徒然好きなもの

ドラマの感想など

ゲゲゲの女房(74)(75)「初めての里帰り」 

 

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

(74)「初めての里帰り」 

布美枝(松下奈緒)は、かつて「少年戦記の会」の騒ぎで茂(向井理)を振り回した富田(うじきつよし)と、「こみち書房」で偶然に再会する。富田は、茂にもう一度会いたいとの思いから、村井家を訪ねようとするところだった。経営していた出版社が倒産して以来、富田は小さな印刷会社で製本の作業員をして暮らしていた。わずかな額の金を茂に渡して去っていく富田。布美枝は藍子とともに、初めての里帰りに出発する。

 

(75)「初めての里帰り」 

結婚から3年ぶりに、布美枝(松下奈緒)は藍子を連れて、安来の実家に帰ってきた。父・源兵衛(大杉漣)をはじめ、大家族の飯田家は昔と変わらない、にぎやかさだった。弟の貴司(星野源)には、縁談が持ち上がっていた。源兵衛が実家の酒屋のほかに、新しく2軒目の店をだす計画で、それを貴司に継がせるつもりでいることを布美枝は知る。布美枝は、町内の洋食屋で貴司と見知らぬ女性が連れ立って入ってくるのに出くわす。

 

 

昨日、貧乏続きであんまり辛いから今は見るのやめて「ゲゲゲの鬼太郎」がアニメ化されたら見ることにする、という感想を見かけて、もったいないなーって思う。貧乏が辛いと言い続ける人って結局このドラマにあまりハマってないってことなんだよねぇ。そんなに無理して見ることないのに。

 

そういう人を逃すまいとこれから成功するから!って連呼する人すらうざく感じるようになってしまった。先の展開を知りたくない人にもその言葉は目に入ってしまうわけで。私は成功するしないにかかわらず初見からこの二人が好きで見てただけです。

 

里帰り、といえど火曜日回はまだ調布で貸本屋で偶然出会った富田を家に招く。今は印刷所の作業員として働く富田がわずかばかりでもお金を返しに来てくれた。貸本屋が調子のいいときは漫画を金儲けの道具としか見られなくなってしまったが、今でも漫画が好きだという。

 

そういえば富田も、こみち書房で居合わせた「不良図書から子供を守る会」の人たち、思ったより出てた。記憶から抹殺してたのかこんなに度々登場してたんだと改めて。自分の子供には読ませない、でいいじゃないの、もう。

 

布美枝は富田の上着を繕い、手が荒れてることを心配する。このさりげなさがいいなー。

 

家の心配をしながら、実家へ向かう布美枝と藍子。実家は前と変わらず歓迎してくれ、笑顔もごちそうもいっぱい。弟の貴司に縁談と、新しく酒屋を作って、その店を任せる計画を父は考えていた。

 

布美枝さんの兄弟はおとなしい性格の布美枝と貴司が実家の酒屋の手伝いをし、他はアキ姉ちゃん、ユキ姉ちゃんも結婚前は先生してたし、兄も先生なんだよねー。長男だけど酒屋じゃなく他に職業を持たせるのが、源兵衛さんの考えだったのか。おばばや源兵衛さん自体はあまり学歴がなかったそうだけど、子供たちには教育熱心だったのが素晴らしい。

 

地元で久々に千代ちゃんに会って、東京に出てきた千代ちゃんに家があまりぼろくて見せられなかったみたいなことを言ったとき、千代ちゃんが、旦那さんの機嫌を取る苦労よりお金の苦労の方がマシ、みたいなことを言ってたけど、「おしん」見てるとホントそうだよなーと思う。

 

千代ちゃんと再会した喫茶店で貴司と鉢合わせ。修羅場を目撃!なのに、ここから月曜日までお預け。11月にはまた相撲があるけど、それまではきっかり放送してほしいものです。間が空くから余計貧乏が長く思えてしまうのかも?