徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】ありがとう(第1シリーズ)#3

TBS 1970年4月16日

 

あらすじ

過労の為倒れたと思った保育士の田中史代(長内美那子)は、実は妊娠していたのだ。史代の夫は船員で航海している事が多かった。寂しい史代はその為にも子供が欲しかったのだ。史代の話を聞いた勝(山岡久乃)は、手塩にかけて育てた子供も大きくなれば親の手の届かないところへ行ってしまうのに、とまた光(水前寺清子)の事を思った。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2024.6.20 BS12録画。

peachredrum.hateblo.jp

「一部、現代の放送に相応しくない表現が含まれていますが、オリジナルを尊重しそのまま放送致します。ご了承ください。」の注釈付き。BS松竹東急も無音はやめて注釈付きで放送したらいいのにな。

 

作:平岩弓枝

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四方光(よもひかる):水前寺清子

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段進矢(だんしんや):石坂浩二

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四方勝(よもかつ):山岡久乃

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田中史代:長内美那子

鶴田衛:有川博

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洞外大介:中村俊一

妻・きく:初井言栄

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正司良二:岡本信人

洞外三千介:宇佐美豊

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堀江比奈子(ほりえひなこ):長山藍子

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洞外次代(どうがいつぎよ):沢田雅美

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杉本公一:児玉清

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劇団若草

劇団いろは

エースプロ

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九玉造(いちぢくたまぞう):伊志井寛

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九静香(いちぢくしづか):乙羽信子

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堀江香子(ほりえきょうこ):和泉雅子

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

 

しかし、なんで止めが若い和泉雅子さん? 

 

炊事場で食事を作っている 勝は「ナマズの孫ではありません」と歌ってる。この歌?

おたまじゃくしはかえるの子

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史代が倒れて、良二が大騒ぎ。勝も駆けつける。

 

警察学校の制服を着たまま縄跳びしてる次代。光も次代も付き添いに来てくれる人がおらず、次代はいざとなれば家出すると言いだす。

 

史代は布団で寝かされていた。慌てる静香に勝は内科の医者を呼べばいいと言うが、史代は原因は分かってると言う。勝は静香を引っ張って、炊事場へ。勝は史代がおめでただと言う。静香はおなか大きくなってないじゃないとピンときていない。園長や良二に伝えてもいいの?

 

香子が交通指導に来たので、良二は張り切る。

 

史代を見に行った勝。史代は九保育園の第一期生で香子は6歳下。貧血にいいと紅茶にウイスキーを入れると言う勝。史代は赤ちゃんがいるのにと心配するが、一たらしくらいというけど、大丈夫かぁ!? 

 

史代の夫は船員で1年に何か月も暮らせないため、赤ちゃんが欲しかった。今、3か月。史代の夫はこんな時代に子供なんて苦労の種だと言っていた。未来人?

 

上野警察署

進矢は明日から鶴田が下につくことになり、紹介された。清子さんの弟なのは知らないのかな?

 

茶店

光が待ち合わせていると、比奈子が入ってきて、杉本と会っていた。メニューを開き、コーヒーが100円!? 原価10円くらいなのにと大きな声で言う比奈子。一番カロリーが高いとしてアイスクリームを注文した。よくまあ、そんなさらけ出せるね。

 

光が待ち合わせていたのは進矢で、進矢が来ると、急いで店を出た。

 

公園

待ち合わせに遅れた進矢を責める光。進矢は「光ちゃん」と呼んでる。

 

児玉清さんも石坂浩二さんもこの時代よりもっとおじさんになったときのほうがかっこいいな。声は変わらないけどね。

 

光は新しい署に行くときに付き添いが行くのか聞いた。男ならひとりだけど、女は付き添いがいるのかもしれないとはっきりしないので、不親切だと帰った。香子に聞けばいいのにね。

 

園長室

良二は下宿先に歌手志望の男がいてギターの練習をしているため、うるさくて通信教育の勉強ができないため、居残って勉強していた。園長は夕食を食べていくように言う。

 

