徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】ありがとう(第1シリーズ)#19

TBS 1970年8月6日

 

あらすじ

松平雪乃(佐良直美)が可愛い浴衣を着て進矢(石坂浩二)に会いに来たのを見て、光(水前寺清子)はまた悲しくなった。おまけに部屋に戻れば母の勝(山岡久乃)が縫い上げたばかりのジンベエを光に着ろと言うのだ。雪乃の浴衣と何という違いかと光は勝に当り散らした。そこへ静香(乙羽信子)が光の好物のゼリーを持って来た。しかしそれが雪乃のお土産だと聞くと食べるのを止めてしまった。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2024.9.12 BS12録画。

peachredrum.hateblo.jp

作:平岩弓枝

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四方光(よもひかる):水前寺清子

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段進矢(だんしんや):石坂浩二

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四方勝(よもかつ):山岡久乃

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鶴田清子:奈良岡朋子

田中史代:長内美那子

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洞外大介:中村俊一

妻・きく:初井言栄

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岩倉高子

若松雅子

武田一彦

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杉本比奈子:長山藍子

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杉本公一:児玉清

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洞外次代(どうがいつぎよ):沢田雅美

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松平雪乃:佐良直美

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吉川美沙子:桜むつ子

正司良二:岡本信人

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山根主任:下川辰平

鶴田文夫:山崎猛

洞外三千介:宇佐美豊

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栗田明正

戸島和美

エースプロ

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九玉造(いちぢくたまぞう):伊志井寛

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九静香(いちぢくしづか):乙羽信子

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堀江香子(ほりえきょうこ):和泉雅子

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

 

比奈子が杉本になってる!

 

九保育園前で待ち合わせていた浴衣の雪乃と会っている進矢を陰から見て嫉妬心メラメラの光。それにしてもこう放送が飛び飛びなのは困る。

 

光はシンプルなTシャツとスラックスだけど、ミニスカートより似合うと思う。勝が作ってくれた甚平に文句タラタラで、勝もミニスカートよりいいと言ってる。

 

静香がゼリーを持ってきた。静香は勝が縫った甚平を欲しがる。光は雪乃が作ったゼリーと聞くと、食べるのをやめ、ゼリーをぐちゃぐちゃにし始めた。勝には口に合わないから食べていいよと渡すけど、ぐちゃぐちゃにすることないのに。昭和のほうが食べ物を粗末にするシーンが多い。勝は光の気持ちに気付いた!?

 

不忍池

雪乃が上野署に進矢の母である吉川美沙子が会いにきたことを話した。自分を捨てた母親に会いたくない、苦労をかけた園長夫婦に申し訳ない気持ちだと話したが、雪乃は母親に会うことを勧めた。

 

進矢は光のためにホタルを買って勝に渡した。光は寝ている。

 

豆せん

比奈子と公一は朝からイチャイチャ。香子はあきれる。

 

洞外家

三千介は万博に連れて行ってほしいと大介にせがむ。お向かいの家は1日1万円のマンションを1週間借りて家族8人で万博見学をした。今でもすごい金額だと思う。大介は8月9日の日曜に1泊して月曜の最終の新幹線で帰ってこようと計画するが、当然、宿は取れなかった。

 

四方家

カゴのホタルを世話する勝は、光に進矢と縁日に行くように勧める。光は家で留守番してるから母さんが行けばいいと返した。勝は女の強情はかわいくない、素直になりなさいと諭す。

 

洞外家

まだ宿探しをしている大介。

 

園長の部屋

兄夫婦のいる静岡で出産することにした史代。静香はお祝い金とガーゼの肌着とオムツを渡した。感動の涙を流す史代。2週間後が出産予定日。東京まで兄が迎えにくると言う。

 

洞外質店

文夫が背広を持ってきた。1万円を希望するが、厳しい。

 

炊事場

勝と静香は旅行の話をしていると、休みの進矢が起きてきた。静香に話があると言うと、勝は洗濯物を取り込んでくると外へ出て行った。

 

進矢は上野署にきた美沙子が置いて行ったメモを静香に見せた。メモには美沙子が今住んでいる住所が書かれており、一緒に会って欲しいとお願いした。

 

豆せん

遊びに来た良二になぜ私をお姉さんと呼ぶのか比奈子が聞いた。香子さんが好きだと言う良二にパニックを起こした比奈子はプロポーズされたから帰ってきてと公一を呼んだ。

 

炊事場

勝は8月中に香子さんと結婚したいと話す良二に驚く。

 

茶店

私服で入った光と次代は札幌からの来た若いカップルに見かけ、話しかけた。

 

デパート

万引き主婦を見つけた鶴長さん。女性は商品を戻して帰って行った。

 

上野署

10万円近い所持金を持っていた若いカップルは、お小遣いをためていたと言い張るが、親に黙って上京していた。中学生なのか、このカップルは。

 

美沙子のアパート

園長が美沙子に26年間もほったらかしにしていたことを責めていた。再婚相手の吉川は先月の3日に亡くなって寂しくなったと話す美沙子。進矢の父が死んだとき、美沙子は23歳。結婚生活は2年。その後、女房のある吉川と駆け落ちした。再婚相手とは子供がいない。

 

美沙子は3年前に病気をして心細くて園長に手紙を出していて、静香から最初は5万円、それから毎月1万円送金されていたことを園長に話した。

 

進矢と静香もアパート前に来ていた。静香は挨拶したらすぐ帰ると言い、気兼ねしないで欲しい、恩を売った気はないし、これから先どうしてもらおうとも思ってない、進矢の母親は美沙子だと話した。ちょうどアパートから出てきた園長と鉢合わせ。

 

仕事が終わった光は浴衣を買うのに付き合って欲しいと次代を誘った。

 

豆せん

香子は良二との結婚話を聞かされ、比奈子とケンカになった。

 

あれ、ドラマが始まった頃、児玉清さんずいぶんポチャっとしてたなと思ってたけど、見慣れたのか普通に見える。香子は良二と対決すると怒る。

 

呉服屋

反物を見ている光と次代。作るの前提か。セール品で二反で1500円。一反だと800円と言われて、仕方なく次代も買うことにした。

 

炊事場

香子が怒鳴り込んできて、良二を連れて外に出た。入れ替わりに園長と静香がケンカをしながら入ってきた。送金していたことを怒る園長と女の気持ちは分からないんですよと勝に抱きついて泣く静香。

 

光と次代が不忍池を通りかかると、進矢が真剣な顔して一人佇んでいた。デートの約束だろうと声をかけずに帰った2人。次代は家の近所で雪乃に会い、進矢さんと不忍池でデートでしょう?と話しかけた。曖昧に答えて去っていく雪乃。

 

豆せん

良二は青森の伯父さんから店を継ぐのは君か?と聞かれたことから勘違いが始まっていた。

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ずいぶん前のことのように感じる。伯父さんたちは比奈子の婚約者と勘違いしてたんだよね。

 

四方家

光は本を片手に浴衣を作ろうとしたが、勝が突然帰ってきて慌て、プライバシーがありますと反物を隠した。(つづく)

 

面白いのにこう飛び飛びでは面白さが半減する。