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【連続テレビ小説】はね駒(91)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

みそか、橘りん(斉藤由貴)の家族全員で、小野寺源造(渡辺謙)の用意した新築の家に引っ越していた。すると源造の両親と親戚の娘が名古屋から訪ねてくる。源造の母・いち(山田昌)の名古屋ことばは、りんややえ(樹木希林)には通じず、何かと橘家の人々と衝突しそうになる。兄・嘉助(柳沢慎吾)も来て年越しそばを食べながら新年を迎えるが、いちが予想外の話を切り出し、りんは驚く。

 

バタバタと大みそかの引っ越し。源造の両親、連れの娘も一緒についてきた。彌七がそばを打っていて、それを伸ばして切ってゆでるため、湯を沸かそうとするが薪がない。源造に尋ねるとガスが引いてあるという。

 

文明開化だな~。しかし、元栓開けてマッチで火をつけるという方法を初めて見たりんとやえは慣れずに軽く爆発させてしまう。

 

やえと源造の母のいちは言葉の違いもあってお互いの言ってることが分からない。「おしん」は山形出身のおしんと佐賀出身の竜三がお互い方言丸出しでしゃべってたし、すぐにお互いの方言になじんでたけど、現実はそうもいかないだろうな。

 

今はまだテレビがあって遠く離れた地域の方言もなんとなくわかるけど、テレビもラジオすらない時代ならなおさら。私ですら、上京して関西の人は東京来ても関西弁のままなんだ~と秘かに感心したり、電車の中で話されるお年寄りの東京弁に感動したりしてました。私の地元はお年寄りほど訛りがきついので、訛りのないお年寄りという存在が珍しく感じたのです。

 

しかし、私もですが東京で東北訛りの人に出会ったことはありません。というか、東北それぞれ訛りも違うので、仙台に住んでいた時もやっぱりみんな標準語をしゃべろうとしてました。それでも時々共通の言い回しがあって面白かったな。

 

除夜の鐘を聞きながら、年越しそばを食べ始めるが、いちは味が濃いと言い、お湯をたっぷりつぎ足す。東北人は味が濃くてみたいな描写は、いっぱい見てきたよ。

 

いちは、一緒に連れてきた娘・すみを源造の結婚相手として連れてきた。慌てる源造とびっくりするりん。波乱の幕開け。源造さんなら母親の言いなりにならないと信じてます!

 

そういえば、ちょっと前の話ですが、弘次郎とやえの長男は早くに亡くなり嘉助は次男という認識だったけど、みつが亡くなったとき、そんな話は全く出てこなかったので、弘次郎の兄のエピソードとごっちゃになってるのかと思い直しました。

 

しかし最近、掲示板やツイッターで、1~3話を見返したという方が、弘次郎とやえの子供は4人。長男の徳造は早くに亡くなったというのを見たので、私の記憶は間違ってなかったと一安心(しかし感想には書いてなかった)。

 

そして、いつも朝1回しか見てなかったけど、昨日はたまたま昼に見ることができて、キクさんの表情を見たけど、旦那様の帰りが遅く、りんを早く帰してやろう、というのは本心だと思えました。

 

前日に旦那様から帰りが遅くなると聞いて、じゃありんを早く帰してやろうと旦那様にも言ってしまったんじゃないかな。そしたら旦那様が良からぬことを考え、キクの予想に反して早く帰って来て「早く床につく」という言葉で旦那様の言うことを察し、言うとおりにせざるを得なくなったとか。キクさんは厳しいけどそう悪い人と思えなくて。