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【ネタバレ】赤い運命▼第19回『父の決断の時は来た』

TBS 1976年8月27日 

 

あらすじ

島崎(三國連太郎)は直子(山口百恵)に説得され、信人(宇津井健)が紹介した建築現場で働くことになったのだが続かず、島崎は直子をつれて再び東京を去ろうとした。

赤い運命

赤い運命

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2024.7.12 BS-TBS録画。

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脚本:長野洋

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吉野信人:宇津井健

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島崎直子(吉野いづみ/若杉京子):山口百恵

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吉野いづみ(島崎直子/青山圭子):秋野暢子

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吉野俊介:南條豊

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尾崎:犬塚弘

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クニ:星美智子

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河野総一郎:佐々木孝丸

雑誌記者:中村孝雄

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社長:土方弘

肥土尚弘

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黒須憲一

野沢肇

松本祐司

重野貴之

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松元勝

石井美穂

清水淑美

田辺義恵

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上村拓也:池部良

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島崎栄次:三国連太郎

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ナレーター:若山弦蔵

 

病室

不器用な手つきでりんごをむいた信人がりんごを落とし、いづみがりんごをむいて食べさせた。お父さんの血をもらったんだもの!と元気に力こぶを作ってみせる。

 

俊介がクニから預かった荷物を届けに来ると、あからさまにソッポを向くいづみ。こんなにベッタリさせて真実が言えるのか!?

 

病院から出て来た俊介に島崎が近付いて、いづみの様子を尋ねるが、俊介は島崎がなぜいづみの様子を気にするのか分からない。俺は直子さんが好きだ。しかし、あんたは嫌いだ。最低の人間だ、とはっきり言う。島崎をつけている男がいる。

 

病室

いづみはお兄さんと結婚させて欲しいと再度、信人に頼んだが、信人は俊介は、いづみのことを妹としか思っていないと伝える。ここはすごくガードするよね。

 

河川敷

俊介と会っている直子は河川敷でいつも圭子と遊んでた、と思い出話をする。圭子と京子、久々に聞いたね。直子はもう会わないほうが言うが、俊介は直子をどうしようもなく好きだと直子の提案を拒絶した。

 

茶店

島崎を見張ってた?のは雑誌記者で信人と島崎の子供の取り違えについて取材し、記者は島崎に自分の子供と暮らしたいだろうと言うが、島崎が拒否。情報提供したのは島崎なのにね。

 

建設会社の社長にお願いして、島崎の仕事を決めた信人。

 

白百合園・仮宿泊所

島崎は現場が神奈川の厚木で泊まり込みと聞くと直子と離れるのが嫌で怒り出す。直子は、私を信じて、私は、お父さんの娘よと説得して、ようやく納得させた。

 

建築現場で働き始めた島崎。直子からの電話ににこやかに対応する。

 

河川敷

日曜日に直子をデートに誘う俊介。しかし、直子はお父さんに会うと断った。俊介は島崎も本当はいい人かもしれないと言い出す。そりゃねえだろう、いくら何でも。

 

副部長室

上村から娘のことをちゃんとしたのか聞かれた信人。

 

島崎のためにお重の弁当を持参した直子。島崎は、どれにしようかな、なのなのなのな、とおかずを選んで食べた。寺の様子やいづみの様子を聞く。直子といづみの2ショット写真を持参したが、おめえの写真だけ欲しいんだよと半分に破き、さらにいづみの部分を細かく破き、機嫌を損ねて、弁当をひっくり返して去った。

 

しかし、その後、島崎は、ほっかむりして写真を貼り合わせている。何やってんだよ!

 

吉野家

信人に電話があった。

 

建築現場

島崎とケンカになる同僚を社長が何とか仲裁した。同僚が島崎が大事にしていた写真を見たから?

 

白百合園・仮宿泊所

信人に写真のことを報告する直子。信人は島崎に心の準備ができていなかったと言う。

 

建築現場

島崎に会いに来た俊介。吉野の家を出て、いずれ籍も抜くつもりだと報告。直子を過去の絆(傷?)から解放して欲しいと言う俊介に、おめえの中には磯村俊太郎の血が流れていると忌々しそうに吐き捨て、殺した理由を話そうとしない。

 

吉野家

帰りの遅い俊介を待つ信人は剛造あての磯村俊太郎からの手紙を読んでいた。俊介が家出したって分かってないんだ?

 

満蒙開拓青少年義勇軍で磯村とともに指導係だった男に会いに来た信人。磯村が18年前に島崎栄次に殺されたと知ると驚く。指導係は終戦直前に帰国したのね。怨恨か?と言ってるから思い当たる節があるのね。

 

佐々木孝丸さんは、志村喬さんがゲストで出た「男たちの旅路」で同じくゲストとして養老院の院長で出ていた。

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検察庁

尾崎から雑誌記者の名刺を受け取った信人。雑誌記者の取材に取り違えのことを正直に話した。検事として島崎に手心を加えていないことや、いづみには真実を話していないことを話した。雑誌記者は、言い訳してるようだと意地悪く突っ込む。

 

信人に建設会社の社長から電話があり、島崎が出て行ったと連絡を受けた。すぐ出て行こうとした信人に尾崎は、これ以上、島崎に関わらないほうがいいと忠告したが、島崎との縁は一生切れないだろう、世話になったな、ありがとうと出て行ってしまった。

 

白百合園・仮宿泊所

島崎が直子の手を引っ張って、片貝に行こうとしていた。信人が来て、まもなく島崎に控訴審の通知が届くと言う。直子にベタベタくっつく島崎をぶん殴る信人。今にも殴り返しそうな島崎に「お父さん!」と呼びかける直子。(つづく)

 

おう、いよいよ満蒙開拓青少年義勇軍の話が出たか。信人は俊介が家出したことに気付いたかな?