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ドラマの感想など

【ネタバレ】誰が為に鐘は鳴る ワールド・プレミア上映版

1943年 アメリ

 

あらすじ

イングリッド・バーグマンゲーリー・クーパー共演。文豪アーネスト・ヘミングウェーの代表作を映画化したラブロマンス大作。1930年代のスペイン内乱を舞台に、フランコ派と対立する人民戦線に身を投じたアメリカ人と美しいスペイン娘との、短くも激しい恋をドラマチックに描く。アカデミー賞作品賞はじめ9部門にノミネートされ、ゲリラの妻を演じたギリシャの名女優カティーナ・パクシヌーが助演女優賞を受賞した。

2021.12.2 BSプレミアム録画。カラー。

 

スペイン 1937年

スペイン内戦の義勇軍のロベルトは命令により人を殺した。ロベルト役のゲーリー・クーパーは西部劇に割と出てる人なんだね。西部劇は派手に馬が転ばせられたりするんじゃ…と怖くて見られないからBSシネマで週に1本は西部劇をやってるけど、全力で避けている。だから、あまり見たことない人。

 

ロベルトたちのところに差し入れを持ってきたマリア。イングリット・バーグマンは知ってる〜。マリアは短髪だったが、3ヶ月前にファシストに髪を剃られて丸坊主だったとロベルトに話す。

 

山賊パブロたちと洞窟に潜んでいたが、パブロはロベルトたちにイマイチ協力的ではない。夜、ロベルトとマリアが話していると、パブロが一人で出かけて行き、馬を連れていた。

 

翌朝、上空をドイツ、イタリアの飛行機を飛んでいた。馬が心配で洞窟から出ていくパブロ。

 

ん? ロベルトはイギリス人? 

 

パブロの妻・ピラーは女傑みたいな感じ? 年も取ってるし美しくないとロベルトとマリアにグチる。ピラーは気を利かせて、ロベルトとマリアを2人きりにさせる。マリアの父は共和国派の市長でファシストに撃たれた。母も同様に撃たれて亡くなった。女性は集められて…と言ったところでロベルトがマリアの口を手で押さえて抱きしめた。ひかれあう2人。

 

洞窟に戻ってもかいがいしくロベルトの世話を焼くマリア。

 

1時間24分あたりでインターミッション。

 

ロベルトたちが潜む洞窟の周りはすっかり雪景色になっていた。ある日、馬に乗った偵察隊が来た。偵察隊に見つかったロベルトは偵察隊を撃った。馬は驚いて走り出すが、ロベルトの仲間が馬を止め、偵察隊の銃も奪った。

 

馬に乗ったフランコ軍たちが大勢やってきて、岩陰に潜んでいたロベルトの仲間たちが攻撃する。近づいてきた大尉を撃ち、大喜び。しかし、直後、上空に戦闘機が飛んできて攻撃を始めた。

 

暗くなって洞窟に戻るとパブロがいて、仲間たちが死んだことを知らせた。作戦を立てるロベルトたちを横目にそっと出て行くパブロ。

 

夜、見張りのロベルトの元に寝袋を持ってきたマリアは両親が殺された状況、その後、兵士たちに髪を剃られて乱暴されたことなどロベルトに話した。これからのことを話すマリア。

 

仲間の死に恐ろしくなったパブロは逃げ出したが、仲間を連れて戻ってきた。

 

激しい銃撃戦。仲間が次々倒れていく。そんな中、橋に爆薬を取り付け続けるロベルト。戦車が橋を渡り始めた時、紐を引っ張り、橋は崩れ落ちた。ロベルトはマリアの元へ戻ってきた。ピラーたちと馬に乗って移動しようとするとパブロも戻ってきた。

 

馬で走り出すと橋の向こうからバンバン撃たれた。走り抜けたが、ロベルトは落馬して骨折。マリアに先に行くようにいう。泣き叫ぶマリアを連れて行くピラーたち。

 

ロベルトは脚の痛みも感じなくなっていたが、最後の力を振り絞って、フランコ軍に機関銃を打ち続けるロベルトだった。(終)

 

歴史的背景が分からないせいもあり、ただ長く感じてしまった。第16回アカデミー賞に作品賞などノミネートされるが、受賞したのは助演女優賞のカティーナ・パクシヌー(ピラー役)のみ。作品賞な「カサブランカ」。イングリット・バーグマンすごい。

peachredrum.hateblo.jp

しかし、ことごとくアカデミー作品賞とかの肩書きにつられてはいけないと思いました。

 


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