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【ネタバレ】理由なき反抗

1955年 アメリ

 

あらすじ

エデンの東」で一躍注目されたジェームズ・ディーンの主演2作目となる青春映画の傑作。名匠ニコラス・レイ監督が原案も手がけ、愛に飢える若者たちの、孤独で傷つきやすい心を繊細に描く。問題を起こしては転校を繰り返す17歳の少年ジム。新たな転校先でも不良グループに目をつけられ、崖に向かって車を疾走させる“チキンレース”で対決することになるが…。ディーンは本作の公開前、24歳の若さでこの世を去った。

理由なき反抗 (字幕版)

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  • ジェームス・ディーン
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2023.2.8 BSプレミアム録画。

peachredrum.hateblo.jp

そういえばこの間初めてジェームズ・ディーンが演技しているところを見て、意外と小柄?と感じた。調べると173センチとも出るし、170センチ前後とも出る。だから当時24歳で未成年の役ばっかりだったのかな。童顔というわけではない。

 

酔っ払って警察に連れ込まれた17歳のジム・スターク。実の父から“あばずれ”と呼ばれたジュディ。子犬を撃ったプラトン。それぞれそこそこ裕福な家の不良たちという感じ?

 

誰かを殴りそうだというジムに机を殴るようにいう少年課のレイ刑事の前で机を蹴ったり殴ったりする。ジムの家族は転居を繰り返しており、母や祖母に骨抜きにされてる父みたいになりたくないと語る。

 

翌朝、ジムは母が作ったミートローフとピーナッツバターのサンドイッチを持って登校。1955年というと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の最初のシリーズでタイムスリップした時代。ジムは近所に住むジュディに声をかけるが、ビフみたいな男が運転するオープンカーで行ってしまった。

 

ジムは転入先のドーソン高校に到着。階段を登り切ったところにある校章を踏んでしまい、注意される。

 

校外授業のプラネタリウムに行く。転校初日にみんなの前で紹介されるわけでもなく、行動しなきゃならないのね。

 

プラネタリウムを見ている時にふざけて牛の鳴き声を真似したジムは、早速ボスのバズに目をつけられ、待ち伏せされた。ジュディはバズの彼女? 不良の男女数十人がジムの車に陣取り、タイヤをパンクさせた。

 

バズたちの前に現れたジムにナイフを向けるバズ。ケンカは素手だとナイフを受け取らなかったジムだが、度重なる挑発にナイフを持ってバズと対するジム。ナイフを落としたバズを追い詰めるジム。プラネタリウムの警備員が止めに来たが、バズがチキンレースをしようと誘ってきた。

 

家に帰ったジムは父が黄色いフリフリエプロンをあてて、床に落とした食事を片付けているところを見かけた。母が調子が悪く、食事を作ったのだが落としてしまったのだという。こういう父を情けなく思ってるわけか。いいじゃないねえ。

 

ジュディは父に甘えたが拒絶された。幼い弟がいて、父は弟を可愛がっていた。

 

ジムがシャツに血をつけていたことに気付いた父は体を拭いて心配した。でも、ジムにとっては求める父親像ではないってことなんだろうね。

 

バズとの待ち合わせ場所に現れたジム。白いTシャツの上に赤いジャンパー姿のジェームズ・ディーンはリーバイスの広告か何かで見たことあるのかな。おなじみのスタイルって感じ。ジムと一緒にいるのが子犬を撃ったとか言ってたプラトン? 親友とか言ってるけど。

 

ジムとバズのチキンレース。ジュディはバズにお守りの土を渡しキス。ジムもお守りの土を要求してきたので渡した。ジュディがスタートをかけ、レースが始まる。ジムは崖の直前で車から降りたが、バズは車ごと崖下へ。仲間たちはジムを責めたが逃げた。

 

ジムもジュディとジョンを車に乗せて帰った。え! バズは放置するの!? ジムに家に来るよう誘うプラトンだったが、ジムはそのまま家の中へ。

 

夜遅くに帰ったジュディを迎えたのは弟のボウ。両親は呆れたようにジュディを見て、ボウに早く寝るようにいう。

 

ジムを起きて待っていた両親にジムはミラータウンの崖で勝負したことを明かした。両親も事故があったことはニュースで知っていた。ジムは勝負したバズが崖から落ちて死んだから警察に行くというが、なんでお前だけ?と両親が止めた。ジムの母は引っ越せばいいというが、ジムは逃げずに真実を話すという。

 

バズの不良仲間が先に警察に来ていて、ジムが一人で警察に来たことを不思議がっていた。チキンレースは誰か死んでも届け出たりしないものなの!?

 

ジムが車で帰ってきたのを外で待っていたジュディ。ジムはプラトンに聞いたプラネタリウム近くの空き家に行こうと誘う。

 

プラトンは自宅前で不良たちに捕まり、アドレス帳を取られた。襲われかかったところを家から黒人の太ったメイドが出てきて追い出した。

 

アドレス帳を見た不良たちはジムの家の前に生きている雄鶏を逆さ吊りにして、坊やはどこだ?と聞きに来た。動物虐待やめろよな! 死んでないだけマシなのかな? 邦画だと死んだ動物を平気で使う(イメージ)。

 

空き家に着いたジムとジュディ。プラトンがバイクで駆けつけ、不良たちがジムを探していることを伝えた。その後、ジムとジュディは新婚夫婦になりきってプラトンに家の中を案内させた。水の張っていないプールに落ちてはしゃぐジム。

 

プラトンは母が家出、父も亡くなり孤独であることを話し、3人で暮らしたいなともらす。眠ってしまったプラトンを置いて、ジムとジュディは愛を語り合う。あの〜、バズは? ただの友達とかいうのかな?

 

目を覚ましたプラトンの前にいたのは不良たち。空き家の前に停めた車で居場所がバレた。プラトンは不良たちから逃げ、暗い家の中に隠れた。

 

警察もまたグレーの46型クーペを見つけて、家を見張った。プラトンは不良の一人を撃ち、ジムの前で泣き出すなどパニック状態。外に出て警官から逃げた。

 

プラトンを一人にすべきじゃなかったとジュディに言うジム。プラトンが警官に射殺されるかもとジュディに言われて、ジムはプラトンの近くに行こうとする。

 

空き家にレイ刑事やジムの両親が来た。ジムはプラトンを説得しようと家の中に入って語りかける。暗闇の中「世界の終わりは夜に来ると思うかい?」と聞くプラトンに「夜明けだ」と答えるジム。

 

ジムの前に姿を見せたプラトンがなぜ逃げたのか?と聞いてきた。逃げたつもりはないというジムは赤いジャンパーを渡し、銃を取り返した。外は警官たちが来ていて明るい。ジムはライトを消すように指示し、プラトンと外に出ようとしたが、警官たちがライトをつけたため、パニックになったプラトンが弾を抜かれた銃を持ったまま走り出し、警官に撃たれた。

 

ジムは泣き崩れ、父が抱き起こした。プラトンの元にはメイドが来て泣き出した。ジムは母親にジュディを友達だと紹介した。夜が明け、パトカーも帰って行った。(終)

 

お金持ちのお坊ちゃんお嬢さんの話で共感できないね。せっかく恵まれた環境にいるのにね。不良たちよりプラトンが一番やべー奴。子犬を撃ち殺すような奴は仕方ないね。ジュディの心の動きがなんだかなあ〜。バズが死んだ途端、ジムにいける精神状態ね。

 


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