【ネタバレ】浅見光彦ミステリー3 佐渡伝説殺人事件

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1988年4月12日 NTV

 

あらすじ

ルポライター浅見光彦(水谷豊)は出版社の社長・塚原(ポール牧)と酒を飲み、帰宅途中に男の死体を発見する。その瞬間、何者かに麻酔薬をかがされ、意識を失い、気が付くと殺人容疑で逮捕されていた。死体の身元は会社役員の駒津。光彦は警察庁幹部の兄・陽一郎(高橋悦史)に頼んで釈放され、真相究明に乗り出す。数日後、駒津の大学時代の友人で大学教授の三輪の死体が佐渡で発見された。

 

 

おしんと仁が見たくてこのドラマを見ています。

 

先日、豪雨で録画出来てなかったのはこの話でした。

 

クラブに飲みに行って送ってもらった車から降りて歩いて帰っていた光彦は、道路脇に寝ていた人に声をかけた。その人は酔って寝ていたわけではなく頭から血を流して死んでいた。

 

光彦が介抱しようとしたのにハイヒールをはいた女性に後ろから殴られて、目を覚ますと殺人犯にされていた。

 

光彦を取り調べしている警察署の署長は荒井注さん。刑事局長の兄・陽一郎の名前が知られたことで、結局は釈放された。取り調べまで参加してくる母・雪江はモンペ気味?

 

雪江にとっても、陽一郎にとってもかわいい存在なんだねえ、光彦は。

 

殺された駒津の家に行き、妻子や駒津の友人の三輪から話を聞く。駒津のポケットには「願」と印刷されたハガキが入っていた。

 

駒津や三輪の友人であり、衆議院議員の谷田部にも会うがすげなく追い返された。

 

政経ブレーンという出版社社長・塚原(ポール牧さん)から依頼された仕事をこなすうち、三輪が佐渡の海府大橋の上から落ちて亡くなったを知る。三輪のポケットにも「願」のハガキが入っていた。

 

光彦が庭の池の鯉に餌をやっていると中西(「おしん」の波江さん!)がやって来た。光彦が警察沙汰になったことでお見合いを向こうから断られた。怒って預かっていたお見合い写真を返す雪江。こっちの世界でもおしんと波江はやっぱり仲が悪かった。

 

光彦の汚名をそそぐためか、雪江まで光彦が向かう佐渡についてきた。三輪が転落した橋の上に行くと女性がいた。タクシーに乗って走り去った女性を追いかけると、ふと見たバス停の名前が「願」だった。

 

どうでもいいけど光彦が何度も「がん」「がん」言ってたけど「がん」ではなく「ねがい」だったのかって、送り仮名なくても、「ねがい」だと思わない?

 

賽の河原でも先程の女性に出会った。そこは子供を亡くした人や水子を祭るところで30年ほど前(昭和32年)に行き倒れの女性と4歳の女の子がいた。

 

遊びに来ていた3人の大学生が見つけたというが、大学生も親子も誰の名前も分からなかった。

 

橋にいた女性は光彦達と同じホテルに泊まっており、光彦の近所に住む35歳の小林みち子という女性だった。ホテルの受付の人が「こちらです」と宿帳を見せたり、近所の人がペラペラ個人の情報をしゃべったり時代だね。

 

小林みち子は、殺された三輪が働いていた大学の図書館で司書をしていた。

 

駒津、三輪、谷田部の3人は大学時代、佐渡の賽の河原で行き倒れの親子に出会った。女の子にパンを与えたが、母親の着物から出た足に欲情した駒津が母親に襲いかかった(おい!下衆すぎる)。弱っていた母親は大きな声を出したが、そのまま亡くなってしまった。

 

小林みち子は、その時の女の子で復讐を始めたのではないか?と光彦は考えた。

 

谷田部にも「願」のハガキが届き、光彦にみち子に会わせてほしいと頼まれた。

 

佐渡から群馬の「金の鈴学園」に預けられたみち子だったが、3〜4ヶ月で大学生に引き取られていた。それは三輪だった。

 

えー! 三輪の葬式の時には奥様が…と言ってたけど、そんな若い男(あるいは若夫婦)に小さな女の子を預ける??

 

光彦が犯人と思ったみち子だが母親の死の真相を知らなかった(記憶から消した?)。どんな事情があったか聞かせてほしいと言われた光彦は、暴行されそうになったことは話さず、母親を見殺しにしたことを後悔しているだけだと言った。

 

佐渡の旅館の佐美屋に養子に出されていた政経ブレーンの塚原社長は賽の河原で大学生と親子を見ていた。塚原が誘い出して、光彦に酒を飲ませて駒津の遺体を発見させた。

 

塚原は事件を見ていたことを話し、谷田部から金を引き出していた。みち子の母親を襲って死なせたのは谷田部だった。

 

塚原は、みち子のふりをして駒津や三輪を殺した。光彦が調べた小林みち子が実在することを知り、それをまた谷田部を強請る材料にした。

 

佐渡金山で真相を話す塚原。警官達に協力を仰いでいたため、今回は犯人を取り逃すことはなく、警察官に取り囲まれて逮捕された。

 

1歳年上のみち子との結婚生活を妄想する光彦だった。(終)

 

駒津と三輪はとばっちりすぎる。駒津もまた塚原と同じように谷田部に取り入って会社でいいポジションにつけるようにしてたらしいけど、三輪はみち子を引き取って自分が働く大学の司書にしてやったのに。三輪は「願」のハガキをもらったときに、みち子に「復讐か?」と尋ねたので一番恐れていたのかもしれないけどそれにしたってさぁ。

 

三輪とみち子は親子という感じもなく、かと言って愛人でもなく不思議な関係だった。

 

雪江と陽一郎は仲良しの息のあった親子という感じ。光彦のやることに肯定的だし、陽一郎も自分の立場を利用して協力する。「みつひこ…」みたいな陽一郎さんの演技がたまらん!←見てる人しか分からないだろ!

 

2時間ドラマ独特の大仰な演技がないから余計見やすいのかも。2時間ドラマの演技ってやたら怒鳴ったり泣き叫んだり感情の起伏がやたら激しい印象。

 

火曜サスペンスのエンディングもまた懐かしや。そんなに見ていた覚えもないけど、杉山清貴さんの歌は知っていました。