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— シネマサテライト (@CinemaSatellite) November 19, 2021
『トゥルーマン・ショー』
1/1(土)3:53~5:37
主演ジム・キャリー。海に囲まれた小島の町を舞台に、メディアによって人生をつくられた男の苦悩と葛藤を描くSFタッチの傑作ブラック・コメディー。共演はエド・ハリス。https://t.co/97v0PLItS3 pic.twitter.com/18OjtNdBNg
1998年 アメリカ
あらすじ
海に囲まれた小さな町で平和に暮らす青年トゥルーマン。実は、生まれたときから生活すべてがテレビ中継され、全世界の視聴者が、トゥルーマンの暮らしを見ていたのだ。島全体は巨大なセット、住民は番組制作者クリストフの指示で動く俳優だった。何かがおかしいと感じたトゥルーマンは秘密に気付きはじめるが…。主演はジム・キャリー。人生をつくられた男を通して、メディアを鋭く風刺したSFタッチの傑作ブラック・コメディー。
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2022.1.1 BSプレミアム録画。
シーヘブン島の保険会社で働くトゥルーマン・バーバンク。島を出て、フィジーで暮らしたいという願望があるが、子供の頃、ヨットの事故で父を亡くしたため、船に乗ることができない。
ある日、トゥルーマンは街中で路上生活者のような父親に似た男に出会うが、周りの住人たちが男をバスに押し込み、話が出来なかった。
大学時代、ローレンという女性と知り合う。恋仲になり、本名はシルビアでみんな撮影だとトゥルーマンにいう。父親と名乗る男に連れ去られたシルビアは私を探しに来てと言い残していなくなった。
その後、大学時代の同級生メリルと結婚。しかし、トゥルーマンは今でもローレンが残した赤いショールを大事に持っていた。
ある日、カーラジオから撮影を指示するような音声が流れ、トゥルーマンは不審感を持ち始める。トゥルーマンは親友のマーロンが働くスーパーマーケットを訪ね、おかしなことを聞くが何となくごまかされる。母に子供の頃のアルバムを見せてもらっても不審感は消えない。
看護師をしているというメリルの職場を見に行くが、動きがぎこちない。
トゥルーマンは旅行カバンを持ってフィジーに行こうとするが、1ヶ月先まで予約でいっぱいだと断られ、シカゴ行きもバスが故障したとして行けなかった。
トゥルーマンは街を歩いている人々がエキストラだと気付く。メリルを車に乗せ、どこか知らない街に出ようとするが、タイミングをはかったように車が出てきて邪魔をする。橋を渡り、火を越えて車を走らせるが、原子力発電所から放射線漏れだと騒ぎになっていて車を止められた。
車を降りて走り出したトゥルーマンだったが、当然捕まった。家に帰ってトゥルーマンと話をしていたメリルが突然ココアのCMを始めた。トゥルーマンは怒り出し、恐怖を感じたメリルが家にやってきたマーロンに「いくら仕事でもこんなの嫌」と泣き出した。
マーロンと2人で語り合う。マーロンとは7歳の頃から親友。マーロンは現実逃避で想像の世界にいるだけと説得し、父親を呼んだ。父親との再会には感動的な音楽が流れ、多くの視聴者が感動しながら見守っていた。トゥルーマンは生まれた時から24時間中継されていた。
シーヘブン島も世界最大のセット。父を死なせた設定にしたのは、トゥルーマンを水恐怖症にして島から出さないため。24時間中継でCMもないため、メリルやマーロンが度々、タイアップCMをしていた。
プロデューサーのインタビュー中、あなたのしたことは最低だと視聴者の一人として電話をするシルビア。しかし、プロデューサーに軽く流されてしまった。
翌日から前と変わらない生活をしているように見えるトゥルーマン。プロデューサーが仕掛けた新しい恋の相手・ビビアンがトゥルーマンの保険会社に入社してきた。日本人視聴者もいるんだね。
地下室で布団をかぶって寝てしまったように見えたトゥルーマン。しかし、プロデューサーはどこか様子がおかしいことに気付き、マーロンをトゥルーマンの家に向かわせた。布団をめくるとトゥルーマンの姿はなく、プロデューサーが放送をやめさせた。
突然放送が切られて、テレビ局には電話が殺到した。島にいる役者たちが総出でトゥルーマンを探す。電話はパンク、しかし、視聴率は最高。
朝、放送再開。トゥルーマンはヨットに乗っていた。手にはシルビアのコラージュ写真。プロデューサーは嵐を起こしてトゥルーマンを島に戻らせようとする。稲妻が直撃し、海に投げ出されたトゥルーマンだったが、なんとかヨットに戻る。応援する視聴者。
「お前らはこんなものか! 殺せるものなら殺してみろ!」と挑発するようなトゥルーマンにプロデューサーは怒り、他のスタッフの放送中止しろの声も聞かず、ヨットを転覆させろと言う。
嵐がおさまり、なんとか生きていたトゥルーマンは帆を張り、海へ漕ぎ出す。だが、海さえ巨大セットで空色の壁に阻まれた。空色の階段を登ると、ドアがあり、そこを開けると中は真っ暗。プロデューサーが直接トゥルーマンに君はスターだ、ここから逃げられないと話しかける。
トゥルーマンはいつもの朝の挨拶をし、扉の中へ入った。シルビアや視聴者は喜び、放送は切られた。(終)
映画を見ている方も突然放送が切られたように終わった。ジム・キャリーはコメディの印象が強いけどあんまり見たことはなくて、でも改めてまじまじ見てカッコいい! 好きな顔!と思いました。という馬鹿な感想。
親こそ本物だけど、親友も妻も仕組まれたのは悲しい。特に妻のメリルはお互いあんまり好きあってる感じじゃなく、お互い不幸。シルビアはずっと愛情を持って見守っていたみたいだけど、実際会えてうまくいくのかな!? 切ない話だった。