公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
りん(斉藤由貴)が女学校の夏休みで3年ぶりに帰省した日、妹・みつ(小野ゆかり)の縁談の話を駐在の六波羅(田部謙三)がもちこんできた。今年のうちに話をまとめたいという。16歳のみつにつとまるか心配する母・やえ(樹木希林)。父・弘次郎(小林稔侍)は「順序が逆なのはよくない」と、りんが先に嫁ぐべきだと言いだす。りんは「私は嫁には行かない。女学校の先生になりたい」と初めて父に切り出すのだが…。
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みつの縁談相手は自作農の家で士族の血を入れたいということで六波羅が推薦した。みつはまんざらでもない様子。
弘次郎が「順番が逆なのはよくない」と言うが、りんは結婚するつもりはなく、女学校の先生になりたいと話す。しかし、弘次郎は「学問することは許したが、職業にすることは許さん」という。何のための学問? なつさんが学校を辞めさせられたらすぐ結婚させられると言ってたけど、せっかく学校に行って学んだことがなにも役に立たないって悲しい。
夜中の弘次郎とやえの話し合いの折に、りんがお土産で持って来た手作り食パンをそれぞれ1斤ずつかぶりついてるのが面白かった。どう食べていいかもわからないし、味もしないし…あまりセリフのないシーンなのに笑えてしまう。
「おしん」で道子の母がどこに出しても恥ずかしくない娘みたいなことを言ってたけど、言ってた割に…だったのに対し、みつは家事一通りこなせる娘になっていた。16歳ということはもう高等小学校は卒業して家事手伝いの状態かな?
ある日、父母が畑に行っているとき、皿を見せて欲しいと女性が訪ねてくる。「おしん」の銀山温泉のおかみさん。皿よりもみつの仕事ぶりを熱心に見ている様子にりんは不思議に思う。
後日、六波羅の話によると縁談相手の母が用事があるついでに寄ったと言うが、挨拶もなしに見ていたことにあまりいい印象を持たなかったりんがやえに言うと「何の役にも立たねぇただの女学生なんだから」とりんに意見するなと一蹴。やえさんは厳しいことも言える母親なんだよね。
縁談相手の母はえらく気に入って今すぐにでも嫁に欲しいと言ってたけど、みつは家事はできるけどおとなしい子なので、大きい農家では仕事も多いだろうしりんでなくても心配になります。