明日放送🪓
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) July 8, 2021
「#半世界」
◆7/9(金)よる6時50分ほか#稲垣吾郎 主演で贈る#阪本順治 監督円熟の感動作🎬
40歳目前、
諦めるには早すぎて、焦るには遅すぎる。
39歳の男たちの友情や家族愛を描く🌲
共演には#長谷川博己 #池脇千鶴 #渋川清彦https://t.co/qQFYfLyJaO pic.twitter.com/8k5G3gbP7q
2019年 日本
あらすじ
父から受け継ぐ備長炭づくりを淡々とこなす紘(稲垣)は、反抗期の息子のことは妻・初乃(池脇)に任せきりでいたが、中学時代からの旧友で元自衛官の瑛介(長谷川)が事情を抱え突然帰郷したのを機に、四十歳目前の自身の現実と改めて対峙する。
2021.7.9 日本映画専門チャンネル録画。実はBlu-rayディスクも買ったのにそれも見てなくて、やっと見ます。
山の中を歩く瑛介と光彦。木を探して持参したスコップで根元を掘り始めた。
鉱は道で見慣れた顔を見て声をかけた。旧友の瑛介が一人で実家に帰ってきた。自衛隊をやめたと言う。同じく仲が良かった光彦も呼んで鉱の家で酒を飲んだ。遅くに帰ってきた鉱の息子の明だが、明るく声をかけた光彦にも反抗的な態度。
翌日、荒れ果てた瑛介の実家を片付ける鉱と光彦。瑛介は突然泣き出したり不安定な様子。
鉱は山の中で一人、備長炭作りをしていた。妻の初乃は事務担当。
大工である初乃の父が瑛介の家の雨戸を直す。金払いはいいが、拒絶するように雨戸をピシャリと閉める瑛介。初乃の父は小野武彦さんだったんだねえ、しばらく気付かなかった。
明がクラスメイトを家に呼んでいたが、いじめられているらしい。鉱も初乃も噂で知っていたが、声をかけられずにいた。
放課後、墨汁を顔に塗られた明。家で顔を洗っていると初乃は顔を拭こうとするが、拒絶された。鉱は、そんな明を見てもいじめはないと言い切る。
スナックで光彦に相談するが、明に興味も関心もないことがバレてると言われて、図星を突かれた鉱が「子供いないくせに」と言ったことで光彦が怒って出て行ってしまった。
翌日も一人、備長炭作りを淡々としている鉱。瑛介の家に寄るが、帰って来た事情も話してくれず、仕事を手伝えと言っても黙って戸を閉められた。
が、鉱の仕事を手伝い始めた瑛介。お昼を食べながら、話をする。
夜、3人で集まり、酒を飲みながらバカ話をして騒いだ。海へ行って毛布をかぶって3人で話をする。大事MANブラザーズの「それが大事」を歌いながらおしくらまんじゅうをする。青春だな〜。
鰻屋や割烹旅館に瑛介と備長炭を届けるが、父親の代から付き合いのある割烹旅館から量を減らしたいと言われ、売り込みをしに行ったホテルでも断られた。瑛介と別れて、一人で窯を見にいく鉱。
ある日、警察署に行った鉱は万引きした明を迎えに行った。バスで行く用事があると一人帰ってしまった明。帰って一人でご飯を食べ始めた。お、鉱と同じ左利き!
瑛介は鉱の仕事をまじめにしている。しかし、給料もいらないと言い、弁当も自分で作ると言った。
明がいじめられている現場を目撃した瑛介は、いじめっ子たちに「本物の銃を撃ったことがあるか」と大声で怒鳴りつけた。明を家に連れて行き、柔術?を教え、食事に行った。
光彦の中古車屋に不法投棄するためにトラックを買った男たちが試乗しただけだから返すと言ってきた。光彦や光彦の父親を暴力を振るっているところを鉱と瑛介が目撃した。車を降りた瑛介は豹変し男たちをどんどん倒していく。一人の男を本気で首を絞めたのを見て、鉱が必死に止めた。
夜、一人海にいた鉱に明が毛布を持って来た。親子で語り合う。
翌日、鉱が迎えにいくと瑛介は家からいなくなっていた。それから1ヶ月戻らないため、瑛介の実家の雨戸を初乃の父が打ち付けた。
瑛介の行方を探す鉱。光彦の父が見かけたという話に港に行くと、漁船に乗った瑛介がいた。鉱は瑛介の部下の母親から事情を聞き、瑛介は部下の死を自分の責任だと思っていることを知っていた。
それからも淡々と仕事を続ける鉱。明は塾に通い始めたが、まだいじめはおさまっていない。
初乃の高校の同窓会に出かけた。
光彦の家には、光彦の姉の婚約者が父親にみかんを持って来た。父親より年上の婚約者に怒っている光彦の父。
初乃の愛妻弁当を食べていた鉱が苦しみ出した!?
明は備長炭を武器にいじめっ子を撃退。
初乃は鉱が断られたホテルでもう一度売り込みをかけた。
病院のベッドに寝かされている鉱。
駆けつけた初乃は同窓会には行かなかった、明日にはいい報告ができると泣いた。
翌日、瑛介を呼びに行った光彦。鉱は棺に入れられるところだった。天気雨。瑛介や光彦が棺を運んだ。雨の中、霊柩車は走り出す。
ここで冒頭のシーンに繋がるのね〜。クッキー缶の中には生徒手帳や海で撮った写真が入っていた。「まだ続くんだから」と再びクッキー缶を埋め戻した光彦と瑛介。
少したくましくなった明が父と同じように炭焼きを始めた!?と思わせといて、サンドバッグ相手にボクシングを始めた。(終)
あー、鉱さん…。瑛介や明が裏主役って感じだね。映画館の大きな画面で見たかったなと今更思う。