TBS 1977年12月23日
あらすじ
恵子(山口百恵)が傷害事件の犯人として逮捕されたことは皆を驚かせた。萩野(石立鉄男)は信夫(国広富之)に、恵子がただのケンカで人を刺すはずがないと告げる。
2024.11.29 BS-TBS録画
脚本:長野洋
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渋谷(小島)恵子:山口百恵
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志摩信夫:国広富之
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吉川総一郎:井川比佐志
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小島よね:園佳也子
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志摩邦夫:鈴木瑞穂
志摩登喜:真屋順子
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吉川真砂子:岡まゆみ
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高梨三郎:夏夕介
松崎:大石悟郎
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刑事:川合伸旺
吉川洋一:長谷川論
小島明子:斎藤友子
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萩野克巳:石立鉄男
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佐久間宏則
曽根孝志
エミ:山本百合子
ジュンコ:舛田紀子
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多田幸雄
中島元
裁判長:入江正徳
岩城和男
大木史朗
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岡田道郎
桑原一人
安井真樹子
擬斗:西本良治郎(JAC)
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志摩佐智子:夏純子
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若杉:石橋正次
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清川健夫:高橋昌也
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吉川志津子:左幸子
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プロデューサー:春日千春
野添和子
山本典助(TBS)
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音楽:菊池俊輔
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主題歌:赤い絆(レッド・センセーション)
作詞:松本隆
作曲:平尾昌晃
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協力:株式会社コスガ
銀座ふそう
ドヴィスマン紳士服
鈴乃屋
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ナレーター:城達也
協力:ホリプロダクション
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監督:降旗康男
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製作:大映テレビ株式会社
TBS
警察に捕まった恵子は手錠をかけられ、パトカーに乗る。
警視庁宮益警察署
恵子が傷害事件を起こしたことが萩野先生やジュンコたち、小島家にも伝わった。よねは、うちの娘は明子だけと恵子を引き取りに行こうとする泰三を涙ながらに止める。明子のことを言われると弱い泰三。
吉川家
帰宅した洋一は志津子の顔を見て部屋に閉じこもる。
警察署
留置所に入れられた恵子。面会に行った萩野だったが、取り調べが終わるまでは…と刑事に断られた。警察署を出た萩野は信夫に会い、駆けつけたときは一足遅かったと聞いた。萩野は恵子は世間的にはスケバン、ズベ公と呼ばれるような女だが、恵子のしたことが信じられないと話す。
明子が単独で警察に来ていて追い返されていた。両親に連絡したが、なしのつぶてだと刑事に言われ、萩野が明子を送ると刑事に言った。恵子は成人してるので両親が来なければならないってことはない。今までのシリーズは17~18歳を演じてたけど、今回は成人した役なんだね。
吉川家
洗面所で手についた血を洗い流す洋一。
取調室
恵子は取り調べを素直に受け、愚連隊同士の些細な争いと思われた。些細…かあ?
三郎は何者かに封筒に入ったお金を受け取った。
取調室
刑事から、刺された男が1週間くらいで退院できると聞き、恵子は男が何か言ってなかったか聞く。女に刺されるようじゃ俺も落ち目だなと言ってたものの、刺されたときは誰にやられたか分からなかったと刑事に言われ、恵子の声は弾む。刑事は自供を変えようとしているのだと疑うが、恵子は自供を変えるつもりはないと言う。
午後欠を取って、吉川家に行った信夫は洋一に事情を聞いた。真砂子も昼間から家にいる人なんだな。信夫は洋一に兄貴風を吹かすなと部屋を追い出された。
真砂子は恵子をたかりだと決めつけ、洋一を通じて金をとろうとしていると信夫に言う。志津子は信夫を洋一を心配してるだけとかばい、恵子に会わないように言うが、信夫は恵子が人を刺して捕まったために会えないと答えたため、志津子の顔色が変わる。
志摩家
信夫の姉・佐智子がパリから帰宅。お姉さんのいる弟が似合う男。夏純子さんは華やかな美人。
小島恵子 第一回公判
裁判長の前でも渋谷恵子と通称を言い張る。
クリスマスムードの渋谷に来ていた志摩家の面々。佐智子は父に店を出してもらうことになった。役所に戻ると言ってその場を去った信夫は裁判所へ。佐智子は真砂子とうまくいってないのでは?と両親に言う。
法廷
昭和52年12月23日
東京地方裁判所
裁判長 青木敏
裁判は既に閉廷されていた。
面会に行った萩野は恵子が子供っぽい意地を張り、裁判官の心証を悪くしたことを叱った。この先何があるのかと言う恵子に自分を大切にしろと訴えた。
吉川家
洋一は恵子がかばってくれることを不思議に思い、志津子に聞いた。恵子が身代わりになったことをポロリと漏らした洋一を問い詰めた志津子に洋一は男を刺したことを白状した。冷静になった志津子は、あの日はうちから一歩も出なかったのよと洋一に言い聞かせた。
留置所に面会に来た信夫は恵子にあの夜、洋一に会ったか聞くが、来ないほうがいいよと勝手に面会を打ち切って出ていった。
志摩家
登喜は、お花を習う真砂子に厳しく指導するが、佐智子が助け舟を出し、一緒に買い物に出た。
街で清川に再会。第三吉川丸はもう出港しましたか?と意味深に語りかける。
積み荷が石に化けていて、総一郎は陰謀だ!と大激怒。信用問題に関わるため、人夫の口をふさぐよう若杉に命じた。
三郎が清川に言われて、やったことなのか?
昭和あるあるの新聞の輪転機に見出しが躍る。
奇怪!!工作機械が石ころに!←ダジャレ?
出港直前にすり替えか?
日東商事 吉川海運との契約を破棄か?
吉川家
マスコミにバレたことを若杉のせいにして怒っている総一郎。だが、こんなことで負けてたまるか!と気を吐く。
公園
大きなフード付きポンチョ?を着た志津子が清川に会い、もうこれ以上やめてくださいと頭を下げたが、芝居がかっていると相手にしない。20年前、散々貢がせて、子供が出来たと告げると、なんのことだかさっぱり分からないと突っぱねたという清川を責める志津子にあのとき生まれたときの子供はどうしたんです?と聞き、洋一君の服に血がついていたということはありませんか?とさらに続ける。
自室に閉じこもっていた洋一がこっそり家を抜け出し、ゲームセンターでシューティングゲームに興じていたが、三郎にガード下に呼び出され、恵子と洋一の関係を聞かれ、これからは洋一の身柄を預かると言う。
逃げた洋一は道を歩いていた若杉に助けを求めた。若杉は三郎たちのケンカに乗ったが、逃げたところでちょうど佐智子と会った。佐智子は洋一の顔を知っていて、若杉は吉川海運の船から降ろされた男だと自己紹介して去っていった。
アパート
エミとジュンコに恵子がなぜぐれたのか聞く信夫。恵子に本気で惚れたという信夫を笑い飛ばすエミたちは惚れたんじゃなく同情しただけと信夫を部屋から追い出した。アパートから出た信夫に三郎が人を刺したのは洋一だと言って去っていった。
留置所
信夫は恵子に真実を確かめた。恵子は自分のしたことを後悔してないと言う。自分を愛されない人間だと言う恵子に信夫は愛していると告げた。あんた、何も分かっちゃいないとキレだす恵子を刑務官が止め、部屋から出した。恵子は心の中では”ありがとう”と叫んでいた。(つづく)
清川がムカつくな~。でも恵子の父親かもしれないのか…。