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【連続テレビ小説】澪つくし(124)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

皇太子誕生のニュースでめでたい雰囲気の中、英一郎(鷲生功)と久兵衛津川雅彦)はささいなことで言い争い、そのことで梅木(柴田恭兵)とかをる(沢口靖子)もとばっちりを受ける。かをるが結婚してしまって気落ちしていた弥太郎(明石家さんま)は素行が悪いからと、久兵衛津川雅彦)からクビを言い渡される。それは年季が明けた早苗(速川明子)と一緒にするための作戦だったが、弥太郎は和歌山へ帰る早苗を追いかける。

 

昭和8年12月23日 天皇家に皇太子が誕生。日本中を明るい空気に包み込んだ。世界恐慌国際連盟脱退など重苦しい情勢の続く中で国民の奉祝気分はいやが上にも盛り上がった。

 

るい「天皇陛下さま、お喜びでしょうね。5人目にしてやっと男のお子さんなんだから」←そうなんだ、知らなかった。

ツエ「女じゃどうしていけないんですか?」

久兵衛「アホ! いかんに決まっとるやないか。女が天皇陛下になれるかい。ええか? 帝国憲法第2条にな『皇位は男子がこれを継承する』こう書いてある。」

そこから、皇室だけではなく、坂東家も同様で、男子の英一郎がこれを継承する、という話になった。梅木を跡取りのつもりでとか言ってなかった?

 

英一郎のお嫁さん探しの話になり、英一郎は話を切り上げて出て行く。この間まで「入兆」280年と言ってたけど、今日は288年だって。どっか丁稚奉公に出した方がよかった、はホントにそう思うけどな~。なぜしなかった。

 

梅木とかをるに頼むぞ、という話から、英一郎が醤油のおいしさを世界に広めたいとか満州の大豆を研究したいとか大きな夢を持っているという話に。梅木も興味を持っている満州の大豆は久兵衛は大反対。茨城と千葉の大豆で造ることにこだわりを持っていた。

 

ここからは多分最後の弥太郎劇場。弥太郎が広敷の竹田に字を教わりに来た。「今や八じ 八まんさまで 松(今夜八幡様で待つ)」と弥太郎が書いた付け文を受け取ったのはツエ! ツエも化粧をして待ち合わせ場所に行った。

 

ツエは工場の松岡さん(よくいる広敷メンバーの中にはいない)からの付け文だと思っていた。弥太郎に付け文を見せて、弥太郎が早苗にあてて書いたものだと分かった。

 

翌日、久兵衛に呼び出された弥太郎。久兵衛は縁側でヨーヨーをやってたけど、1985年4月から斉藤由貴さん主演の「スケバン刑事」をやってて、流行を取り入れた!? 今日の回は1985年の8月頃放送と思われます。

久兵衛は弥太郎にクビを言い渡す。そして、早苗が8年の年季奉公が明けて今朝和歌山へ帰ったことを伝える。表向きはツエからの密告で女中に手を出したことが解雇理由だけど、早苗の年季が明けて和歌山に帰ることが分かっていたから、自由にしようと思った!?

 

早苗が11時の汽車に乗ると知らされた弥太郎は急いで荷物をまとめ、かをるや神山、広敷連中に見守られて「入兆」をあとにした。駅のホームで早苗を探し回る弥太郎の声に早苗が答えて、走り出した汽車に乗り込んだ弥太郎が早苗を見つけてにっこり。ホントにホントに今日でもう出ないだろうなあ!?

 

wikiには徐々に出演回数やせりふが減ったとあるけど、今回なんてメインみたいなものだから、これで出番が減ったの? あんなにかわいい早苗ちゃんと一緒になれそうな可能性を感じさせる、すごい華々しいラストだと思うけどな。

 

あんなクズにあんなかわいい女の子なんていかにも男の夢っぽくてやだ。弥太郎は脚本家の分身のつもりで書いていたらしいけど。これで本当に最後でありますように。