TBS 1976年7月30日
あらすじ
直子(山口百恵)は俊介(南條豊)へ別れの手紙を残し、島崎(三國連太郎)と千葉へ。大竹(前田吟)は剛造(志村喬)に直子といづみ(秋野暢子)の真実を話してしまい…。
2024.7.8 BS-TBS録画。
脚本:長野洋
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吉野信人:宇津井健
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島崎直子(若杉京子):山口百恵
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吉野いづみ(青山圭子):秋野暢子
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大竹修三:前田吟
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吉野俊介:南條豊
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下条秋子:木内みどり
クニ:星美智子
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島崎栄次:三国連太郎
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松山照夫
入江正徳
梶原陽子
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上野泰弘
松元勝
田中一紀
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西方秀世
上野敦子
前田みつ代
峰松佳代
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吉野剛造:志村喬
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山村美矢子:有馬稲子
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ナレーター:若山弦蔵
白百合園・仮宿泊所
俊介が訪ねると、直子は千葉へ発った後だった。秋子から預かった手紙には、父親のことを知ってしまった以上、俊介の前に現れることができない、そして、今までの俊介に対しての感謝が綴られていた。
喫茶店
信人は美矢子に報告。信人は都合よく美矢子を使ってる感じだねえ〜。
島崎と直子は千葉へ。一軒家で結構大きく広い。紹介してくれたのはムショ仲間!?
松山照夫さんは「金八先生」の第2シリーズだと刑事なのね。
俊介が直子のところへ行こうとするのをいづみが止め、信人は、いづみに家にいるように言い、河川敷で俊介と話し合う。信人は、直子の気持ちを考えて、今は、そっとしておくこと。いづみの心はガラスみたいに壊れやすくなっているので父と兄で守ってやらなければならないと話す。川で顔を洗う俊介。
夜、剛造の寝床でお茶を出す信人。剛造は、俊介といづみはどうしてもダメなのか?と信人に聞く。いづみを不憫に思っている剛造。他人の子供より自分の子のほうがかわいい…信人も罪深いことするね。
白百合園・仮宿泊所
秋子は、いづみに俊介だけは譲れと言うが、それだけはできないと断る。
大竹が訪ねて来て、剛造に直子といづみが入れ替わっていたことを話した。信じようとしない剛造に、うちの女房の言ったことを信じないのかと畳み掛けた。
帰って来た信人に剛造が問い詰め、信人が認めるとショックを受け、帰って来たいづみに冷たく当たってしまう。
公園
信人が美矢子に報告。あの人なんでも言っちゃうんだからと大竹にあきれる。ホントにあきれちゃう。美矢子は剛造が直子に会いたいと言ったらどうするのか?と聞く。老い先短い父のために片貝を訪ねる決心をした信人。すぐに飛んでく信人は直子に会いたいだけじゃないの〜!?
浜辺でキャッキャと戯れる直子と信人。島崎に見つかったら殺されそう。
真実を話そうとした時、島崎の乗った船が港に戻って来た。無邪気に手を振る直子の背後に信人の姿を見つけて、島崎の顔色が変わる。
島崎と対峙する信人。島崎に刃物を突きつけられながらも信人は直子は私の娘だと力強く宣言する。島崎は泣き崩れ、直子を手放すことを嫌がる。幸せにしますと土下座した。直子が駆けつけ、信人が土下座させたみたいな図になってるぅ〜!
島崎家
信人は嘘しか言わないから信じないようにと島崎が言う。お父さんが言うのなら、と直子も答える。
布団並べて寝てるのか〜。怖すぎるシチュエーション! 親子じゃないって分かってんだから、いつ何が起こるか分からないだろ〜!?
翌朝、仕事をサボろうとする島崎に直子が弁当を持たせて仕事に行かせた。
信人は昨日は宿に泊まり、美矢子から剛造が危篤だと知らせを受け、訳も言わずに直子を連れて東京へ。
病室
いづみに席を外すように信人が言うが、直子もいるので、いづみは嫌がる。美矢子がいづみを外へ出した。
信人は剛造へ「お父さん! いづみですよあなたの本当の孫ですよ」と呼びかけ、「君が本当の吉野いづみだ」と直子にも真実を知らせた。
しかし、剛造は意識が戻りかけたが、そのまま亡くなった。病室を出た美矢子から「本当のお父様から事情を聞きなさい、お父様を恨まないであげて」と直子に言った。
信人は改めて直子に本当の娘であることを告げ、母親は今は大竹由美子になっていると話した。しかし、お前を、いづみとは呼ばない。今は呼べない。島崎と島崎の娘を人間として守り通す義務があるといづみに理解を求めた。残酷な父を助けてくれ。戸惑いの直子。(つづく)
その回で志村喬さんは降板らしいけど、流れとしては自然ではないの? 次週から別の人が剛造をやってたらびっくりだけどね。
とうとう直子が知った。知らないのは、いづみと俊介かな?
