太陽の涙」の意地悪な矢場さん。改めて見ると声で分かるね。13話から出演の繁の働くラーメン屋の店長は「幸福相談」で道夫の働くレストランのチーフ・佐山でどっちも料理人。「赤い運命」では刑事役として出演してました。
八千草薫さんと原知佐子さんは「赤い疑惑」つながり。ついでにいうと制作の大山勝美さんは渡辺美佐子さんの夫。謙作の同僚・宮部役の山本廉さんは「赤い疑惑」4話、「赤い衝撃」1、5話出演。
5話に出てきた謙作の親友の一人、堀越は「岸壁の母」では、いせの暴力夫。6話出演の岸野一彦さんは、「ありがとう」~赤いシリーズ~「スクール・ウォーズ」といろんなドラマで見かけるバイプレーヤー。
3話で律子と堀先生が出会ったスナックであおい輝彦さんの「あなただけを」のインストが流れて、その曲だけ分かった。そのスナックの女主人の関悦子さんは「別れて生きる時も」の小野木のお隣の奥さん。
BS-TBS社長 山田太一さん追悼で放送中の名作「岸辺のアルバム」の魅力熱弁「かなり革命的」/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/UNOLgYjrZE #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) November 27, 2024
こちらの記事によれば、”今後も山田さんの作品を放送する~”とあり、「岸辺のアルバム」の次は同じく山田太一脚本の「それぞれの秋」! 見たいと思ってたからうれしいけど、初見は字幕のあるところで見たかった…俳優の滑舌が悪いとかそういうんじゃなくちゃんと文字でも確認したいのよ~。
見たいなと思うのは、やっぱり1970年代の作品だな。「高原へいらっしゃい」とか「沿線地図」とか。どんどん再放送してほしい。「それぞれの秋」以外も木下恵介・人間の歌シリーズで何本か書いてるんだよね。
TverでBS12の2024年11月21日放送「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」の国広富之さんゲスト回を見ることができました。BS-TBSで再放送してるせいか「岸辺のアルバム」「赤い絆」の話もあり…でも、BSで放送した日にち的にはまだどっちの再放送も始まってなかった。ドラマの映像はTverでは権利上見られないから、やっぱりBSの番組で見ないとだなー。
番組では「岸辺のアルバム」の舞台になった和泉多摩川駅へ。モスバーガーは現在も営業中。ただ、ドラマで出てくる店内は、ほとんどスタジオだったそうです。国広富之さん、風吹ジュンさん、新井康弘さんの若手3人はドラマの撮影が始まる2週間前から、演出家、プロデューサーからテレビ用のナチュラル芝居を仕込まれた。
八千草薫さんは浮気をするような役を最初は断っていた。多摩川沿いを歩きながら、八千草薫さんと2度目の共演をした「熱い秋」の話へ。1980年10月放送のTBS金曜ドラマで八千草薫さんと児玉清さんが夫婦で国広富之さんは児玉清さんの先妻の息子役。普段は優しい八千草さんが「この芝居はできない」と強くアピールしたこともあった。このドラマ、面白そう。
国広富之さんが絵を描くので山田太一さんの小説「彌太郎さんの話」の中に出てくるエピソードを使って手紙を出し、自身の展覧会に招待し、来てくれた、など話してました。
そういえば関係ないけど、この間、日本映画専門チャンネルで三谷幸喜脚本「王様のレストラン」の一挙放送の9話から最終話まで見ていましたが、もちろん字幕はついてたけど、途中でCMが挟まったことにびっくり。2年前、「岸辺のアルバム」の再放送のときは途中でCMを挟まずに放送してたし、ついこの間の「男たちの旅路」や「シャツの店」の再放送でもCMを挟んでいなかった。どういうルールがあるんだろう。
11話で女性の胸が映ったけど、BS-TBSはボカシが入ってたけど、日本映画専門チャンネルで見たときはそのままだったように思う。だって、急に露出するんでびっくりしたもん。それと、気づいたのは9、11、15話は、オープニングの名前の表記が繁だけ名前だけだった。他の回は”田島繁”表記だったのに何だったんだろう。
2年前の再放送では「本日は晴天なり」の再放送とかぶっていました。「岸辺のアルバム」から4年後の津川雅彦さんは白髪交じり短髪で律子くらい大きな娘のいる江戸っ子役だったから黒髪オールバックの高校教師・堀先生とは正反対の役どころでギャップが大きかったな。堀先生をやってる頃は「いちばん星」という朝ドラで作曲家・中山晋平役だった。この朝ドラ、NHKでは残ってなかったけど、一般の視聴者が全話残していたそうで、いつかデジタルリマスターして再放送しないかとひそかに思ってます。柳生博さんが野口雨情役でブレイクした作品なのだそう。
はぁ~、前に見たし、名前だけチェックできればと思ってたんだけど、Tverで見られることもあり、見入った。面白かった。
多摩川水害から半世紀、自宅を流された男性「また起きても家族と生きのびる」https://t.co/r8ZTED0GqL#ニュース #多摩川 #水害 #半世紀 #自宅 #流された
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) August 30, 2024
アナザーストーリーズでやってた多摩川水害回で取材に応じてくださった方と同じかな?
来週から「それぞれの秋」見るぞ~。山田太一脚本というより木下恵介・人間の歌シリーズが見たかったし、アワーおなじみキャストもチラホラで楽しみ。