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— シネマサテライト (@CinemaSatellite) January 7, 2021
『ライフ・イズ・ビューティフル』
2/1(月)21:00~22:57
第2次大戦中のイタリアで、ナチスの強制収容所に送られながらも家族を守りぬこうとする男を描き、アカデミー賞、カンヌ映画祭など数々の映画賞を受賞した感動のドラマ。https://t.co/wXs0UjaLEE pic.twitter.com/GvAXn0uXJR
1998年 イタリア
あらすじ
1939年、イタリアのトスカーナを訪れた青年グイドは、小学校教師のドーラにひと目惚れし、あの手この手を尽くしてようやく彼女と結ばれる。息子ジョズエも生まれ、一家で幸せに暮らしていたが、ファシズムの嵐が吹き荒れ出し、ユダヤ系のグイドとジョズエは強制収容所に送られてしまう。グイドは幼いジョズエに希望を与えて生き延びさせるため、この状況はゲームだと説明する。そう聞いたジョズエはゲームに夢中になるが……。
2021.2.1 BSP録画
1939年 イタリア アレッツォ
たまたまだけど昨日観た「哀愁」と同じ時代だ。
国王を迎える列の中に横道から割り込んだ男2人が乗った車が通り過ぎる。故障した車を直すために止まった先の農家でグイド王子とふざけて名乗る。
叔父を頼ってホテルにやってきたグイドと友人のフェルッチョはホテルで働き始めた。グイドは書店開業の手続きをしに役所に来ていた。グイドは陽気でおしゃべり。役所で出会った男と口論になり、生卵を帽子に忍ばせ生卵が割れて、男が怒って追いかけてきた。自転車で逃げたグイドは小学校の女教師とぶつかってしまう。この人と農家で出会った女性は同じ人か。
ローマの視察官がホテルに来た。明朝、小学校に行くと聞いたグイドが視察官のフリをして学校に行き、女教師を口説く。生徒の前で笑いを交えて民族主義の解説をし、本物の視察官が来ると慌てて帰った。
夜。女教師が観劇に行くといっていた舞台を見に行ったグイド。女教師は役所で出会った“卵男”と一緒にいたが、雨で車を取りに行ったスキにグイドが助手席に乗せた。土砂降りの中、車が止まってしまい、シートを傘がわりに歩き出した。冒頭からずーっとイタリア独特のギャグに戸惑う。
卵男の婚約パーティーの日。外では叔父の白馬が全身緑のスプレーで塗られ“ユダヤの馬”と書かれていた。卵男の婚約者がドーラ=女教師!? グイドは運んでいたお菓子を落としてしまった。ドーラはあんまり乗り気じゃない感じ。
グイドに気付いてドーラとテーブルの下でキス。ドーラは「連れ出してよ」と言って席に戻った。グイドは緑の馬に乗ってホールに入り、ドーラを乗せて去った。一瞬演出?と思った出席者は戸惑い、グイドとドーラは平然とホテルを出て行った。
数年後、ジョズエという息子と家族3人仲良く暮らしていたグイドとドーラ。街では軍人が隊をなして歩き、店には“ユダヤ人と犬はお断り”と貼り紙がされていた。意味の分からない息子に、この店はユダヤ人が嫌いだけど、あっちの金物屋は“スペイン人と馬”、向こうの薬屋は“中国人とカンガルー”はお断りなんだよと嘘を教えた。
グイドが県庁に出頭を求められた。ジョズエの前で楽しそうに歩いて行くグイド。1人本屋にいたジョズエの前にドーラの母親が顔を見せ、明日会いに来ると帰って行った。本屋のシャッターを閉めると“ユダヤ人の店”と落書きされていた。
車にたくさんの人が乗せられていた。グイドはジョズエを不安にさせないよう明るく振る舞った。窓のない貨車に乗せられる時もイスのない汽車に立って乗るんだぞと楽しそうに言う。ドーラも乗せて汽車は走り出した。
汽車が目的地に着いた。「汽車は嫌いだ」というジョズエに帰りはイスのあるバスにしようとグイドは言う。これはゲームだ、ご褒美に本物の戦車をくれるとジョズエに教えた。収容所にはシマシマの服を着た男達がいた。ドイツ兵の言うことを訳せと言われて、ジョズエ向けにゲームのやり方をそれらしく話す。昼間は強制労働でフラフラ。
ドーラもまた女性の集団の中にいた。老人は働かなくていいと係官がいい、ドーラは老人に優しいと近くにいた女性に話しかけると老人と子供はシャワー室に行けと言われてガス室で殺されるのだと教えられた。
シャワー室に行くのを嫌がったジョズエは一輪車にジョズエを隠し、歩いていると、無人の放送室?の前を通りかかり、ドーラにメッセージを送った。
グイドは同室の男達と上半身裸になり検診?を受けた。そこで出会った軍医は以前、グイドがホテルで接客した男だった。今夜、将校達の接客をしろと帰された。
ドイツ人に給仕するグイド。子供達は将校達の子供かな? ジョズエも子供達に紛れ込んで食事をする。ドイツ人の軍医は深刻な顔して逃してくれるのか?と思えばなぞなぞの答えを聞いてきた!?
グイドは蓄音器を外に向けて流した。ドーラが聴き入る。グイドはジョズエにこれはきっと全部夢だと言い聞かせた。
夜中外が騒がしくなった。戦争が終わったらしい。グイドはジョズエをポスト?に隠し、ドーラのもとへ向かった。しかし、ドーラは見つからず、グイドがドイツ兵に見つかった。背中に銃を突きつけられながら、ジョズエが隠れているポストの前ではふざけた歩き方をする。物陰に入ると銃声が響いた。
翌朝、収容所の人々が歩き出した。グイドとの約束通り誰もいなくなった後、外に出たジョズエ。ジョズエの目の前には戦車が止まった。英語で話かけてるからアメリカ兵? ジョズエは戦車に乗せてもらい、ドーラを見つけて再会できた。
「これが私の物語」と大人になったジョズエのナレーションで終わり。
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グイドが昔読んだ「ベロ出しチョンマ」を思い出させました。最初は訳の分からないギャグだなーと思ったけど、途中から悲しくて悲しくて。
イタリア映画は感動はするけど、何か独特だよな〜。 そういうつもりはなかったけど、2日連続戦争モノを見てしまった。悲恋より家族モノの方が泣ける。「哀愁」は悲恋もあるけど、女性の友情もあってよかったけどね。
それと、劇中のドイツ人軍医のシーンがいまいちわからなかったけど、Yahoo知恵袋で見つけました。
これを見てなるほど! いろんな解釈があって面白い。昨日の映画の訳だと”コガモ”じゃなく”アヒル”だったけど、こんな状況でなぞなぞって!という解釈も間違ってないんだな。
Life is Beautiful (1998) Official Trailer - Robert Benigni Movie HD