公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
律子が河原畑と一緒に暮らしていると聞いて、かをる(沢口靖子)は驚く。英一郎(鷲生功)と梅木(柴田恭兵)は、東京へ連れ戻しに行った。英一郎の交渉がうまく行くかと、久兵衛(津川雅彦)がやきもきしていると、ハマ(根岸季衣)の息子が家出したという電報が届く。入兆の従業員総出で探していると、英一郎が連れて帰ってくる。ハマは入兆をやめると言うが、久兵衛は、子供と一緒にここで暮らせばいい、と言って引き留める。
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そういえば今日の回ってかをるさんは最初の方しか出てないね。 河原畑と律子が一緒に暮らしていることを知ったかをるは”英一郎の言った事が信じられなかった。あれほど軽べつしていた河原畑と律子が一緒に暮らしているとはどういう事だろう”と思っていた。
ツエさんは詳しい事情を聞かせてもらえず、そのまま吉武家へ。子宝石の話。ツエさんは、うっかり子宝石を抱いてしまい、もし赤ちゃんができたらどうしようと心配する。
とね「男がいないのに子供ができてたまるかい」
ツエ「そういうもんですかね」
ツエさん?? その後も「おかみさんが抱いてみたらどうでしょう?」とか面白すぎ。
一方、入兆では、一人晩酌をしている久兵衛の元にハマがやって来て、三号さんを追い返したことや、久兵衛がるいに本妻になることを断られたと話すと、私が邪魔なのでは?と今後の進退を聞いてきた。久兵衛はハマを辞めさせるつもりはないが、「お前の顔はもう見飽きたわい」とも話した。
そこへ早苗が電報を持って来た。「ノリユキイエデ ヒトリデ チョウシヘ ムカッタモヨウ アトフミ」
“アトフミ”(後、文):詳細は後ほど手紙(葉書)で
電報の差出人、喜一郎はハマの舅で、ハマの元夫は女を作って家に寄り付かないんだそうです。ハマの息子、紀之は3年生。久兵衛は泣いてないで警察に電話をかけろと言った。
かをるは寝床で”東京へ行った英一郎は律子に会う事ができただろうか。会ったとしても律子を説得するのは難しい。おとなしく銚子へ帰ってくるとは思えない。かをるには父の激怒する顔が見えるようであった”と心配していた。
入兆では店者も広敷も駅に電話をかけたり、駅の周りに張り込ませたり、みんな紀之探しに協力していた。ハマは「皆さん仕事を続けてください」と頭を下げるが、「困ったときはお互い様」とみんな優しい。ハマは別に嫌われ者じゃないからね。
東京に行った英一郎と梅木が帰って来て、紀之を連れてきた! 汽車で一緒になったそうです。「母をたずねて三千里か…」
「ハマさんでも泣くんですね」「『鬼の目にも涙』よ」余計なことを言うな。
英一郎と梅木は久兵衛に報告。「わしが連れて帰ってこいっちゅうたんは律子や! ハマの倅じゃないわい」と激怒の久兵衛。律子と河原畑は人形町のちっぽけな貸家に住んでいる。
河原畑は新築地劇団の文芸部員を目指してる…まだ目指してる段階なのね。梅木と河原畑は殴り合いの寸前、梅木は英一郎を「心根が優しくて、それぞれの立場や気持ちを理解しようとしている」と言ってくれてるのに「頭が悪いのに理解せんでええわい!」と酷い言い方(^-^;
そこにハマと紀之がやって来て、ハマは子連れで仕事はできないので辞めるという話をすると、久兵衛は紀之に向かって「今日からお母さんと暮らすんやぞ。こっから学校へも行くんや」と言ってくれた。頭を下げてお礼を言うハマ。
入兆も吉武家も基本的に優しい人ばっかりだよね。今日のはイイハナシダナーと思いました。