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ドラマの感想など

【ネタバレ】ショーシャンクの空に

1994年 アメリ

 

あらすじ

銀行家のアンディは、妻と愛人を殺したとして終身刑を宣告され、ショーシャンク刑務所に入れられていた。刑務所長の裏金作りをさせられながらも、自らの潔白を証明しようとするアンディ。ある日、彼の無実の証拠を握る男が現れる…。スティーブン・キングの小説をフランク・ダラボン監督が映画化。強い意志を秘めた主人公を演じたティム・ロビンス、アンディの友人レッドを演じたモーガン・フリーマンの名演が光る感動の名作。

2021.12.31  BSプレミアム録画。今日、「金曜ロードショー」でも放送されるので、これをきっかけに見よう。初見ではなく、20年くらい前に見た気がします。DVDも買ったような…。一時、映画と共にスティーブン・キングの小説も読みました。「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」。ホラーは苦手なので見ません。

 

1947年

メーン州

銀行の副頭取だったアンディ・デュフレーンは妻と妻の愛人を殺したとして、終身刑を2度言い渡された。日本も終身刑×人数分でもいいのに。

 

終身刑で20年服役しているエリス・ボイド・"レッド"・レディングは今回も仮釈放は却下。レッドのいるショーシャンク刑務所にやってきたアンディは裸にされ、水を浴びせられ、駆除剤をまかれた。レッドたちは新入りの囚人の誰が先に泣き出すか賭けていた。レッドはアンディを予想したが、違っていた。泣き出した囚人は看守に頭を割られて死亡。

 

一人で行動していたアンディが、調達屋のレッドに話しかけてきた。7ドルのロック・ハンマーが欲しいと言う。危険料込みで10ドルを要求すると了承した。実物は小さなカナヅチでレッドは、こんなんじゃ脱獄なんて600年かかっても、とてもできないと思った。

 

アンディはボッグズたちに襲われた。ボッグズは普通に短髪の男性なのに、送る視線とかであやしげな感じがするのかな。

 

1949年 屋根の修理作業をしていたアンディは刑務官の会話を耳にし、遺産相続問題のアドバイスをした。アンディのおかげで作業を一緒にしていたレッドたちはビールにありつくことができた。レッドになぜ殺したと問われても無実だというアンディ。レッドも同じく殺人を犯したと言う。

 

またしてもボッグズたちに襲われたアンディは1ヶ月の入院。懲罰房を出たボッグズは刑務官の暴力を受け、特殊病院送りになった。

 

鉱物好きのアンディのために石を探すレッドたち。そして、アンディが調達していたリタ・ヘイワースの大判ポスターを退院祝いとしてプレゼントした。劇中でみんなが観ていたのはリタ・ヘイワースの「ギルダ」。

 

アンディは図書館に移動になった。老囚人ブルックスの助手になり、看守たちの税務相談に乗り、確定申告なども行うようになった。

 

ブルックスは仮出所が決まったが、刑務所を出たくなかったブルックスは仲間にナイフを向けた。ブルックスはヒナから育てたカラスを逃し、刑務所を出た。1905年に刑務所入りしたブルックスは子供の頃、一度だけ見た自動車がウヨウヨいることに戸惑う。

 

ブルックスは食料品店でレジの袋詰めとして働き始めた。嫌われている店長を襲えば刑務所に戻れるが、その気力もない。ブルックスが選んだのは首吊り自殺だった。ブルックスの遺書がアンディ達の手元に届いた。

 

アンディは州議会に陳情し続けて、200ドルの図書代と古本の寄付を得た。フィガロの結婚のレコードをかけて、スピーカーをオンにしてみんなに聴かせた。その行動に激怒した所長はアンディに2週間の懲罰房行きを命じた。

 

戻ってきたアンディは希望を持つことが大事だと言うが、レッドはその言葉に反発する。終身刑30年目のレッドはまたしても仮釈放を却下された。アンディはレッドにハーモニカをプレゼントした。

