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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 心 第26話「愛のゆくえ」

TBS 1980年10月16日

 

あらすじ

東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。

2023.5.16 BS11(イレブン)録画。

心

peachredrum.hateblo.jp

恵一(田原俊彦)の机の引き出しからノートを取り出して読んでいる友。椅子に座り込んで読んじゃってるよ! 恵一は哲子(杉田かおる)が死の淵から救ってくれたなどと書かれていて、哲子からも恵一が明るい顔をしていると幸せになれると返事している。

 

友はぼんやりしたまま茶の間へ。糸は一度パリに行きたいとウキウキ。平は帳簿付け。風呂上がりで茶の間の前を通りかかった恵一の顔を無言でじっと見る友。

 

部屋へ帰った恵一はノートの位置が変わっていて「あいつ…!」。怒るのは当たり前。

 

茶の間

ビールを持ってきた友。糸の話題は平のお嫁さんの話に移り、結局、浩介(岡田真澄)の話題に。友は平に話しかけようとするが、結局、何も言い出せなかった。

 

翌朝、店の前を掃除していた哲子にノートを渡して学校へ行く恵一。友はしっかり影で見ている。

 

河岸から帰ってきた平に三和(沢田雅美)は藪から棒に「お姉ちゃんと結婚して!」。平さんさえしっかりしてくれたら、引っ張ってくれたらとお願いする。お昼に喫茶ドンで佐和(大空眞弓)と待ち合わせの約束をさせた。

 

「一村」厨房

帰ってきた平は友に話しかけられてもぼんやり。

 

「佐和」厨房

突然、跡を継ぐという三和。誰かにフラれたんじゃないかと言う佐和に「あんなにケロケロして?」と喜和(赤木春恵)は笑い飛ばす。

 

沢木家茶の間

佐和にこっそり喫茶店に行くように言う。後からきた喜和はまたしても佐和に板さんとの見合い話を持ってきた。

 

一村家ダイニング

お昼休み、平は出かけていき、哲子も不在。哲子もボーイフレンドができたのかな?と糸や男の従業員たちは笑うが、友は複雑な顔。

 

2時半に恵一と待ち合わせていた哲子は公園へ。恵一は、あいつにノートを見られたかもしれないと言うと、私たちの仲を誤解されるからしばらくノートの交換をやめようと哲子が提案するが、恵一はこの家から出て働きたい、大人なんて嫌いだと言う。

 

一村家茶の間

マンションに畳の部屋を作りたくて、また平に(お金の融通を)頼まなくっちゃとウキウキの糸。悩みがなくていいわねなんて嫌味を言う友。

 

茶店

今更話し合ったってねえと言う佐和に平は俺んとこへ来てくれと言う。糸が浩介と結婚したら家を出ることも伝える。

 

学校から帰ってきた恵一に「話があるの」という友だが、恵一は無視する。部屋までついていき、悩みがあるんじゃないの?という友に余計な心配は迷惑だと拒絶した。

 

とんかつ「一村」

哲子が働いているところを見ている友。

 

小料理屋「佐和」

三和は佐和が平とどうなってるか気にしている。聞きたかったけど、喜和がウロウロしてて聞けずじまい。

 

恵一の部屋に夕飯だと言いにきたター坊。ター坊は八百屋の仕事も楽しいし、一村のみんなも好きだと言う。

 

孝子(波乃久里子)のアパート。ベビーカーを押して帰ってきた孝子に先に帰ってきた野村(大出俊)が最近、昼間いないことを指摘した。赤ん坊のナオキ(どんな字なんだろう)は野村の子供で妻に死なれて困っている時に孝子に出会ったと言う。そういうことだったのね。死にたいと思っていたところに赤ちゃんの世話をして野村に恩義を感じている孝子は何かあったのか?と野村に聞かれても何も言えない。

 

平はご機嫌で風呂から上がり、恵一を呼びにいくが、布団をかぶって寝ていた。茶の間に戻ってきた平や糸に友は恵一と哲子が交換日記をしていることを話す。さすがに平も糸も勝手に日記を読んだ友にドン引き。寛あての手紙を開封しようとした糸も同じようなものだけどさ。

 

友は哲子に辞めてもらうと言い出す。友は哲子はどこででも生きていける、恵一は私が守ってあげなくちゃと哲子に就職先を世話してあげればいいと言う。私だって哲ちゃん好きだもん、私だって辛いのなんて泣くけど、嘘だー!

 

沢木家茶の間

佐和が一村にお嫁に行くことを報告するが、喜和は怒る。三和はそれでも母親か?と佐和に加勢する。佐和はやっぱり平ちゃんを諦められない。喜和は親子の縁を切って出ていけと部屋を出ていく。ここで負けるなと励ます三和。

 

翌朝、河岸に出かけようとしている佐和についていく三和。三和は本気で佐和のしてきた仕事を覚えようとしている。

 

河岸の喫茶店

佐和のゆで卵に塩をかけてあげる平。三和は2人に既成事実を作れ、婚前旅行に行けとせっつくが、平は哲子の就職先を探しに行く。

 

公園

恵一を待っていた孝子。区役所で恵一の住所や転校先を調べた。孝子に俺の母さんは死んだと拒絶する。一緒に暮らせるわけでもないのに太一に見つかったらどうする、大人なんて汚いと泣きながら帰った。

 

とんかつ「一村」

平あてに電話。“キラク”というトンカツ屋に哲子の就職先が決まる。やっぱり字幕ほしい〜。喜楽かな〜?(つづく)

 

予告じゃなく登場人物一覧が出て終わり。

 

もー! 友はこのドラマの中で一番嫌いだけど、やっぱり嫌いだわ~。哲子の日記を読んだら心配するようなことじゃないと思うんだけどな~。恵一は突っ走り気味だけど、哲子は大人なのにな。糸も平も友の言うこと聞かないでほしかった(-_-;)