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【連続テレビ小説】澪つくし(68)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

知らせを聞いてかをる(沢口靖子)も浜に駆けつける。事故に遭ったのは泳ぎの達者な鯉沼(岡本早生)で、漁師たちの間で、黒不浄を止めて漁に出た網主の判断を糾弾する声が高まる。鯉沼の妹のアミ(高師美雪)は善吉(安藤一夫)の幼なじみで、善吉も惣吉(川野太郎)に対して怒りをぶつける。漁に出たくないと酒浸りの若い漁師たちを叱責する船村(織本順吉)を止めに入った惣吉は、漁師たちと話し合おうとしてぶつかってしまう。

 

利根川丸から出た死人は善吉の幼なじみのアミの兄・鯉沼だった。海のシーンは最初のうちに何年分も取り切ったんだろうか?? ジェームス三木さんは筆が早い人らしいので、ある程度話はできていたのかも。 

 

野次馬はコソコソ「黒不浄の祟りだべ」と噂し合い、漁師たちもまた「よそ者が入ってきてよ竜神様が怒ったんでねえか?」とかをるのせいと言わんばかりのことを言い始めた。

 

アミの兄は泳ぎの名人だが、足が絡まってみよしから落ちてしまった。完全な事故死だけど、かをるが嫁に来たばかりの頃だからこそ迷信を信じるとかじゃなく、そういう言われ方をしないために黒不浄の期間を守るべきだったんでは?とあとからなら何とでも言える。なんたって漁がないと思ってめちゃくちゃ酒飲んでたし!

 

鯉沼の死は、網主と漁師たちの間にしこりを残した。善吉はアミが幼なじみということもあり、すぐにアミの家に行った。

 

惣吉は、鯉沼の事故は祟りか偶然かハッキリさせたいと言ったが、漁労長は、あまり突き詰めて考えない方がいいという。黒不浄の祟りは迷信だが、昔からの言い伝えを軽く見ると長老の反発を買い、人がついてこなくなる。上に立つ者の器量としてあいまいにしといた方がいい。

 

そこに駆け込んできた善吉は惣吉を責め、遺族の面倒は見るという約束をアミとしてきたと言う。網主は自分のことばかり考えて舟子がどんなに貧乏してるか分かってねえだろ!?と、こんな言葉律子や水橋に聞かれたらあっという間に同志にされちゃう。

 

今日こんな時に惣吉とかをるのイチャイチャタイム。「俺は絶対死なねえよ」中略「私は惣吉さんと結婚したんです。その惣吉さんがたまたま漁師だっただけの話です」

 

惣吉は度々、漁師と比べて醤油屋のことを言うけど、醤油屋は安全かもしれないけど、経営が苦しくなって会社自体がなくなることもあるからねえ。それに日本酒とかワインとかだってその年によってできの違いもあるし、醤油だって確実に毎年いいものができるとは限らないでしょう。

 

漁師たちは漁にも出ず、納屋で朝から飲酒。

ツエ「えげすかねえ人たちだねえ。もう朝っぱらから酒くらってくるんずまるんず」

昨日から登場した謎の言葉”くるんずまるんず”=グダグダみたいなこと?

 

惣吉は漁師たちと話し合いの場を持った。ツエはかをるに「漁師って怖いですね。かをるさん嫌になりませんか?」かをるは本銚子へ帰ってもいいと言うが、ツエは「私はここにとどまってかをるさんを守ります!」と力強く宣言。そうそう、ツエさんがいてくれないと。