公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
昭和6年の春、祖父母と母親の加代を失った希望(のぞみ)を引き取ったおしん(田中裕子)は、8才の長男・雄(ゆう)と1才半の次男・仁、そして仁と同じ年の希望と、3人の男の子の母親になった。相変わらずの不景気の中で、おしんと竜三(並木史朗)は、3人の子どものために、以前にもまして商売に精を出すのだった。昭和6年の9月、満洲事変が勃発した。そのとき、おしんは、31歳になっていた。
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竜三が特別軍国主義の人ではないんだけど、雄も関心を持って竜三の分かりやすい満州事変講座を聞いている。おしんは子供同士の戦争ごっこでさえ、必死に止めてるのはちょっと過保護かも? だけど小さい頃の俊作あんちゃんとの出会いによって、反戦主義を植え付けられているから、戦争ムードになった世の中が嫌だと思っている。
ここでちょっと竜三の世事に流されやすい面が出てるのかなー。でもたいていの人はあの時代そうじゃないのかな。おしんくらい強く反戦主義を持ってる人はそういないと思う。雄が男の子にしては優しすぎるというのも竜三に似たんじゃないの?
世間は不穏ムードだけど今日は夫婦のほのぼのしたシーンが多くてよかったわぁ。お清が見たら怒りそうだけど、竜三が仁、おしんが希望をおぶって商売。どちらも農家の生まれだけどどちらも畑仕事嫌いないんだよなぁと思うとちょっと面白かった。竜三は決して商才のあるタイプではないけど、コツコツ地味な作業をするのも苦痛なタイプなのかなと思う。客前に出る仕事があってるんだろうねぇ。
だから東京で羅紗問屋を閉めた後、一時勤め人をしてたことがあったけど、そっちの方が竜三には合ってたと思うんだけどなぁ。拡大路線で大損したけど、あの時だっておしんが一緒の仕事がしたいって引っ張り込んだようなものだし、大五郎がお金を出したのもあるし、竜三だけが悪いわけじゃないと今でも思ってます。
帳面つけは竜三の仕事で、おしんは仕込み担当かな。二人も小さな子供がいるから子守雇うか?という話になるが、竜様は、子供の世話は自分も手伝うから、それより、冷蔵庫と自転車を買おうという話になる。ホント好きだなぁ、そういうところ。雄と自転車に乗る練習してるのもかわいい。
そんなとき、ひささんがやってきて、浩太がやってきて特高に追われて疲れてるから、足を洗うようにおしんに説得してくれと頼み込む。やめてくれー、幸せに暮らしてるんだからおしんを巻き込まないでー!! 大恩のあるひささんの頼みは断りづらいけどさ、浩太が出てくるだけでもやだー。