徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】俺たちは天使じゃない

1989年 アメリ

 

あらすじ

ロバート・デ・ニーロが製作総指揮も務め、ハンフリー・ボガート主演の映画をリメーク。ショーン・ペンと共演したコメディータッチのドラマ。1935年、州刑務所から凶悪犯のボブが死刑執行直前に脱獄、近くにいたネッドとジミーも巻き込まれ、はからずも脱走することに。カナダ国境に近い町にやってきた2人は、到着予定の神父と勘違いされ、修道院で暮らすことになるが…。共演はデミ・ムーア。監督はニール・ジョーダン

2022.3.15 BSプレミアム録画。

 

1955年のリメイク版だそうです。

 

1935年 アメリ

カナダ国境に近い州刑務所

 

電気椅子に座らされたボビー。同じく囚人のネッドとジミーは所長が話している時にしゃべっていたと所長に暴力を受け、ボビーが髪を剃られる一部始終を目の前まで連れて行かされ、見物させられた。

 

しかし、明かりが消された瞬間、銃声が響いた。ボビーが隠し持っていた拳銃で刑務官を撃ち、成り行きでネッドとボビーも脱獄することになってしまった。

 

ボビーとは別行動になったネッドとジミー。雪の積もっていた森を歩いていた二人は鹿が車に轢かれたのを目撃した。もー、やだ! こういう急に動物が倒れたりするの! 車を運転していた老婆から銃を突きつけられるが、神父だと言って誤魔化す。鹿を楽にしてやってと猟銃を手渡されたネッドは鹿にとどめを刺し、ついでに自分達の足枷も銃で撃って外した。

 

老婆に車で町まで送ってもらい、干してあった洗濯物を盗んで着替えた。

 

町にも既に保安官がいた。雑貨店にタバコを買いに行ったネッドたち。お腹を空かせた子供にオートミールを買いに来たという女性に見惚れるネッド。先ほどの老婆が来店し、ネッドたちに手伝ってほしいと頼む。

 

店主は老婆からネッドたちが神父と聞かされると、女神像のキーホルダー(裏は温度計)をネッドたちに渡した。保安官たちが近づいてきたが、到着予定の神父からブラウン神父とライリー神父だと勝手に勘違いされ、教会まで連れてこられた。

 

神父のローブに着替えたネッドたち。ジミーがブラウン神父として朗読台の前に立つ。ジミーの適当な言葉に意を唱える者もいたが、適切な言葉だと庇ってくれた者もいた。ネッドたちが着ている黒い服と多くの人が着ている白いフード付きのゆったりした服との違いとは?

↑こんな感じだけど、白。コスプレの服じゃ分かんないか。

 

ネッドが懺悔室にいた時、男が浮気を告白してきた。ネッドは適当にアドバイスしたのだが、浮気相手のモリーの働いているところ(洗濯屋)まで連れて行かれた。モリーはネッドが見惚れた雑貨店にいた女性だった。耳の聞こえない娘・ルーシーとの生活で5ドルで誰とでも寝るのだとネッドに吐き捨てるように言った。ネッドが店を追い出され、歩いていると信者の女性から寄付を受けた。お礼に女神像のキーホルダーで返す。

 

ネッドたちが歩いていると、船で刑務所長が沢山の警察犬?を引き連れて港に降りてきた。所長から逃げるネッドにモリーは神を信じたらどんな御利益があるのかとしつこく聞いてきた。

 

所長を避けるように物陰に隠れたネッドたち。夜になっても所長は犬を引き連れて大勢で探し回っていた。

 

教会に戻ったジミーは“涙の聖母”に祈った。ネッドも後から一人で刑務所に戻さないでほしいと祈った。“涙の聖母”の目から流れる涙。それは天井からの雨漏りだった。

 

脱獄囚が撃たれたと聞いたネッドは所長たちが詰めている雑貨店に駆けつけた。ジミーだと思い込んでいたが、女装したボビーだった。ボビーはネッドたちに言われて保安官を撃ったと懺悔すると言い出したため、なんとか逃亡の手立てを考えることになった。

 

神父たちのくじ引きで選ばれたブラウン神父=ジミー。みんなの前でスピーチをすることになり、ネッドはその場を離れた。

 

ジミーは自分の言葉で語り始める。その話の間にボビーを修道着に着替えさせたネッドが留置所から出た。神父たちの行進に混じって橋を渡るネッドたち。カナダにある姉妹教まで女神像を運ぶ。

 

ネッドはモリーからルーシーも託され、歩いている。橋の上の神父たちを見ていた所長たちだったが、ボビーがいなくなったことに気付き、橋の上で女神像を乗せていた日本でいうお神輿みたいなのに隠れていたボビーは銃殺された。ボビーが倒れ、女神像がルーシーに向かって倒れてきたため、ルーシーが川に落ちてしまい、ネッドが川に飛び込んだ。流されそうになったものの女神像につかまって助かった。

 

耳が聞こえず、話せないと思っていたルーシーがネッドを指差し「抜けてきた」としゃべった。焦ったネッドたちだったが、神父には旧教を抜けたと解釈された。

 

モリーは感動したから信仰の道に入るとネッドに言い、この町にいると落ち着くと言っていたジミーとは橋の上で別れた。ジミーは教会に戻り、ネッドはモリー親子と歩いて行った。(終)

 

どっちも神父として生きることにしたってことかな。よくロバート・デ・ニーロのモノマネの人がやる両手を広げるポーズって癖なのかしょっちゅうやっていて、ほんとにやるんだとそこに目がいってしまった。宗教のことはよくわからないせいか途中少し眠くなった。

 


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