2009年5月29日 フジテレビ
あらすじ
浅草の老舗料亭「鬼の家」。若女将の鬼島朱美(すみ)(田中好子)は、大女将であり姑でもあるたまき(野際陽子)に従い、日々忙しく働いていた。 ある日、たまきは日課のウォーキング中に転倒し病院に運ばれ、検査入院をすることになった。店のすべてを取り仕切っているたまきが不在となると、営業がままならない。 大旦那の周平(伊東四朗)と主人・龍太郎(村田雄浩)は、朱美に任せようと話すが、たまきはそれを認めず、帳簿類を税理士の木村(桐山浩一)に預けてしまった。その木村から、朱美らは店の経営状態がかなり悪いことを知らされる。 たまきが退院して家に戻ってきたところで、店の立て直しについて家族会議が開かれた。 朱美や龍太郎は、ランチを始めるなど新しい展開が必要だと前向きに提案するが、たまきはへそを曲げてしまい、最後は朱美と言い争いになってしまう。 その日の午後、長男の樹一(内田朝陽)が大学の後輩だという女性・田中智(原田夏希)を連れてきて、結婚を宣言。智は学生で、妊娠していると言う。 驚き慌てる朱美らをよそに、たまきはあっさり承諾し、智が同居することを決めてしまった。話はとんとん拍子に進み、樹一と智は入籍し、智の引っ越しも済んだ。 朱美は智に店の仕事、嫁としての務めを教えようとするが、たまきは「身重なんだから」と智をかばう。 意気投合しているたまきと智の様子にいらつく朱美の様子に龍太郎はおろおろするばかり…。
何となく録画したものだけど、主要人物が作造に初子(おしん)に小浜(澪つくし)におばば(ゲゲゲの女房)と朝ドラオールスターだ。あ、朝ドラくくりするなら田中さんと村田さんは「ちゅらさん」か。
一時期、伊東四朗さんと野際陽子さんの夫婦役ってよく見かけたなあ。そして、こういう嫁姑バトルみたいなのをこの時代にやってたんだと思ったら、1982年にドラマ化されたものをリメイクしたそうで。通りでこの時代にしてはちょっと古くさい感じ。
浅草という舞台から?アニマル浜口さんがゲスト。田中好子さんと「気合いだ気合いだー!」
みんなが恐れる「鬼の家(おにのや)」の大女将・たまき。夫の周平は入婿で頭が上がらず、息子の龍太郎も同様。嫁の朱美(すみ)は、たまきがケガで入院したことをきっかけに「鬼の家」の経営状況が悪いことを知り、なんとか店を立て直そうとする。
そんな時、龍太郎と朱美の息子・樹一が大学の後輩・田中智(とも)を連れてきて結婚すると報告し、妊娠3ヶ月で家族と同居したいと言い出した。たまきと智は妙に気が合って、朱美は孤立気味。朱美の友人役で岩崎宏美さんが出てたのが珍しいような。たまきの親友の置き屋の女将が淡路恵子さん。
朱美が店の経営について頭を悩ませている時、周平は昔馴染みの旅役者の娘・市川駒太郎(黒谷友香さん)にのぼせあげ、龍太郎も若い頃に好きだった女中と再会していた。
朱美は友人から「鬼の家」で出す海苔の佃煮が美味しいから商品化したらどうかと提案された。龍太郎や板場の職人たちも賛成する。
そして、智が昼に座敷が空いてるのがもったいないという話を聞き、朱美はかっぽれや邦楽鑑賞会や落語会をして、「鬼の家」の弁当を出したらいいんじゃないかという提案をする。
たまきが難色を示すと、「おばあちゃんは古い」と智が指摘。朱美はたまきをかばって智をビンタした。たまきは黙って部屋を出て行き、自室にこもってしまった。
翌日、たまきが姿を消し、龍太郎や樹一が探し始めた。たまきは市川駒太郎を連れ帰ってきた。駒太郎は家族団欒に感動の涙を流した。海苔の佃煮も好評で龍太郎はたまきが反対しても商品化を進めると朱美に言った。
たまきが置き屋の女将と居酒屋で飲んでいると、周平、龍太郎と朱美も店に入ってきた。酔っ払ったたまきが朱美に絡んできた。朱美は店の帳簿を任せて欲しいと言うと、「そう言うのを待っていた」と後日、税理士立会のもと帳簿を引き渡された。
龍太郎は海苔の佃煮の商品化を進め、智は「鬼の家」のホームページを作った。たまきは大女将を退き、大女将は朱美、若女将は智が務めることになった。(終)
これ2009年の世界?!と思うほど、古く感じてしまった。私たち古いしきたりなんて気にしないんですという智みたいな子の方がいかにも年寄りが思う若者像っぽくて。これフジテレビでねえ…。2時間ドラマなのにサスペンスでもないホームドラマっていうのも珍しく感じました。