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ドラマの感想など

【ネタバレ】天下の御意見番

1962年 日本

 

あらすじ

外様大名と万石以下の旗本が年始の挨拶に登城する正月二日。御油奉行の旗本・鮫洲重左衛門と松江城主・堀尾因幡守の行列が、先を争って大喧嘩を始めてしまった。もともと旗本と大名は犬猿の仲であっただけに、事態は“天下の一大事”へと発展。この対立をなんとか防ごうとする大久保彦左衛門(月形龍之介)が、一心太助らお馴染みの人物たちに助けられながら、幕閣の不正を正して全てを丸く収めるべく奔走する。

2022.1.3 日本映画専門チャンネル録画。

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また東映の娯楽時代劇を選んでしまった。ん〜、何で録画したんだっけな^^;

 

寛永5年 正月2日 御油奉行の旗本・鮫洲重左衛門と松江城主・堀尾因幡守の行列が年始の挨拶に登城したが、先を争って大げんかになった。

 

話があんまり入ってこないので配役を書いておこう。なぜ!?

 

松平伊豆守   片岡千恵蔵

 

大久保彦左ヱ門 月形龍之介

 

徳川家光    北大路欣也

お遊      丘さとみ

一心太助    松方弘樹

 

本多上野介   小沢榮太郎

堀尾因幡守   原健策

三浦小次郎   戸上城太郎

神谷伊織    徳大寺伸

坂部三十郎   菅貫太郎

青山図書守   三島雅夫

 

加藤侍従    沢村宗之助

近藤登之助   尾上鯉之助

竹内金兵ヱ   香川良介

兼松又四郎   南郷京之助

島津宰相    明石潮

寺沢志摩守   北竜二

町の女     赤木春恵

お仲      桜京美

 

堀尾家家臣   高松錦之助

番士      中村時之介

金丸大学    月形哲之介

水野十郎左ヱ門 津村礼司

渡辺半蔵    加藤浩

町人      尾上華丈

町人      團徳麿

奏者番     中村錦司

酒井備後守   有馬宏治

宗和      伊東亮英

 

鮫洲重左ヱ門  山形勲

加賀爪甚十郎  木村功

笹尾喜内    薄田研二

 

水戸頼房    市川右太衛門

 

達筆過ぎて字がよくわからないところもあった。全部書き出そうと思ったけど無理だった。 

 

な〜んか見たことあるなと思った人は「日曜劇場」でよく見た木村功さんだ。

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大久保彦左ヱ門の嫁になりたいという商人の娘・お遊がお仲というおつきの女と押しかけた。えー、ジジイだよ、彦左ヱ門は。なんなの、この話。

 

正月7日は彦左ヱ門たちは木のタライに乗って登城。この場面、みんなで歌を歌ってる。彦左ヱ門たちが乗ったタライは縁起がいいから欲しいと言ってと町の女たちが大挙して訪れた。この中に赤木春恵さんがいた。こんなその他大勢みたいな役。

 

ああー! 三島雅夫さんだあー!! あの喋り方ですぐ分かったー! 偉い方の人だが、悪い人っぽい!?

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彦左ヱ門が無役なので、奇行に出るのだという話から大手三門の警備役を仰せつかったが、大砲を撃ち、家光から切腹を申し渡された。

 

北大路欣也さんは坊ちゃん的な役で、松方弘樹さんはヤンチャな役なのね。

 

謹慎中に陣中鍋を食べている彦左ヱ門のもとへ家光がやってきた。誰も家光のこと知らないの?

 

彦左ヱ門が「上様」と言ったので、ようやく家光のことが分かった人々。

 

♪花は盛りの 山桜

織り成す錦も

つかの間や

進みて君の御前に

散るは誉れの三河武士

 

戦にはずるは 身の誉れ

癒えし草葉の 露の玉

光は八千代を 照らすたび

いざや もろともに うちいでん

 

度々歌っていたけど軍歌みたいな歌。

 

正月15日。立派に挨拶する家光。じい(彦左ヱ門)の目は潤んだ。

 

同年3月 日光東照宮竣工。参詣する家光のお供に大久保彦左ヱ門がついた。押しかけ女房のお遊は、やっぱりええ男やと彦左ヱ門を見つめた。(終)

 

お遊は結局は妻にはなれなかったらしい。北大路欣也祭りとしていろいろ録画したけど、時代劇の知識があんまりないから分からないというのもあるんだな〜。しかし、今回は、この前の水戸黄門よりは知ってる顔が出てきたのでよしとしよう。

 

「3人家族」では優しい喋り方だった三島雅夫さんはこういう時代劇だと何かを企んだいやらしい喋り方になるんだな〜。

 

それと大御所時代劇俳優はドスの効いた低音ボイスが多いんだなということが分かりました。