【 #追いペペロンチーノ 】
— NHK広報局 (@NHK_PR) March 8, 2021
土曜日放送、宮城発地域ドラマ #ペペロンチーノ 大勢の方から反響をいただきました。
で、地上波(総合)の放送、東北地方だけですが、19(金)夜7:30から放送です。
まずは東北の皆さま並びに国道398号線方面の皆さま、よろしくお願いします。https://t.co/gpu6AUoRqZ pic.twitter.com/UWY0EtOYhS
2021.4.17 NHK
あらすじ
イタリアンレストランを津波で失い、失意のなかアルコールに溺れたオーナーシェフの小野寺潔(草彅剛)。その後、潔は新しく店を建て直し、震災から10年の3月11日に友人を招きある宴席を企画する。潔は突然の招待に戸惑う友⼈たちに、その意図を語り始めるー。そして、宴会が進むなか、発災から10年間のそれぞれの秘めた物語が浮かび上がってくる・・・。苦難があっても前向きに人生を送れるかもしれない。そんな思いになれる極上の群像劇。
あちゃ~。もう録画しっ放しで1年以上経っていた。いまだに震災関連の作品てあんまり見る気がしない。だったら見なくてもいいんだけど、せっかく録画したから。そういえば、震災関連というと「ラジオ」というNHKドラマもよかったなと思ったら、「ペペロンチーノ」と同じ一色伸幸さんだった。
2013年夏。潔が震災後、酒におぼれ、バイクを飲酒運転し、事故を起こす。整形外科の佐々木先生はカモカのおっちゃん!(國村隼さん) アルコール依存症で東京にいられなくなり、被災地支援として宮城へ。医者役が似合うね。酒が飲みたくなったら落語を唱えて堪えている。
ケガで入院中の潔もまたアルコールの脱脂綿を吸うほど、アルコールに依存していた。佐々木先生から2021年にまた会おう、打ち上げをしようと約束した。
2021年3月11日。友人たちを集めた打ち上げが始まる。潔はテキーラを飲んで乾杯する。
2014年春。仮設住宅にいた潔は、妻の灯里(あかり・吉田羊)と仙台か東京へ出ることを話していた。
隣の母娘の言い争う声に止めに入る潔。母は清志の高校の同級生・阿部より子(矢田亜希子)で、娘の蒼と暮らしていた。潔は2人のためにアーリオ・オリオ・ペペロンチーノを作った。蒼のおいしそうな表情にまた料理を作りたくなった潔。阿部親子は招待客。
美容師のより子はボランティアでヘアカットをしていた。潔をカットしながら話していたより子は周りから強いねと言われていたが、強がってただけと話し、泣き出した。草彅剛さんと矢田亜希子さんは「僕の生きる道」だね。
2015年冬
レストラン跡地を見ていた潔は、ピアノの音色が聞こえてきて、漁師の高橋友作が幼馴染のなたねに求婚しているところに出くわす。漁師の友作から地元食材を教えてもらう。この2人も招待客。
2018年春
海のそばに「PARADISO」を再建させた。震災から立ち直った被災者の店として紹介され、お客さんもたくさん入った。
2020年4月
コロナで客足が途絶える。しかし、ある時、ウェブマガジンに紹介したいという庄司結衣香という女性が客として現れた。庄司の書いた記事には”復興””被災者”などの言葉もなく、普通に料理を褒めてくれた。仙台まで行って、庄司にお礼を言いに行く潔。その庄司も招待客の一人。
潔に公開告白しようとする庄司。え、どういうこと?
しかし、佐々木先生が来て告白はうやむやに。佐々木が頼んだのは炭酸水。もう一度、乾杯をするメンバー。潔が飲んでいたのは水だと見破る佐々木。潔は飲む気満々だったが、ここで区切ったらいなくなってしまうかもしれないと話しだす。
ここに灯里はいない、と灯里の肩に手を乗せる潔。えー! 灯里は10年前の震災で亡くなった人だった。灯里は東京の人で潔が地元に戻る時、連れ帰った人。こっちには知り合いもいないので、いつもそばにいると約束した。こういう展開だったの!? う~ん、あんまり好きじゃない設定。
友作もより子もここに灯里がいるように振る舞う。飲まなきゃやってられない、年取らない女にはかなわないという庄司。打ち上げは和やかな雰囲気に。
今日も潔は灯里と開店準備をし、外に出て、景色を眺めた。(終)
ん~、結構感動してたんだけど、灯里は潔だけに見えていた存在という設定で涙がスンッと引っ込んだ。何でかあんまり好きじゃない。霊の存在を信じてないとかそういうことじゃなく、ふわっとした着地にしたのが嫌だったのかな。
震災以降、東北が舞台になった作品が増えた気がする。そして気になる方言のこと。関西が舞台の話だと関西弁のうまい下手があるみたいだけど、地元の人間じゃないからよく分からない。でも、東北が舞台のものだと、やっぱりうまい下手があるんだなーと分かった。
「おしん」だとみんなそれぞれうまいなと思って見てたのに、松じいが出てきた途端、この人本物!と思ったら、大久保正信さんは、松じいを演じる一方、方言指導もしていた。やっぱり何かうまく言えないけど違う。私は山形出身じゃないけどね。頑張ってるけどその分、オーバーに感じるというか。いっそ標準語でいいよと思うけど、感じ出ないかなあ。