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【ネタバレ】オリエント急行殺人事件

1974年 イギリス

 

あらすじ

ミステリーの女王・アガサ・クリスティーの名作をオールスターキャストで映画化。1930年代、アジアとヨーロッパを結ぶ国際列車オリエント急行で起きた殺人事件をめぐり、名探偵エルキュール・ポワロが事件の真相を追う。シドニー・ルメットのユーモアを交えた演出、ショーン・コネリーローレン・バコールはじめ名優たちの見事なアンサンブルが高く評価され、イングリッド・バーグマンがアカデミー助演女優賞を受賞した。

2021年9月1日 BSP録画。 

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正直、話としてはそれほど面白く感じなかったものの古いのも見てみたいと思い録画。

 

アームストロング家のデイジーという少女が誘拐されるという事件が起こった。父親のアームストロング大佐が身代金を払ったもののデイジーは遺体で発見されるという痛ましい結末だった。

 

オリエント急行の一等車に乗り込む人々。お金持ちの人ばかりで商売人たちが周りを取り囲む。駅構内には着物姿の女性たちの姿も見える。ポワロは友人のビアンキの計らいでオリエント急行一等車でロンドンに向かう。

 

食堂車でラチェットという男に話しかけられたポワロ。ラチェットが何者かに脅迫されているという話をしてきたが、ポワロは退屈だといって断った。

 

雪で列車が停車中、ラチェットが胸を12ヶ所刺されて亡くなるという事件が起こり、名探偵ポワロが事件の捜査をすることになった。助手はビアンキと医師のコンスタンチン。

 

まず話を聞いたのはラチェットの秘書をしていたヘクターという青年。2週間前から脅迫状が届き始めたという話をした。「サイコ」のノーマンか。

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ラチェットがデイジー殺人事件のボスであることが分かったポワロ。事件では、デイジーの母が未熟児を死産し、母も亡くなり、父は拳銃自殺。疑われたメイドも自殺。実行犯は処刑の前日にボスの名前を明かした。ボスのカセッティというイタリア人は国外逃亡していた。ラチェットの本名がカセッティ。

 

ヘクターは8歳の時に母を亡くしていた。ビアンキはヘクターを犯人と疑う。次に話を聞いたのはラチェットの執事のべドーズ。歯が痛くて眠れなかったという。ビアンキはすぐに執事が犯人だという。

 

一等車に乗っていたアメリカ人のハバード夫人、スウェーデン人の宣教師・オルソンと話を聞いていく。オルソンはイングリッド・バーグマン!? へえぇ〜!!

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その後もハンガリーの外交官ルドルフ・アンドレニイと妻のエレナ・アンドレニイ、アームストロング夫人の後見人をしていたドラゴミロフ公爵夫人、ドラゴミロフについているメイドのシュミット、アーバスノット大佐(ショーン・コネリー)、大佐の恋人のデベナム、イタリア人のフォスカレリ、ラチェットに依頼されて警護していたという探偵のハードマン。

 

ポワロは一通り個別に話を聞き、みんなを集めた。ラチェットの刺し傷は12。陪審員は12人。ポワロ以外の乗客は12人。

 

ミシェル車掌はアームストロング事件で自殺したメイドの父。べドーズは事件の時、家にいた使用人。オルソンもデイジーの世話係。どの人もアームストロング事件に関係する人ばかりだった。どの人もラチェットを憎んでおり、ナイフで一人ずつ刺していった。

 

事件の全容が分かったポワロだったが、以前から脅迫されていたラチェットが車掌の制服に変装した男に殺されたということにして、12人を警察に突き出すことはしなかった。(終)

 

英語だけど、ポワロがクセの強い演技をしていて、三谷版オリエント急行野村萬斎さんもこういう感じを表現したかったのかな? 2017年版を見ていたし、一人一人聞き込みの時間もあってようやくそれぞれの人となりが分かり、面白かったかも? 地味なおばさんを演じていたイングリッド・バーグマンに何より驚いた。

 


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