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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】あぐり (147)「人生は冒険旅行」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

仕事で神戸へ行ったあぐり田中美里)はその足で岡山へ行き、望月家のみんなに林(高嶋政伸)の絵があったカフェの所在を捜してもらう。カフェは空襲で焼けていたが、磯辺(山本普也)がマスターの行先を思い出し、林の引っ越しの前日、あぐりはその絵を持って林を訪ねる。あぐりは林に、亡くなった奥さんが、どんな思いでこの絵をマスターに譲ったかを、推測して聞かせる。一週間自分の絵と向かい合った林は、あぐりに…。

仕事で関西を回ったあぐりが汽車で考え込む。

 

岡山の望月組では、磯辺が経理の真似事をしたり、妻五郎は扇風機を分解して直していた。経理の千吉は、数字も合ってないし困ると勇造に泣きついたが、勇造は好きにさせてやれと御大らしさを見せる。

 

最後の最後まで勇造の家族は出てこなかったけど、あぐりさんの本だと普通につきあいはあったみたいだし、一般人だから配慮したのかな? 勇造だって一般人だけどね(-_-;)

「 エイスケさんの弟の未亡人・富子さんは、私たちが吉行に戻ったら、とても喜んでくれました。今は、吉行家のことは、富子さんが全部やっているのです。私も安心して、なんでも『ついでにやっといて』と、彼女に甘えちゃってんの。

 富子さんには、息子が二人いますけれど、みな東京に出てきていますから、富子さんは一人、岡山で留守番中。字が上手なくせに、手紙を書くのはめんどくさいとみえて、すぐ電話をかけてよこします。」

 

これはあぐりさんが94歳くらいで書いた本なので、勇造の妻も結構長生きしたんだと思います。息子2人が東京にいるという事は、吉行組は勇造の代で終わったのかな? ドラマが始まった頃に調べて、今でも続いてると思ってたんですが、確かに岡山には吉行組というのはあるけど代表者は違うみたいだし…。

 

事務所で勇造たちが話しているところにあぐりが来た。田中美里さん、声も低く出して今日は一段と大人びて見えました。妻五郎はすぐ分かったけど、磯辺は「はじめまして」と挨拶し、「あぐりお嬢様だ」と妻五郎に言われると、「学校かな」と記憶がごっちゃになってる様子。妻五郎が電球が切れてるとかついてるとか表現してました。

 

あぐりはみんなの顔が見たいだけと言ってたけど、勇造は顔を見るためだけにわざわざ来ないだろうと見抜いていた。あぐりは林の絵が飾られてるというカフェシラノのマスターの行方を探していると話した。勇造は林があぐりの好きな相手と分かり、親父の遺言として再婚するなら望月の家から嫁に出すと言ってくれた。

 

カフェ・セ・ラ・ヴィでは森と世津子が話をしていた。あぐりは不思議な女性で好きになった男を籠に閉じ込めるんじゃなく、旅立たせようとする。離れ離れになろうともそれはそれでいいだろうといつも肯定する森さん、私は好きだけどなあ。森さんというか森本レオさんのその後のスキャンダルの影響込みで森を嫌ってる人が多い印象。

 

理恵は洋介が青森に行くので落ち込んでいた。

 

月組の面々があぐりのためにカフェシラノのことを調べてくれたが結局分からなかった。あぐりが東京に戻る時間が迫る。しかし、磯辺が空襲で焼け出されたマスターが息子夫婦と暮らしてることを急に思い出した。

 

引越しの準備をしている林の家にあぐりが訪れた。あぐりは岡山のカフェシラノのマスター近藤から預かった絵を持参した。それは林が15年前に描いた絵で林の亡くなった妻が近藤にタダで譲ったものだった。

 

亡き妻は譲る条件として再び絵を描き始めたら応援してやってくれと言っていた。あぐりも絵を描いてほしいと言って絵を渡して帰った。

 

1週間後、店から出かけようとしたときに林が来店し、あぐりに結婚を申し込んだ。

 

恋愛色の濃い朝ドラ苦手なんだよね…と実感。実際はお店のお客様からの紹介だと言うし、恋愛っぽく描かないで、お互い子供の年齢も近くて必要を感じて同居を始めたくらいのさらっとした描写でよかったんじゃないのかなー? いろんな人を巻き込んでの大騒動みたいに描くからさー。