公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
あぐり美容院にはそれなりに客も来るようになり、混んでる時に伯爵夫人（芦沢孝子）が来て、あぐり（田中美里）が特別扱いせず待たせようとすると、夫人は怒って帰ってしまう。辰子（鈴木砂羽）はどうして特別扱いしないのか、と文句を言うが、その様子を見ていた客で作家の平山（吉行和子）は感心し、この店を友人たちに紹介し、雑誌にも記事を書いてくれる、と約束する。辰子は、あぐりの言うとおりだった、とあぐりを認める。
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日の丸写真館で家族写真を撮る健太郎、光代、エイスケ、あぐり、淳之介。次は健太郎と光代の二人で。
あぐり美容院の開店祝に駆けつけた健太郎と光代は、それから数日後、岡山へ帰っていきました。
あぐりがエイスケの朝食を持って行くが、執筆に夢中のエイスケは無視。
このころエイスケは新進気鋭の作家として名前も知られるようになり、次々と小説を発表していたのでした。
辰子が出勤すると、あぐりが店内の掃除をしていた。辰子は弟子達に甘いあぐりに「弟子とのけじめはきちんとつけるべきです。チェリー先生のところを思い出してください」と言うが、あぐりは「あそこはあそこ、ここはここですから」と気にしていない。
ある時、会計をしようとした客が財布がないと言い出した。辰子の視線の先には沢子。辰子はあぐりを呼び出し、やったのは沢子だと言うが、夜中にウェーブやマッサージの練習をしているような沢子がやるはずないと信じていた。「そんなに言うんだったら勝手にすれば。この店がつぶれても知らないから」と怒りをぶつけた。
沢子は客(吉行和子さん！)に民謡の八木原の話をしていた。東京駅を中心に東西南北4か所に妾がいて、絶対妾同士ばったり会わないようにしている。マッサージもうまく話題も豊富ということかな。
そこに女性2人が入ってきた。山村伯爵夫人とその妻で急いでいるから先にと言うが、あぐりは順番厳守だと言い、たとえ総理大臣の奥様だろうと有名な女優さんだろうと順番は守っていただいております」ときっぱり言った。伯爵夫人たちは怒って帰って行った。
辰子には「うちを気に入っていただいてお得意様になれば、どんどん人の輪が広がってお客様が増えるのよ。伯爵夫人一人で50人以上のお客様を連れてくると言われてるのよ」と責めるが「ここでみんなを平等にしたいの。せめてお店に入ってくる人には社会的地位なんて関係なくしたいのよ。だからお客様には順番を守っていただきたいの」とあぐりは言い、客がつかなくてもいいと言い切った。
あきれた辰子はチェリーの元へ行き、相談。チェリーはそういうやり方があってもいい、人を育てるのにこうだっていうやり方はないと辰子をなだめた。あぐりは後先考えずに行動し、辰子は物事を見極めて行動するから、その慎重さがあぐりには必要。でも辰子自身があぐりに必要ないと思うんだったら、いつでも戻ってらっしゃいとチェリーは言った。
あぐり美容院にこの間の伯爵事件の時にいた客がこの店が気に入ったと再び訪れた。「しかしこないだのあなたには拍手喝采だったわね。夫の権力をかさにきて威張り散らすあの手の女は大っ嫌いなの。もうス〜っとしたわよ」とあぐりの行動を褒めてくれた。
そこに原稿を取りに来た世津子が客と顔を合わせた。客(吉行和子さん)は平山真佐子という作家で、世津子によれば作家のお仲間がたくさんいて、あちこちの雑誌に記事も書いているから店の宣伝もしてくれる。草笛光子さんと吉行和子さんの共演って豪華だな〜。平山はエイスケのことも知っていた。
先日、財布がなくなったという客がうちに財布があったと届けに来た。
あぐりは辰子は店の2階ベランダにいた。辰子は沢子を疑って悪かった、伯爵夫人のこともあぐりの言った通りだと反省していた。しかし、あぐりも自身を経営者失格だと思っていた。空を見上げる二人。
どうにか軌道に乗り始めたあぐり美容院ですが、あぐりの周りでは容赦なく次なる事件が待ち受けていたのでした。
カツラをかぶった岩見！？
次週予告
弟子の沢子です。エイスケさんがコンブで大儲けするって言うんですけど、話持ってきたその人何かあやしくないですか？ あら！ 先生のお母様。いつ東京へ？ 次週「母からの贈りもの」。皆さん、隠し事はよくないですよ。
吉行あぐりさんの娘、吉行和子さんが登場しました。 ドラマの中で和子さんはまだ生まれてないけどね。
予告にいたのは、岩見、民子、美佐、五喜、林真理子さん、西田ひかるさん。民ちゃん久々。今週は割といいエイスケさんでした。そして辰子さんが店にいてくれてよかった。
