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— シネマサテライト (@CinemaSatellite) December 9, 2022
『ショコラ』🈑
1/10(火)13:00~15:03
ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ共演。伝統と戒律を重んじるフランスの小さな村にやってきた母娘が作る不思議なチョコレートをめぐるヒューマンファンタジー。https://t.co/y0Qje9vPGC pic.twitter.com/5rlCt7Y1BV
2000年 アメリカ
あらすじ
ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ共演。幸せを運ぶ不思議なチョコレートを売る母娘を名匠ラッセ・ハルストレム監督が描くヒューマンファンタジー。伝統と戒律を重んじるフランスの小さな村。ある日、謎めいた母娘がやってきてチョコレートの店を開く。村人たちは最初は警戒していたが、母ヴィアンヌが作る絶品のチョコレートに次第に心を開いていく…。ジュディ・デンチ、レナ・オリンなど、国際的な名優の共演も魅力的。
2023.1.10 BSプレミアム録画。
フランスの小さな村。村人が重んじたのは静かな生活。規律を重んじるべし。不適切な行為を見ても見ぬふりをすること。現状に満足すること。
1959年 フランス・ランスケネ
四旬節がもうすぐだという説教を神父がしている。
そんな村に真っ赤なコートを着た母娘が物件を借りにきた。母・ヴィアンヌ役のジュリエット・ビノシュは「5月の花嫁学校」のポーレット校長。
フランスが舞台でフランス人俳優が出ていてアメリカ映画なんだね。言語は英語。
ヴィアンヌと娘・アヌークは四旬節の断食の時期にチョコレート店を開店しようとしていた。村人は興味津々。断食が開けるのは5週間後!?
チョコレートの店“マヤ”開店。
ヴィアンヌに物件を貸したアルマンドが店にフラリと現れた。ヴィアンヌはアルマンドにホットチョコレートに唐辛子を混ぜたものを出した。
アルマンド、見たことある顔だと思ったらジョーンか。
アルマンドは日頃の愚痴をヴィアンヌに話し始めた。
店に入り、チョコレートを盗んだジョゼフィーヌに会いに行ったヴィアンヌは友達になろうといい、チョコレートを渡して帰った。
村長のレノ伯爵が村人にヴィアンヌの悪口を言っていたことを知り、レノ伯爵に話に行ったヴィアンヌはレノ伯爵から復活祭までに廃業させると言われた。
店の前にはジョゼフィーヌが待っており、お金を払おうとしたジョゼフィーヌに贈り物だと返したヴィアンヌだったが、盗癖があることは村人も知っていることで、だからこそきちんとお金を払おうとした。
店でジョゼフィーヌの話を聞くヴィアンヌ。ジョゼフィーヌは虐げられた生活を送っていたが、夫と別れることもできないでいた。ある夜、ジョゼフィーヌが家を出て、ヴィアンヌの店へ。ヴィアンヌはジョゼフィーヌにチョコレート作りを教えた。
レノ伯爵の元にジョゼフィーヌの夫・セルジュが言いつけ、レノ伯爵がヴィアンヌの店に乗り込んできた。ジョゼフィーヌの顔の殴られたあとをレノ伯爵に見せると、レノ伯爵は悔い改めさせるとレノ伯爵自らセルジュを紳士にしようと食事のマナーなどを教え始めた。
仲の悪かった夫婦、アルマンドとなかなか会えない孫との仲も改善され始めた。
そんな時、村にジプシーの一団がやって来た。
立派なスーツを着て花束を持ったセルジュがヴィアンヌの店にいるジョゼフィーヌに会いに来た。謝罪をし、ジョゼフィーヌも花束を受け取ったものの家に帰るのは拒否した。だよねえ。
夜中、酒を飲んだセルジュはフライパン一つ使えないとジョゼフィーヌの文句を言いながら店に来た。ヴィアンヌと店に入れないよう抵抗するが、ドアを開けて入って来てヴィアンヌに馬乗りになったので、ジョゼフィーヌがフライパンで殴った。
翌朝、レノー伯の銅像の前で寝ていたセルジュをレノ伯爵が立たせて連れていった。
村には「不道徳者、お断り」というチラシが至る所に貼られた。村に来たジプシーのことでもあり、ヴィアンヌの店のことでもありそう。ジプシーのリーダー格っぽいルーという男、ジョニー・デップっぽい人だと思ったら、ジョニー・デップだった。あらすじにも思いきり書かれてるのになんで気づかない!?
この映画の時のようなかっこよさ。
ヴィアンヌの店に通い詰めていたアルマンドだが、重い糖尿病で太ももにはインスリン注射の跡があった。ヴィアンヌが気遣うと店から出て行ってしまった。
アルマンド70歳のホームパーティー。ジプシーのルーがパーティーに来てることに一瞬ギョッとする村人もいたが、パーティーを楽しむ。料理のチョコレートソースがけ美味しいのかな?
川縁にいるジプシーのところでパーティーの続きをするヴィアンヌたち。セルジュがレノ伯爵を連れて行って見せた。ジョゼフィーヌが踊る姿を遠くからじっと見つめるセルジュ。
ルーはヴィアンヌをダンスに誘い踊っていたが、アルマンドは疲れたと言って、孫と帰って行った。
ヴィアンヌとルーは屋形舟のような小舟に乗り、2人きりで話した。そのあとはまあお決まりの展開。
夜中、ジプシーのいる建物が火事になっていた。川に浮かぶ舟にも火がついていて、ヴィアンヌはアヌークを探す。派手な爆発もしたが、アヌークは別のところにいて無事だった。
アルマンドがその夜、急死。ジプシーも川縁からいなくなった。ヴィアンヌは朝一番に村を出ようと荷物をまとめていたのでジョゼフィーヌが止めた。
レノ伯爵の家にセルジュが来た。ジプシーを見て「なんとかせねば」と呟いたレノ伯爵に放火したのは自分だと告白したセルジュ。レノ伯爵は警察に言う前に村から出ていけと追放した。追放する前に警察!
村を出ようとしたヴィアンヌだが、アヌークが嫌がった。店では仲良くなった村人たちがチョコレート作りをしていた。
レノ伯爵は若い神父に復活祭の説教の指導をしていた。神に懺悔したレノ伯爵だったが、夜中、ヴィアンヌの店に侵入し、作ってあったチョコレートを壊しまくった。ふとそのチョコレートを手に取ったレノ伯爵はチョコレートを貪り食べ始めた。
翌朝、神父はウインドウを壊して店で寝ていたレノ伯爵を発見。ヴィアンヌはコップの水を差し出した。
復活祭。神父は思いやりと寛容について語り始める。
村は賑やかなお祭り。レノ伯爵もチョコレートを食べ、ヴィアンヌに笑顔を向けた。
ジョゼフィーヌはセルジュがやっていた店をカフェ・アルマンドとしてオープンさせた。ヴィアンヌは村を出るのをやめた。ヴィアンヌの店にはルーが訪ねて来た。(終)
これがフランス映画なら幾度もヴィアンヌとルーのラブシーンが挟み込まれていたかも。あっさりしていて、とてもいい。当時、唐辛子入りチョコレート流行ったような記憶が何となくある。