徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(209)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしん(田中裕子)は、たかが隣組の組長になったくらいで意気込んでいる竜三(並木史朗)の様子を見て、あきれていた。この人は、一体、どこまでこの時勢に迎合していくのだろうと思うと、ふと背筋に寒いものを覚えていた。昭和16年、田倉家では、仁と希望(のぞみ)がそろって中学校へ進学した。戦時色が強くなるなかで、まだものに不自由していない田倉家には、戦争の厳しさは遠いものであった。

 

 

このあらすじ読むとドラマでは語られなかったことの補足みたいな感じがする。ドラマの中で仁と希望が中学校へ進学したなんて言ったっけ? だって今日はあらすじとは違ってドラマ観て驚くことばっかりだった。

 

庄治あんちゃん来訪、俊作あんちゃんが回想で登場とレアな回だったなー。

 

庄治あんちゃんが一人で訪ねてきた。それまでもいろいろおしんの方から贈り物などしてたらしい。いやー、おしんすごいわ。両親がすでに亡くなった今となっては絶対庄治とは縁切りたいもん。あんなに数々の仕打ち受けても、にこやかに迎えられるのがすごいよ。で、また貧乏小作の愚痴聞かされてよー、もー、ほんとやだ。庄治あんちゃんより他の兄弟どうした?

 

雄と同じ歳の庄治の息子が少年航空兵となり、福岡にいるので会いに行った帰りにおしんの家に寄ったらしい。高等小学校卒業後、志願して飛行兵になりたかったけど、結局飛行機乗りではなく整備兵になったらしい。未来人から見れば、整備兵でいいんだよーって思うけど、それでも庄治は最後のつもりで会いに行った。

 

帰ってきた竜三は、家でもてなすのではなく食事へ行こうと外へ連れ出す。竜三はおしんの実家に行ったことがないから、庄治とは初対面なんだよね。しかし、お金持ちだなーっ。近所で噂されちゃうよ。酔っぱらった庄治をおぶって帰ってくる竜三は、おしんに失礼がなければお金を包んでやれとまで言ってくれる。ホントにホントに竜三のおしんの家族に対する対応はすごすぎる。あんなに妻の家族に優しい人っていないんじゃない??

 

庄治はすごい荷物を持たされて帰っていった。ありゃーすごいよ。多分竜三と同世代(40歳過ぎくらい?)の男性としても重すぎる。

 

昭和16年の12月8日。雄も冬休みで帰ってきた。おしんは雄に俊作あんちゃんからもらった与謝野晶子の本を手渡す。ここで珍しい俊作の回想シーンが入り込む。熱心に本を読んではいたけど、雄はすっかり軍国少年になっていた。