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【連続テレビ小説】澪つくし(64)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

婚礼が終わって日常が戻り、惣吉(川野太郎)は漁に出かけた。漁に出ている間のかをる(沢口靖子)の仕事は、網主の女房として、すべての乗組員や家族の面倒を見ることである。かをるは漁師の世界のしきたりや約束ごとにまごつきながらも、せっせと働いた。一方本銚子では、久兵衛津川雅彦)がるい(加賀まりこ)の家を訪れ、かをるを嫁にやった寂しさを紛らわせていた。泊っていくと言う久兵衛を、るいは突き放す。

 

漁師の朝は早い。新婚の甘い夢を断ち切るように焼き玉エンジンの音が港に響き渡る。

 

かをるととねが見送りをし、惣吉たちは漁に出た。「おらも沖さ出てこの手でイワシやサンマを取ってみてえよ。なまじ男どもよりよっぽど働くんだけどね」と悔しそうなとね。女は不浄なんでしょうか?というかをるの言葉に「ああそれは男が勝手に決めたことさ」とばっさり。

 

「おらの前でそんなこと言うやつがあったらかっくらわしてやっから」とやっぱりとねさんはかっこいい。姑になってもかっこいいまま。

 

網主の家には醤油工場の広敷に匹敵する納屋という棟があり、所帯を持てない漁師が大勢暮らしている。

 

江戸時代を舞台にした小説とかでも所帯を持ってない人って意外といるよね。お屋敷に仕えてる人とか貧しすぎてとか。

 

とねとかをると女中と3人がかりで惣吉の父・文吉を運んでるシーンもあったけど、介護ベッドのない時代の介護ってホントに大変そう。布団から体を起こすのだけでも体力使うだろうな。ただ新婚パワーで苦労も苦労と思わない時期かもしれない。

 

斎藤洋介さんは漁師じゃなく事務方? 漁には出てなかった。漁師と醤油醸造を比べていたけど、醤油だってそんなに確実ってわけでもなくない?と思ってしまうんだけど、酒造りのドラマとかでは、もろみが何とかとかトラブルあるじゃない。

 

今日のメインは後半のるいと久兵衛のやり取りかな。久兵衛が一人訪ねてきて、るいの家に泊まると言う。るいは千代に遠慮して、久兵衛を拒絶する。おっさんドリームってやつですか。正妻も妾もとにかく久兵衛がだーいすき、みたいな。

 

るいは千代が死んだら正妻になる気も全くない、千代に万が一のことがあっても治ったとしても暇をもらうつもりでいた。女の方から身を引いてくれるなんてこんなに都合のいい話ないもんね。泊まっていく!と言い張った久兵衛も結局は帰っていき、一人残されたるい。

 

惣吉とかをるのイチャイチャタイムからの「恋のあらすじ」。キスシーン多くない?

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「うんてんぷ」なんですね。惣吉曰く「漁師の仕事は運否天賦」だそうです。