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【連続テレビ小説】澪つくし(70)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

かをる(沢口靖子)の叔父の清次(寺田農)が久兵衛津川雅彦)に呼び出され、入兆以外の仕事を受けたことを責められるが、零細企業にとってそれは仕方がない、と律子(桜田淳子)が横から口を挟む。律子の前に河原畑(石丸謙二郎)が現れて、律子の小説をこき下ろしたのは間違っていた、結婚を前提に交際してほしい、と申し込む。かをるはとね(草笛光子)から料理など、浜のしきたりを教わり、内職の籐ヨシを習いたい、と言う。

 

あらすじのかをるの”叔父”は間違いで清次はるいの兄なので”伯父”じゃない?

 

清次は入兆以外のカギタでも仕事をしていることがバレ、久兵衛に責められるが、入兆専門でいる方が大変でしょー。今日は律子と同じく清次の味方です。清次のところは、他に棺桶作りも始めたそうです。いろいろやるのはいいことだと思う。

 

河原畑はまたしても病院前で律子を待ち伏せていた。律子の小説をこき下ろしたのは律子の関心を引きたいため。珍しくいいこと言ってると思ったのになー。かをるが醤油屋の息子と結婚しなかったことで押せば何とかなるかも?!と思った河原畑は律子にプロポーズ。惣吉と河原畑はそもそも好感度が違い過ぎる。

 

今日の銚子パートは、なめろうの作り方に籐ヨシの作り方など、こういうの好き。セリフを言ってるのは役者さんだろうけど、近くで作業してる人は本当の職人さんだろうからそういう手仕事が見られるのが嬉しい。

 

合田醤油のなめろうレシピ

www.kikkoman.co.jp

ja.wikipedia.org

さんが焼きのことも書かれてる。さんが=山家 日持ちしないなめろうを山のものに食べさせるため火を通したもの。なるほど~。

 

かをるは、外川の漁師の妻が内職でやっている籐ヨシの作り方を習いたいととねに言った。何でもないように見えるけど、ちゃんととねに確認を取ったり、分からない事は聞いたり、そりゃかをるちゃんってかわいい嫁だとかわいがられるよ。

 

特にとねみたいなリーダシップを取れる女性なら頼ってくれたら嬉しいもんね。それでも嫁は別!みたいな人でもないから。

 

慣れないうちは指が傷だらけになるという籐ヨシ。惣吉は「そんなことやらなくていい」とイチャイチャタイムになったけど、別にやりたいことはやらせてくれよ~。

 

”籐ヨシ”は調べてもなかなか出てこないね。籐を細く切って草履を作る。でもこんなに銚子のことを調べて朝ドラにするなんてすごいね。今まで観たことない。

 

「はね駒」は(見たことない人には以下ネタバレになります)序盤に嫁に行く行かないでダラダラしてたという感想を見たことがあったけど、福島を舞台にした朝ドラと銘打っても、女学校はお隣宮城県仙台市で、しかもヒロイン結婚後は一家そろって東京で暮らすという話だったので、少しでも相馬にいる時代を長く見せるためだったのかな、とこの頃思うようになりました。

 

花子とアン」も(こちらもネタバレ)原案本を読んだのですが、花子一家も花子が5歳くらいで一家で上京したんだけど、ドラマ上はずっと甲府に実家があります。

 

斉藤由貴さんの演技力なら少女時代より結婚してからの方が長く見たかったけど、少女時代を子役にしてしまったら福島にいる時間もわずかだもんね。最後また祖父と両親が福島に帰るという展開はうまいと思ったけど。

 

澪つくし」は初見だけど、今の感じだどこれからかをるが東京に行くぞ!っていう展開にはならないだろうし、ずっと銚子を描けるんだもんね。こういうのもまた珍しい。