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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】澪つくし(10)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

学校で掃除中もぼんやりしてしまうかをる(沢口靖子)を友人の由岐(高橋珠美子)がからかうので、けんかになってしまう。家に帰ってもふさぎこんでしまうかをるにるい(加賀まりこ)は声をかけるが、かをるは相手にしない。たまらず夜中に家を飛び出して、由岐の家を訪ねて謝り仲直りする。かをるの不在に、家ではるいとツエ(鷲尾真知子)が慌てる。由岐の家からの帰りに、雪に足を滑らせて転んだかをるに声をかけたのは…。

 

昭和2年1月23日。猛烈な寒波の中、久兵衛の正妻・千代が和歌山をたって銚子へ向かったのはこの日で、いくつか列車不通のところがあり、3日後に銚子に着いた。疲労困憊で担架で運ばれる千代。弟の英一郎も一緒に到着。

 

ハッキリと顔は映らなかったけど、千代役は岩本多代さん。お金持ちの奥様にはぴったり。私の中では80年代の大映ドラマのお母さん役が記憶にあるけど、最近見た古いドラマにもいくつか出演されてました。 

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↑こちらは謎めいた美女役。

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↑こちらは母親代わりの長女。 

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↑今年の8月中旬に亡くなられたのをつい最近知りました。

 

意地悪そうな感じはしないけど、どうかな? そもそも体が丈夫そうじゃないところが心配。元々体が丈夫じゃないから二号、三号作ったんじゃないだろうな?と邪推。

 

そういえばこたつのある古川家。今まで古い時代の朝ドラをいくつか見てきて、こたつってあまり見かけないなぁとふと思いました。火鉢に当たるかをるに対し、女中のツエががっつり炬燵に入ってるのが、古川家のおおらかさだね。

 

学校でぼんやりしていたかをるをからかう由岐と喧嘩になってしまった。みずえは試験に行ってたらしく不在。 なんというか、男性脚本家だと女性同士ってあんなにギャンギャンケンカするイメージがあるのかなぁ。昔のドラマを見ていても、嫁姑が大声でケンカするシーンがあってリアルじゃないなぁって思ってしまう。

 

「はね駒」は、りんが割と騒がしい性格ではあったけど、女学校時代とか姉妹でとかケンカの場面ってあったかなぁ? 女学生時代はお姉さま方が大人だったのと同級生たちや、妹のみつとはキャラが違い過ぎてケンカにならない感じだし。

 

かをるは「絶交しましょう、今日限り」と告げ、由岐は机に突っ伏して泣き出した。かをるも学校を出るときは泣いていた。ご飯も食べずに布団に入るかをるにるいが声をかけるが、「食べたくない」と拒絶。りんがこういう態度取ったら非難囂々なのが目に浮かぶな~。

 

かをるは家を抜け出して、由岐の家である三島薬局へ向かう。2階の窓を小石を投げるとかそういうことするのかと思えば、正面から「ごめんください。こんばんは」と声をかけた。

 

薬局なので、由岐の母親(?)は「どなたかご病気?」と出てきたけど、由岐も店に出てきたところで泣きながら謝るかをる。由岐も抱きつかれて泣いていた。確かにあまり演技はうまくないかもしれないけど、かをるが泣き出しそうな顔をしてる時は本当にかわいそうに思っちゃった。美人ってすごいね。

 

古川家ではかをるがいなくなったと大騒ぎ。かをるは由岐の部屋で語り合っていた。今頃になってお腹が空いてきたかをるに由岐は大きな今川焼を差し出し、半分に分けて食べ始めた。由岐は卒業後、会ったこともない歯医者と結婚することが決まっていて恋愛しているかをるをひがんでいたのだという。

 

ちらほら雪が降り始め、由岐の母から傘を借りて帰ったかをる。帰り道に石段で思いっきりこけたところに声をかけてきたのは惣吉だった。

 

”かをるの全身を電流のようなものが駆け抜けていった。夢にまで見た吉武惣吉との再会であった”

 

初対面の女学生の指を吸う、脱げた下駄をはかせてくれる…ロマンチックな出来事として描かれてるけど、ただしイケメンに限る案件じゃなくちょっと引くな…。