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【連続テレビ小説】澪つくし(72)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

発注していた新造船の価格を一方的に値上げされて、とね(草笛光子)は金策に走り回り、訪れた和歌山出身者の会合で久兵衛津川雅彦)に会った。とねはかをる(沢口靖子)の勘当を解いたらどうだ、と聞くが、久兵衛聞く耳を持たないので、孫が出来ても会わせない、とうそをつく。久兵衛に言われて様子を見に来たるい(加賀まりこ)にかをるは本当のことを明かす。るいからそのことを聞いた久兵衛はさらに態度を硬化させる。

 

とねは新造船の金策に走り回る中、かをるは力になれず籐ヨシをし、とねは普段は顔を出さない和歌山出身者の会合「木國會」へ参加した。

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有料記事で途中までしか読めませんが…木國會はホントにあったのか! この記事によれば2016年の時点で会長はヤマサの社長、副会長はヒゲタの社長だそうです。入兆のモデルはヒゲタと言われてるけど、つながってるな~。

 

とねの先祖もまた和歌山の新宮から来ていたそうです。入兆の旦那のことは知ってるとねが話しかけ、タバコの火を貸してくださいというと金は貸さんがな!と火を分けてくれた。

 

久兵衛ととねさんの会話、面白かったなあ~。るいととねとか久兵衛とるいとか朝ドラでこんな贅沢いいのかねってくらい豪華だなー。

 

会話の流れからとねが孫ができても会えませんねと言ってしまい、それを家に帰って話したので、惣吉や善吉から非難される。いい息子達だね~。結局借金はしなかったし、赤ちゃんもそろそろできるだろう的な流れになるのが昭和だね。とねさんは結婚2か月で妊娠が判明したそうです。

 

翌日、るいが外川を訪ねてきて、「赤ちゃんができたんでしょう?」と久兵衛から持たされたお祝い金を持って来た。この時、かをるはとねが嘘を言ったとは言わずに自分の勘違いだったと言い続けていたけど、見かねた善吉が事情を説明してくれた。

 

とねさんはサバサバした女性だけど、今なら配慮が必要な子供のことも割とズケズケ言うタイプだった。こればっかりはやっぱり時代のせいでしょう。

 

本当のことをるいに知らされた久兵衛は激怒。ますます態度を硬化させ、犬猿の仲になってしまった。

 

とねは今回の件は反省していて、借金のことでいらだっていたんだろうということになった。役場でも冷たい態度で、結婚式で漁労長が突っかかったのがよくなかったんじゃないかという話になり、かをるが叔父である高神村の村長に会う事になった。

 

子供はまだか、男の子だったらいいねとか今ならマタハラと言われかねない案件だけど、昭和初期だし、放送されてた昭和60年でも当たり前だったんだろうね。何でもかんでもハラスメントで生きにくい世の中だ!と言われることもあるけど、困ってる人が声を上げやすくなったのは私はよかったと思うけどな。