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— シネマサテライト (@CinemaSatellite) December 20, 2021
『ホワイトナイツ 白夜』字幕
1/24(月)13:00~15:18
主演ミハイル・バリシニコフ。ソ連からアメリカに亡命したダンサーとアメリカからソ連に亡命した黒人タップダンサーの友情と亡命をめぐる脱出を圧巻のダンスで描くドラマ。https://t.co/a3b6YcjZ7N pic.twitter.com/z0scTJurn4
1985年 アメリカ
あらすじ
米ソ冷戦の時代、自由を求めソ連からアメリカに亡命した世界的なダンサーと、アメリカからソ連に亡命した黒人タップダンサーの友情と亡命をめぐる脱出を描くサスペンスドラマ。実際にアメリカに亡命したバレエ界のトップスター、ミハイル・バリシニコフと、タップ界の名手グレゴリー・ハインズが共演、圧巻のダンス・シーンが話題となった。ライオネル・リッチーの主題歌「セイ・ユー、セイ・ミー」はアカデミー歌曲賞を受賞。
2022.1.24 NHK BSシネマ録画。最近、録画する映画も少なくしたせいもあり、だいぶ貯めていた録画分が減った。
冒頭はセリフがなく、バレエダンスが繰り広げられる。
舞台が終わり、楽屋に人がつめかける。世界的バレエダンサーのニコライ・ロドチェンコは東京公演に向かうため、ソ連上空を飛んでいたが、飛行機のトラブルでソ連の基地に緊急着陸することになった。ニコライは慌ててトイレにパスポートなどを捨てる。
着陸したが、ニコライは着席しておらず、頭から血を流した。着陸の際、亡くなったのは4人。
ニコライはアメリカに亡命したロシア人でKGBに見つかり、マネージャーと引き離された。
生演奏付きの舞台で歌い踊る黒人のレイモンド。チャイコ大佐が仕事を頼みたいと言いにきた。
ニコライのマネージャー・アンはニコライに会わせるよう要求するが、ニコライはソ連では犯罪者だと言い張り、アンを帰国するように言う。
ニコライの世話係になったレイモンドと妻のダーリャ。レイモンド夫婦はシベリアで暮らしている。アメリカでタップダンサーだったレイモンドは、タップをしながら生い立ちを語る。子供の頃、タップダンサーとしてキュートなダンスをしていたが18歳で職がなくなり、軍隊へ。人殺しが嫌になり、脱走してソ連に亡命した。
話を聞いたニコライも脱走兵のことを知っていたが、平然としていて、おやすみと寝室に行った。
レイモンドはチャイコ大佐に呼び出され、ニコライにこの国で踊るように言うように言われた。
レニングラードに行ったニコライとレイモンド夫婦。チャイコ大佐は元の生活を保障すると言い、前に住んでいたアパートに連れて行った。部屋はそのまま。しかし、ニコライは部屋は盗聴マイクだらけで常に監視されている環境だと気付く。
レイモンドはニコライの監視役としてダンスレッスン付き合う。ダンススタジオも監視カメラ付き。ダンサーで元恋人のガリナ・イワノバがスタジオに来た。ガリナに何も告げずに亡命したが、ガリナはその後、厳しい尋問を受け続けたとニコライに話した。
チャイコ大佐によれば、ニコライに初日にダンスをさせ、あとは休演させて事情聴取をする。その後は政治判断に委ねる。
ダンススタジオでタップダンスするレイモンド。手脚長い。
ニコライはシャワー室から脱出し、女の子たちがレッスンする場に行き、先生にメモを渡してもらおうとするが、子供たちはニコライのことを知らず、追い出そうとした。
ニコライの部屋で食事中、突然、チャイコ大佐が乗り込んできてレイモンド夫婦がニコライの逃亡を手助けしたとしてダーリャが連れ去られた。訳の分からないレイモンド。ニコライがシャワー室を抜け出したことを告白し、レイモンドは怒りを爆発させた。
ガリナと会ったニコライはガリナの前で踊る。ガリナは今はチャイコ大佐の部下だと言うが、ニコライの踊りを見て涙を流す。
パーティーで出会った米国大使スコットにニコライがソ連にいることをそっと耳打ちするガリナ。スコットから聞いたアンは記者会見を開くと息巻く。
ダンスレッスンを始めたニコライ。監視役のレイモンドも踊る。
平和の広場
スカーフを頭にかぶったガリナが辺りを伺い、屋台の野菜売りに扮したスコットの部下に出会う。
レッスン場にチャイコ大佐が来た。レイモンドの悪口を言いまくるニコライ。よくあんな男と結婚を許したなどと言い、ダーリャに気のあるふりをする。ダーリャはレイモンドの元に戻され、妊娠したことをレイモンドに言う。
朝4時。じゅうたんをほどいてロープを作るニコライ。レイモンドはダーリャの妊娠を知り、ニコライと共に夫婦でアメリカ行きを目論む。
ニコライとレイモンドの息のあったダンス。ニコライ、タップダンスもできるの!? すごい。
夜、レイモンドはダーリャに子供を自由な環境で育てたいと話すが、私はロシア人よ!と反対するが、レイモンドが説得した。
ニコライはガリナから夜中、橋にスコットがいるから合流して領事館に行けと言われた。ガリナは協力するが亡命する気はない。
翌朝、ニコライとレイモンドが大声で喧嘩するフリをしながら着々と脱出の準備をする3人。喧嘩の様子はチャイコ大佐も車で聞いていた。マンションの窓から命綱をつけてジャンプするニコライ。
隣のビルの梯子に綱をつけ、ダーリャを滑車でニコライの元に渡す。レイモンドは綱がまっすぐでなく、渡れそうもない。チャイコ大佐も戻ってきてしまい、レイモンドは残ることにした。
チャイコ大佐に会ったレイモンドはニコライの悪口を言う。
マンションを出たニコライとダーリャはスコットの車に乗り、領事館へ。領事館前で事故を起こしたスコット。領事館ではパーティーが行われており、大勢の外交官たちが見ている前で無茶はできないチャイコ大佐は、アンにニコライを引き渡すしかなかった。
チャイコ大佐の車に乗せられたレイモンドは車から降ろされ、大勢のKGB?に銃を向けられたが、国境付近でレイモンドとロシアに亡命する者が交換で、レイモンドはダーリャ、ニコライと再会できた。(終)
ラストに流れたのは「セイ・ユー、セイ・ミー」。この映画は知らなかったけど、この曲はかなり有名じゃない!?
大して録画時間も長くもないのになんで1年近く寝かしてしまったんだ。ダンスシーン、素晴らしかった。