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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (14)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

陽一郎(川津祐介)が、連れて帰ってきた雄太(高岡俊広)にばかりかまうので、昭(岩芝公治)は面白くない。純子(山口智子)が興園寺家の仕事から帰ってくると、あき(伊藤榮子)と陽一郎が、雄太のこれからのことについて話している。陽一郎は、伊那にいるという雄太の親戚を探してみようと考えているが、雄太は小野家を離れたくないようだ。雜賀(桂枝雀)が来て、久しぶりにキャッチボールをしよう、と言うが陽一郎は…。

お父さんが帰ってきました。一時は絶望を伝えられた陽一郎が思いの外、元気な姿で帰ってきました。昭と同い年の林雄太と名乗る少年を連れて。

 

朝みんなが布団をたたんで片づけていると、雄太もまた自分の布団をたたみ、押入れに持っていく。雄太は陽一郎にだけは普通にしゃべるんだなー。

雄太「陽さん。ここは陽さんが生まれたところ?」

ここは久助の田舎だという陽一郎。「雄太、どうや。日本の景色は」。雄太は幼い時に満州に渡った口かなー。陸一心もそうだったよ。

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陽一郎は雄太に水は飲んだか尋ねた。雄太は「水を飲めるの?」と驚く。陽一郎は満州は生水は誰も飲まないけど、日本では赤ん坊だって生の水を飲んでる。台所で大きい姉ちゃんに言って水を飲んで来いと勧めた。

 

それを見ていた昭は「何やあいつ。自分一人のお父ちゃんみたいにしよって」と恭子に愚痴る。恭子は「そんなこと言うもんやあらへん」と諫めた。

 

雄太は純子やあきに教わりながら井戸から水を出して初めて飲み「おいしい」と笑顔を見せた。それを見た昭は「お父ちゃんもお父ちゃんや」とまたぼやく。

 

朝食時、恭子は宝塚に行くという話から、昭にも将来のことを聞く。昭は「分からへん」という答え。純子も大阪の家が空襲に遭ってから将来どころの騒ぎじゃなかったと明るく話す。

 

陽一郎「いや、それにしても一人も欠けんとようそろうたもんやな」としみじみ語る。

 

学校。野球をする昭たちに一応混じってる?雄太に金太郎は「あいつ何なん?」と昭に言った。

 

出勤前に久助が小野家を訪れた。純子は興園寺家に出勤し、陽一郎と久助は中等野球の話で盛り上がっていた。久助もあきも学校に行き、陽一郎は一人縁側に座っていると、帰ってきた雄太が「おれ、いつまでここにいるんだ?」と聞いてきた。

 

しばらくゆっくりしてる間に、伊那谷にいるおばさんを捜してやるという陽一郎。しかし、雄太は陽一郎と一緒にいたい!? 身寄りがいるならその方がいいという陽一郎。

 

竹中先生が休みだから校長先生が授業をすると言うと「お話! お話!」と子供たちが目を輝かせる。そりゃああいうお話面白いもんね~。

 

興園寺家で漬物?を漬けているが塩を入れすぎるなどミスをしたので、つやに早く帰るように言われた純子は花を持ち帰ると、陽一郎とあきが雄太について話しているのを聞いてしまう。

 

雄太ははぐれてしまった母親に捨てられたと思い込んでいて、陽一郎と逃げているときも最初のうちは陽一郎の服の裾をしっかり握りしめて寝ていた。伊那谷の親戚というのは亡くなった父の妹で、親の名前も分かっているし、役場に問い合わせればすぐにわかるだろうと思っている。あきも恭子や昭が陽一郎にまとわりつくのを遠くからじっと見ていたことを気にしていた。

 

雄太は一人で行動し、昭が金太郎たちと歩いているのを見ていた。

 

昭は帰ってくると、タニシを取りに行くとそのまま出ていった。久助は陽一郎をキャッチボールに誘った。しかし、陽一郎は右肩に手りゅう弾の破片が入って投げられないと一度は断ったが、久助は構わず誘った。

 

やっぱり陽一郎はヘロヘロなボールしか投げられなかったが、楽しそうにキャッチボールは続く。

 

純子が18歳で昭と雄太は小学6年生だから12歳。恭子は来年宝塚を受験するとか言ってたから14歳くらい? 

 

そういえば、「マー姉ちゃん」は初回が昭和9年3月で10話でまだ3月だけど、こちらもまた昭和22年6月スタートで今はまだ夏っぽい感じだね。どちらも丁寧に描いてるし、さっぱり話が動かないとか退屈とか思わない。これホントにバブル時代のドラマだったのか!?というくらい心が洗われます。