光が帰ってこないので心配する園長と静香。勝は子犬や子猫じゃないんだから縄つけとくわけにもいかないと平然としている。

 

園長は静香に料理の才能はゼロだと言い、良二が子供と料理は生まれたときから好きと台所へ行った。

 

香子も園長たちの家へ顔を出した。香子は親戚が来ているので挨拶が面倒で家に帰るのが気が重いと言う。それと、スリ係になる香子についていくと比奈子が言いだしていることも悩みの種。

 

茶店

比奈子は大地主の息子と見合いすることになる、香子がスリ係になったらついてく、香子は昔から頭もよく5番から落ちたことはない、男の子に生まれたら大物になると言われたとペラペラ話し続けて、帰ると言う。杉本は言いたいことも言えず、比奈子を送ることにした。

 

う~ん、マイペース。比奈子は杉本を全く意識してないからベラベラ言えるのね。

 

勝は夕食も食べずに光を待っていて、静香は心配で様子を見に来る。子供なんてつまんないとよく聞くフレーズ。静香は保育園で子供たちが次々育っていって、ギブ&ギブで与えるだけだと言う。

 

三千介が次代の部屋に入ってきて、すごくボーイッシュな友達が来てると言う。次代が部屋を出ていき、三千介は次代に分けるバナナを隠して独り占めしようとして、きくから買い物を頼まれて慌てる。

 

園長の家

園長、静香、香子、良二が夕食をとっていた。親バカならぬ姉バカの比奈子に好きな人はいないのかという話からお見合いをしたらどうかという話になり、香子が先にいけばいいと話になり、良二が反対する。良二は女に追いかけられて東京に来たと言うので、美の基準が変わったのかと園長たちが笑う。

 

でも、高圧的な美男子より優しい男性だから受けるんじゃない!? 橋田ドラマの岡本信人さんは割と性格悪い役多いけどね。

 

次代は光と店屋物のきつねうどんを食べながら付き添いの話をする。いざとなれば父親も分かってくれると言う次代と誰にも付き添いを頼めない光。園長は経済観念がゼロで奥さんが逃げ出した。静香は後妻で15歳ぐらい下で頭が上がらない。保育園も静香と一緒になってから始めた。一人で行くしかないと覚悟を決め、帰ることにした。

 

洞外家茶の間

大介は新聞を読みながら夕食。三千介は塾に行くので先に食べて出かけた。きくは遊びに来ている光が去年、子供の誘拐事件を担当し、過労で亡くなった刑事の娘だと説明した。次代はまだ警官を辞める気にならないのかね?ときくを責める大介。きくは子供の教育なんてものは両親の協力で成果が出るものだと言う。

 

大介はPTA会長をやったり、子供の学校の行事には参加していると反論しているが、きくは怒ることもせずいいとこどりで子供に嫌われたくないのだと指摘。

 

次代が茶の間に入ってくるとデレデレする大介。子供に甘い親なのね。次代は光が親一人子一人で次代を羨ましがっていたと大介をおだてる。次代は警察学校の卒業式に出席し、署長に挨拶してほしいと頼んだ。

 

帰ってきた光は園長たちにあいさつ。香子には喫茶店で比奈子が男の人と一緒だったと話した。児玉清さんは豆問屋の旦那さんか。

 

勝はハンバーグを作って待っていたが、光は食べてきたと断る。ホールケーキも買ってきていた。今日は4月の幾日?と聞く勝。今日は勝の誕生日だった…光、結構ひどくない? 勝は一人で大きく切ったケーキを食べ始める。イチゴの乗った生クリーム…じゃなくてバタークリームケーキかな? 

 

バースデーソングを歌う光の口にケーキを突っ込む勝。(つづく)

 

週に一度しか放送がないなら休止のない枠でやってほしいなあ。そしてやっぱり字幕ほしい。