 

レッドから今度はマリリン・モンローの大判ポスターをプレゼントされた。アンディも刑務所生活10年。

 

アンディはその後も州議会に陳情を出し続け、1959年から年500ドル支給されることになった。ケネディ暗殺の年(1963年)、ブルックス図書館完成。

 

アンディは所長の裏金管理を任されていた。スティーブンスという架空の人物を作り上げ、悪事をたどると、そこに行き着くようにしているとレッドに話した。

 

1965年 トミーという青年が押し込みで2年の刑期で入所してきた。父親になり、高卒の資格を取りたいとアンディに話しかけてきたので、アンディが勉強を教え始めた。1年勉強を続けたが、自分はダメだとテストをゴミ箱に捨てた。

 

アンディを失望させたと落ち込むトミーの話を聞いていたレッドはアンディが元銀行家で妻とゴルファーの愛人を殺したと話すと、トミーは別の刑務所にいたエルモという大男がゴルファーと愛人殺しの話を聞かされたとアンディとレッドに話した。

 

アンディが所長にそのことを話すと、トミーの妄想だと言い、アンディに1ヶ月の懲罰房行きを命じた。

 

その間、トミーは高卒認定試験に合格していたが、署長に呼び出され、口封じのために看守に銃殺された。署長はトミーが脱獄しようとしたから仕方なかったのだとアンディに話し、アンディの懲罰房入りが1ヶ月延長された。

 

懲罰房から出たアンディは妻に心を閉じていたせいで妻を追い詰め、殺したのだとレッドに言う。また、メキシコのシウアタネソという町でホテルを開き、余生を送ると言い出すが、レッドは信じられなかった。

 

アンディはレッドに出所したら、バクストンの牧草地の北の方に石垣とオークの大木があり、石垣の基盤に一つ変わった石があり、その下を掘れと言った。アンディの様子がおかしいことを仲間に話すレッド。

 

その夜、アンディは署長の裏金管理を終え、靴を磨いて、独房へ。

 

翌朝、アンディの姿が消えていた。署長の靴はアンディのボロボロの靴に変わっていた。怒りでアンディの部屋の大判ポスターに石を投げつけた署長。ポスターの後ろに大きな穴が開いていた。

 

1966年 アンディはちびたロックハンマーで穴を掘り続け、ついに脱獄した。ロープに荷物を括り付け、500ヤードの汚水管をくぐり抜けた。そしてあの有名なシーン。

 

アンディは架空の人物・スティーブンスとなり、署長の隠し財産37万ドルを受け取った。悪事がバレ、看守は泣きながら連行され、追い詰められたノートン所長は自らの喉元に銃を当て、自殺。

 

その後、レッドにメキシコとの国境の町から白紙の絵葉書が届いた。

 

終身刑40年目、更生してないと言い切ったレッドに仮釈放の許可が出た。「ブルックスここに在りき」とナイフで掘られた部屋で暮らし始めたレッド。同じようにスーパーの袋詰めをして働き、ブルックスと同じように刑務所に戻りたいと思う日々。

 

レッドは、アンディの言っていたバクストンに行った。石垣と大木を見つけ、目印の黒曜石の下を掘る。小さなクッキー缶の中には現金と手紙が入っていて、僕の右腕になって欲しいと書かれていた。部屋に「レッドもここに」と掘り、レッドはアンディの元へ向かった。(終)

 

あー! よかったよかった! ラストとブルックスの最期あたりくらいしか覚えてなかったけど^^;トミーが出てきた時は、なんかこの人嫌な予感がすると思った。モーガン・フリーマンは、いい声だった。

うわ! このシーン!! しかし、ブルックスもレッドもかわいそうなおじいちゃんぽく描かれているけど、40年、50年、刑務所にいるような罪を犯した人なんだよな…と思うと複雑だな。

 


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