徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】澪つくし(55)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

年が明けて、入兆の面々が音楽会に出かけていると、惣吉(川野太郎)と後見人の船村(織本順吉)が入兆へ挨拶にやってきた。久兵衛津川雅彦)と惣吉は一対一で向かい合い、遊郭でのけんかの件の納め方について話し合っていたが、やがてしょうゆ屋と漁師の縁組みの難しさについての話し合いに。音楽会を抜け出して駆けつけたかをる(沢口靖子)は、物陰で惣吉の語るかをるへの思いを聞き、涙があふれるのだった。

 

宍戸のバイオリンと律子がピアノ演奏して、広敷連中もハマもみんなで音楽鑑賞。そんな時、入兆に惣吉と船村が訪ねてきたと言う情報が入り、広敷連中は抜け出して入兆へ。かをるもまた中座して入兆へ走り出した。

 

また門前払いを食らいそうになるが、久兵衛が一人だけだと惣吉だけを家に入れてくれた。双方けが人も出て、手打ち式の酒代、仲裁人への謝礼、遊郭の壊れ物の弁償は折半で、という惣吉の提案を突っぱねる久兵衛

 

しかし、惣吉を「お前さんは頭もええ。度胸もええ。見ばえもするし家柄も悪ない」と認めてはいる様子。

 

だけどその惣吉の返しの中で「嫁にもらったら大事にします」という言葉は気になったけどな~。網元の妻にするならサンマをイワシにするとか言ってたし、バリバリあの中でとねみたいにやってもらおうと思ってるよね? それができないんじゃないかと久兵衛は危惧してるわけで…。

 

久兵衛は漁師が危険な職業で後家さんがゴロゴロいるという点も心配しているが、港も整備され、船も性能がよくなっているという惣吉談。

 

おしんだったらめちゃくちゃ網元の妻とか似合いそうだな~とふと。度胸もあるし、まとめ上げる力もありそうで。だが、おしん自体は漁師を好きにならない気がする。なにせおしんは商売が大好きだから。

 

久兵衛の「漁師やめて入兆の養子になったらどうや?」という提案も「それはできません」と今度は惣吉が突っぱねた。久兵衛は話を切り上げ、部屋を出ていき、惣吉も帰ろうと廊下を歩いていると、かをるを見つけて見つめ合う。惣吉と船村は帰っていき、それを見送るかをるだった。

 

正直言うと私も久兵衛と同じようにかをるに網元の妻が務まるのか?という疑問があり、別にお互い淡い初恋くらいにしか思ってなかったのに、周りがたきつけて結婚させようとしてる感じがして、あまりちょっとハマりきらない。